クレア「よろしくね。」
カミト「よろしく。」
クレア「それにしても大城、投稿遅れるの癖になってないかしら?」
大城「癖になりかけ……なってるような気がします。」
カミト「直していかないとダメだろ。」
大城「分かっているんですがどうも創作意欲がわかないんですよね」
カミト「作者として致命傷じゃねぇか!!」
クレア「諦めなさいカミト、大城はそういう人物よ。」
大城「ぐうの音の出ずに、読者の皆様、投稿遅れて申し訳ありませんでした。それでは注意事項です。」
※ 誤字・脱字、読み難い所の存在、キャラ崩壊など
カミト「これらが大丈夫な読者の皆様は」
クレア「楽しんで読んでください。」
~~ 雷side ~~
ファーレンガルト領を出た俺たちは領を出る前に街で暁の聞き込みをしていた。
その時に暁から「ここから近い街を教えてくれ」と聞かれた人物に話を聞くことができていた。
雷「間に合うと思うか?」
ドラグノフ「私たちがファーレンガルトの領を出てすでに数日が経っている。まあ、普通に考えれば暁に追いつくことは不可能だろうな。」
ミレイ*1「でも、諦めたりしないわよね?」
雷「当たり前だ。こちとら言いたいことが山積みなんだ。それに……」
俺は途中で言うのを止めてキル姫たちを見た。
そして言葉を続ける。
雷「アイツには目を覚ましてもらわないと」
ドラグノフ「確かにそうだな。」
俺とドラグノフは後ろに視線を送った。
ティルフィング達はやはりどこか上の空だった。
クレア「やっぱり一夜明けただけじゃダメよね。」
リンスレット「キル姫の皆さんを見ていて心苦しくなりますわ。」
エリス「だな。」
カミト「早く暁に追いつかないとな。」
フィアナ「そうね。……見えてきたわよ。あの街じゃないかしら?」
俺達は聞き込みで得た情報の街が見えた。
雷「やっと見えたな。」
ドラグノフ「あの街でも情報を集めるのだろ?」
雷「当然。」
ムイ*2「ここでは検問があるみたいだな」
俺達が門の近くまで来ると1人の兵士が止めてきた。
兵士C「止まれ!! お前たち何者だ!?」
カミト「俺たちはアレイシア精霊学院から来た。これがその証だ。」
ここに来るまでにも何度か見せてきたグレイワース学院長特製の生徒証のようなモノと異族に関する依頼書をカミトは見せた。
生徒証のようなモノには暁、俺、カミト、クレア、リンスレット、フィアナ、エリス、エストがアレイシア精霊学院の生徒であることが書かれ、書かれていない者たちは暁又は俺の精霊である。と書かれてある。それと本人の印も付けられている。
兵士C「こ、これは失礼いたしました!! アレイシア精霊学院から来られたのですね。」
カミト「別に謝らなくていいよ。あんたは仕事をしているんだから」
兵士C「そう言っていただけて嬉しいです。少し待ってください。領主に確認を取ります。」
カミト「わかった。」
雷「どうだった?」
カミト「領主に確認取るって」
クレア「それじゃあ少しかかりそうね。」
ドラグノフ「・・・・・」
雷「どうしたんだドラグノフ?」
ドラグノフ「少し前にここで戦闘があったみたいだ。」
エリス「本当なのか!?」
ドラグノフ「ああ、ほんのわずかだが異族を倒した時に出る灰が残っている。」
リンスレット「だとすると、ここで異族と戦闘があったってことですわね。」
カミト「なら、兵士が戻ってきたら聞いてみよう。」
クレア「そうね。」
それから5分程度して、確認を取っていた兵士がが戻ってきた。
兵士C「確認取れました。通ってもらって大丈夫です。」
カミト「そうか、ありがとう。」
兵士C「いえ、それと領主様が皆様にお会いしたいとの事なのですが・・・」
カミト「どうする?」
雷「聞きたいことがあるからな応じるべきだと思う。」
ドラグノフ「雷の意見に賛成だな。領主というなら暁の情報を持っているかもしれない。」
カミト「そうだな。そのお誘いお受けします。」
兵士C「私は仕事があるため他の者が領主の家まで案内しますね。」
俺達はこの兵士とは別の兵士に案内され現在領主さんの屋敷の目の前まで来ていた。
雷「これ、屋敷ってレベルじゃねぇだろ・・・」
兵士A「ハッハッハ、暁と同じ事言う奴がいるとはな」
全員『!!』
雷「暁を知ってるのか!?」
兵士A「知ってるも何もこの街を救ってくれたのは彼だよ。」
カミト「救ったって?」
領主「それは私から話そう。」
兵士A「領主様!!」
この街の領主が話に入ってきた
雷「暁がここを救ったって本当ですか?」
領主「間違いない。君たちは彼の仲間、でいいんだね?」
カミト「はい。」
そこから俺たちは領首と兵士Aから暁がこの街を助けた話を聞いた。
その後、暁と俺たちの関係を簡潔に説明した。
雷「ここに立ち寄った後だったか………」
ティルフィング「あの教えてください!! マスターは、暁は今どこに?!」
ティルフィングは暁の事が本当に心配なのだろう。
領主に暁の所在を聞いた。
領主「現在の所在については分からないが、彼はどうやらオルデシア帝国を目指しているみたいだ。どの方角に行けば着くのか、出ていく前の日に聞かれたよ。」
ティルフィング「そう……ですか……。」
領主「力になれずすまない。君たちが来ることを知っていれば引き留めていたのだが」
ティルフィング「いえ、謝らないでください。それに引き留めていてもマスターならきっと勝手に出ていきますから。」
少しの沈黙が訪れた。
兵士A「そういえば、えっと……ティルフィング……さん?」
ティルフィング「何でしょうか?」
兵士A「君は双子だったりしないか?」
ティルフィング「? いえ、私は1人ですが?」
兵士からの質問の意図がティルフィングはどういう意味か分からなかった。
だが兵士の続きの言葉で俺達は暁が居たことに次いでさらに驚くこととなる。
兵士A「そうか。」
ティルフィング「どうしてそのようなことを?」
兵士A「この街を出ていくとき、暁君の様子が来た時と変わっていたのと君に似た少女を連れていたんだよ。それが気になってね。変なことを聞いた忘れてくれ。」
領主「それで君たちはこれからどうするんだい?」
領主に尋ねられ空を見上げると日はすでに傾き始めていた。
雷「今から急いで向かっても追いつく可能性は低いしなぁ。」
ドラグノフ「とりあえずはこの街で一泊でいいのではないか?」
カミト「ここに暁が立ち寄っていることがわかったんだ。もしかしたら他にもアイツの情報が手に入るかもしれない。」
雷「それもそうだな。というわけで俺達はこのままここの宿を取ります。」
領主「それなら皆さん私の屋敷に泊まっていってください。暁君の仲間ということなら私の妻も子供たちも喜んで迎えてくれるでしょうし。」
雷「それはこちらとしても嬉しいのですがいいのですか?」
領主「ええ。」
というわけで俺達は領主さんの善意で屋敷に泊めてもらうことにした。
夕飯までの間、皆バラバラに行動した。
俺はというとこの街の住民たちに
皆言うことはほとんどが「アイツが優しくいい奴」ということばかりだった。俺達に怒りをぶつけたときのアイツではなく、いつもの自分のことより他人を優先するアイツとなっていた。
だが聞いた数人の中にこの街を離れる早朝にアイツの姿を見たという人がいて、その人たちが言うにはその時のアイツは「優しい感じはなく、大切なモノをなくしたような冷たさを感じた。」そうも言っていた。
俺はこのことを考えながら屋敷に戻った。
ドラグノフ「戻ったのだな。」
雷「ああ、ただいま。」
ドラグノフ「どうしたのだ?」
雷「ん?何が?」
ドラグノフ「いや、考えているように見えたのでな。」
雷「お前にはかなわないな。」
ドラグノフ「私だけではないが銃姫というものは観察眼や視力はお前たちよりも優れているからな。それで、暁について何を悩んでいる。」
雷「実はな………」
俺はドラグノフに聞いてきた話を全て話した。
ドラグノフ「一晩明けただけでそこまで雰囲気が変わるのか?それに兵士Aが言っていたもう一人のティルフィング、何か関係がありそうだな。」
雷「俺もそう思っていたんだ。」
2人で考えているとフィアナがやってきた。
フィアナ「あ、いた。2人とも夕飯の準備ができたそうよ。」
雷「わかったよ。今考えてもしょうがないか。飯に行くか」
ドラグノフ「そうだな。」
飯の最中に暁の話を領主の奥さんとその子供たちから聞いた。
内容はやっぱりいつもの優しいときのアイツの話だった。
飯や風呂などが終わった俺達は明日に向けて眠った。
朝日が昇り始めたばかりでまだ少し空が暗いころ、俺達は出発の準備をしていた。
雷「こんなもんかな。他の皆は……大丈夫そうだな。」
ドラグノフ「うむ。」
カミト「大丈夫だ。」
ティルフィング「私たちも大丈夫です。皆さんご心配をおかけしました。」
クレア「本当に大丈夫なの?」
ティルフィング「本音を言えばまだ少し心の整理はついていませんが、これ以上下を向いているとマスターに何かしら言われかねないので。」
リンスレット「確かに、暁さんなら何か言いそうですわね。「湿っぽいのは嫌いだ」とか。」
エリス「ありえそうだな。」
ティルフィング「そういうことですので、私達キル姫はもう大丈夫です。」
確かにティルフィングの言う通り、キル姫皆の顔つきがいつも通りに戻っていた。
雷「それじゃあ、そろそろ出発するか。」
俺達が屋敷を出ようと玄関まで行くとそこにはすでに領主さんとその奥さんに子供たちが集まっていた。どうやら見送ってくれるようだ。
領主「もう出発するのだな。」
雷「ええ、一刻も早く向かいたいので。」
奥様「もっとお話ししたかったですわ。」
カミト「そのうちまたふらっと立ち寄りますよ。」
男の子「お別れなの?」
女の子「また会えますか?」
クレア「きっとまた会えるわ。」
俺達は挨拶を済ませ、屋敷を出た。
そして風魔法で空を飛び、オルデシア帝国に向かった。
四日ほどかけて俺達はようやくオルデシア帝国に着いた。
雷「結構しんどいな。」
エリス「風魔法は私の得意分野なのにお前が初日以外私達含めて飛び続けるからだろ。」
雷「前線でドンパチやってるエリスには少しでも体力の消耗を減らしていてほしいと思ってな。」
エリス「その心遣いには感謝するがそれをして君に倒れらでもしたら結局意味がないだろう。」
雷「それを言われると痛いです。」
クレア「そこまでにして頂戴。これからどうするか話したいのだけれど?」
クレアの言うことは最もだ。
帝国領土内に入れても今はやることがない。
皆のようにフィアナも家族のもとにすぐに向かうかと思えばどこか暗くなっているように見える。家族に会いに行かなくていいのか聞こうかとも思ったがあまりこういうのに踏み込まない方がいいような気がした。
雷「さてどうしたものかな?」
ドラグノフ「それにしても四日掛けてここまで来たがその割に立ち寄った町や村は異族との戦闘がほぼほぼなかったな。あっても数十体出てくるだけだったし」
雷「そういえばそうだな。」
クレア「暁が倒してたんじゃないの?」
ドラグノフ「その割には暁の話が出なかったのはおかしい。」
リンスレット「ただ誰にも言わないでくれって頼んだのでは?」
カミト「全員が全員それを言われているとは思えないな。」
エリス「う~む、では単に運が良かっただけということか?」
雷「そうだといいな。そうだと……」(どうも変な感じがして落ち着かない)
ドラグノフ(雷は何か感じ取っている感じか、それが吉と出るか凶と出るか………)
雷「それにしても腹減ったなぁ~。」
クレア「アンタねぇ~」
カミト「まあ確かにそろそろ昼時だろうしいいころじゃないか?」
フィアナ「それなら私がいいお店を案内するわ。」
雷「飯食えりゃあそれでよし。」
ドラグノフ「流石に感謝をしろよ。」
雷「感謝はしているさ。」
俺達はフィアナを先頭にフィアナのおすすめのお店に向かっていた。
ドン
フィアナ「きゃっ!」
フィアナが人とぶつかりよろけた。
雷「おっと。」
偶然その隣を歩いていた俺が受け止める形となった。
雷「大丈夫か?」
フィアナ「ッ!! ええ大丈夫よ。ありがとう。////」
この時フィアナの顔が少し赤くなっていた。
だが雷がそのことに気づくことはなかった。
雷「そうか。にしてもぶつかったやつ謝罪なしで行っちまったな。」
エリス「話を付けてこようか!!」
フィアナ「別に私は大丈夫なのだからそこまでしなくていいわよ。」
リンスレット「それにしてもこの人込みの中よくもまぁフードを深くかぶって歩けますわね。」
クレア「さっきの人どこかで会った気が………」
カミト「どうしたんだクレア?」
クレア「いえなんでもないわ。」
フィアナ「それよりお目当てのお店はすぐそこよ。」
フィアナがそう言ったときリン*3があることに気付く
リン「ティルフィング達、キル姫の皆は?」
いつの間にかキル姫の皆が居なくなってしまっていた。
~~ 雷side out ~~
~~ キル姫達 side ~~
現在キル姫達はフィアナとぶつかった人物を追っていた。
ティルフィング(あの感じ間違えるはずがない!!)「マスター………」
キル姫達が追いかけていた人物は人気の無い路地裏へと消えていった。
ティルフィング「これは」
マサムネ「間違いなく誘っておるな。」
ロンギヌス「で、でもここまで来て戻るわけには」
パラシュ「そうだね。マスターにはどうして僕たちから距離を取っているのか教えてもらわなくちゃ。僕たちはそれを知る権利がある。」
アルテミス「ではいきましょうか。」
私達は路地裏へと入っていった。
そして私たちは驚いた。
そこにいたのは追っていた人物ともう1人──────
ティルフィング「黒い………私……!?」
そう、そこにいたのはもう一人の私だった。
グリード「お客様のようですよマスター。」
もう1人の私がそう言うと追っていた人物がフードを取りこちらを向いた。
暁「着けていた来たのか。それで何用だ?」
ティルフィング「アナタはマスター……なんですよね……?」
問いかけてきた人物は確かに私達のマスターで間違いないはずなのに何故か別の人物だと思った。正確には、そう思わせるほど冷たい感じを漂わせていた。
暁「この1週間とちょっとの間で俺の顔を忘れたのか?」
ティルフィング「そんなことはありません。ただ………」
暁「ただ、なんだ?」
ティルフィング「いえ、その………」
あまりにも感じが変わりすぎていて頭で考えていたことがすぐに真っ白になってしまう。
暁「はぁ~、もういい。特に用がないなら俺はもう行く。」
ティルフィング「待って下さい!! マスター戻って来てください!!」
ロンギヌス「私も
暁「それ
ロンギヌス「え?」
暁「俺はお前たちのもとに戻るつもりはさらさらない。」
アルテミス「・・・それは何故です?」
暁「俺が居るべき場所ではないと思ったからだ。」
パラシュ「マスター、それが君が僕たちから離れた理由ということでいいんだね?」
暁「そう捉えてもらって構わない。」
パラシュ「そうかい。」
フライクーゲル「マスターはどうしてもワタシたちのもとには帰ってこないの?」
暁「そうだ。」
ムラマサ「しゅ、主君!! わ、拙者はまだ主君から剣の事を何も教わっていません!!」
暁「お前が姉として慕っているマサムネから教わればいいじゃないか。俺に固執することは何もないはずだ。俺と出会う前はそうしてきたのだろう?」
ムラマサ「それは……そうですが、でも………!!」
マサムネ「そこまでだ。」
ムラマサ「姉上……」
ムラマサが何か言おうとしたがマサムネがそれを止めた。
マサムネ「主君はもう、拙者達の知る主君ではないのだな。」
暁「そうだ。優しい俺は
マスターは本当に変わってしまっていた。
今のマスターに誰がどんな言葉を掛けようがその言葉は届かない。
ティルフィング「皆さん、
ロンギヌス「ティルフィングさん!?」
アルテミス「何を言っているのですか!?」
マサムネ「いや、ティルフィングの言う通りだ。雷達と離れて結構経つ、今頃探し回っているだろう。それに今の主君にどんな言葉をかけても意味をなさない。」
アルテミス「そうかもしれませんが・・・」
マサムネ「主君、拙者達はこれで失礼する。」
暁「・・・・・ああ。」
そして私達はマスターに背を向け路地裏を出た。
ロンギヌスさんとムラマサさんはすでに泣いていた。
マサムネさんはムラマサさんを、パラシュさんはロンギヌスさんを抱き寄せていた。
フライクーゲルさんは泣くまではいかないものの、いつものテンションはなくなっていた。
アルテミスさんは悔しそうにしていた。
そして私は目頭が熱くなっていた。
理由はすぐに分かった。
いつも信頼して隣に立っていた人がもういないと分かってしまったから。
皆路地裏を出たところで立ち尽くしていた。
少ししてから智也さん達が私達を見つけて合流した。
~~ キル姫達side out ~~
暁「大城はどうなったんだ?」
カミト「アイツなら6月までに進みたい分が進まなかったとかで部屋で死んでる。」
クレア「確かに頑張ってはいたものね。」
リンスレット「でも途中で書くの止まっていたじゃない。」
エリス「流石に三回目の夜通しではネタが出なくなったのだろうな。」
フィアナ「その時大城の部屋から「考えていたネタが頭から消えたーー!! あぁぁぁーーーー!!」って聞こえてきたもの」
雷「アイツ・・・、ドンマイ。」
大城「(´・ω・`)」
暁「出てきて大丈夫なのかよ」
大城「続き書きに戻ります。」
雷「また、発狂すんなよ・・・」
大城「善処します。」
大城log out
クレア「流石にちょっと心配になって来るわね。」
フィアナ「とりあえず無事を祈りましょう。」
※ 感想がございましたらよろしくお願いします。