暁「よろしく。」
ティルフィング「よろしくお願いします。」
暁「俺ここに出るの久しぶりだわ。」
大城「どのタイミングで出すかめっちゃ悩みました。」
ティルフィング「その結果このタイミングがいいと?」
大城「ええ、シナリオ上では皆さんのもとに帰って来てますからね。」
暁「微妙に合理的なんだよな~。」
ティルフィング「忘れられて出れないよりはマシなんじゃないですか?」
暁「それもそうだな。さて、そろそろ注意事項に行こうか。」
ティルフィング「はい、マスター。」
暁「注意事項です。」
※ 誤字・脱字、読み難い所の存在、キャラ崩壊など
ティルフィング「これらが大丈夫な読者のみな皆様は楽しんで読んで下さい。」
~~ 雷side ~~
フィアナが結界を張ってくれたおかげで、ティルフィング達は暁と話ができている。
俺はフィアナの隣に立った。
雷「俺達の問題に手を貸してもらってありがとう。」
フィアナ「貴方達だけの問題ではないわ。私達は仲間なのよ?カミトくんやクレア達も今の言葉を聞いたらきっと同じことを言うに違いないわ。」
雷「それもそうだな。」
フィアナ「それより彼……、暁くんは戻って来てくれるかしら?」
雷「大丈夫、戻って来るよ。アイツはアイツ自身が思っているより本当は強い、それに………」
フィアナ「それに?」
雷「アイツの隣には絶対に離れないパートナー達が付いているんだからな。」
フィアナ「そうね。」
俺とフィアナは暁達の方に目を向けた。
暁は皆が話をしているとき立ち尽くした状態でキル姫達の話を聞いていた、只々静かに。
そしてロンギヌスが話し終わると暁は口を開き話し出した。
話し出した暁は涙を流した。
泣く暁をティルフィングが抱き寄せ静寂の時が流れた。
それから数分して────────
暁が立ち上がった。
こちらからは暁の顔は見えないがティルフィング達キル姫の顔は見えている。
だからこそ、ティルフィング達の顔を見てすぐに分かった。
アイツが、暁が戻ってこれたのだと
雷「馬鹿が戻ってこれたみたいだ。」
フィアナ「ティルフィング達の顔が明るくなったわね。」
リン「成功してよかったね雷。」
雷「ああ、やっといつも通りに戦える!!」
フィアナ「ティルフィング達のもとへ行きましょう。」
俺達は暁達のもとへ駆け出した。
~~ 雷side out ~~
~~ 暁side ~~
悩み始めてからというもの余裕がなくなっていた俺は身体が重くて仕方がなかった。
でも今はどうだろうか、キル姫達の温もりに触れてからというもの身体が本当に軽くなった。
立ち上がった時にそれはすぐに分かった。
その後俺はキル姫達を見た。
みんな目頭に涙を浮かべていたが笑顔で出迎えてくれた。
だが俺はその笑顔に答える顔を向けられなかった。
だから俺はすぐに俯いてしまった。
ティルフィング「マスター、顔を上げてください。」
暁「だが俺は……」
ティルフィング「もういいんです。マスターが戻って来てくれただけで私達は嬉しいですから。」
ロンギヌス「そうですよマスター。いつもの真っ直ぐなマスターが私達は好きなんですから。」
暁「お前たちは優しすぎるんだよ。」
マサムネ「この優しさはお前譲りだと言っておこう。」
暁「そうなんだな。……遅くなったがただいま、みんな。」
キル姫達『お帰りなさい、マスター。』
雷「やっと戻って来たんだな暁。」
後ろから顔を合わせたいが合わせにくい奴が来た。
暁「あ、ああ。」
雷「どうしてこっちを向いてくれないんだ?」
暁「いや~、それは~」
雷「いいからこっちを向け」
後ろの友人にそう言われ振り向いた。
そこにはフィアナもいた。
雷「一発殴らせろ!と言いたいところだが状況が状況だそうも言ってられない」
暁「・・・・・。」
雷「もしお前が許してもらおうと考えているなら、戦闘でそれなりの戦いを見せてみろ。いつものお前に戻っているならそのぐらい簡単だろ?」
暁「雷……」
雷「あと…お帰り暁、俺の最高の友人よ。」
フィアナ「私を忘れないでほしいわ。」
暁「フィアナ……」
フィアナ「皆、暁くんの事本気で心配していたのよ。」
暁「・・・・・」
フィアナ「あなたの行動がこの子たちを不幸にしたのよ?」
フィアナの言葉に俺は言い返せなかった。
フィアナ「この子達はもういいと言っているけど私は納得していないのよ。というわけで、私から一つ条件を出させてもらうわ。暁くん」
暁「一体どんな条件を?」
フィアナ「そんな無理難題を出さないわ。ただ、今まで以上にこの子達を幸せにしてあげる。それが私が出すあなたを許す条件よ。」
暁「・・・、確かにそれぐらいしないと罪滅ぼしにはならないな。」
グリード「マスター」
暁「グリード」
グリード「どうやらあなたに孤独は似合わないようですね。」
暁「そのようだ。」
グリード「そして、どんなに突き放されても戻って来てくれると、信じ続けてくれる仲間もいる。貴方は本当に良い仲間を持っていましたね。」
暁「それに気付けたのはお前のおかげでもあるんだ。いつも一緒にいるとどうしてもそのことを忘れてしまう。忘れてはいけないのにな。」
話をしていると突然としてグリードの体が透け始める。
グリード「どうやら時間のようですね。」
暁「どういうことだ!?」
グリード「私はマスターの心が黒く染まった時にできた存在です。心が明るくなれば私の存在は勝手に消滅します。ただそれだけです。」
暁「お前………」
グリード「マスター、そんな存在の私が言うのもなんですが、とても楽しかったです。」
暁「お前には大事なことを思い出させてもらった、ありがとう。」
グリード「それでは私はこれで」
暁「ああ、本当にありがとう。」
グリードは消えてしまった。
消えるときの彼女の顔は暗い存在とは思えないくらいの笑顔だった。
グリードが消え感傷に浸っていると、あまり気にしていなかった傷が痛み始めよろけてしまう。
暁「おっと。」
雷「流石にその傷じゃあこれからの戦闘に支障が出るか。」
暁「これぐらいの傷で支障が出るわけ……」
ティルフィング「マスター」
暁「治癒に専念します。」
雷「フィアナ、この結界はあとどのくらいもつ?」
フィアナ「もう少しの間はもつけど、できるだけ魔力は残しておきたいわ。私のメインは治癒だからね。大事な時に傷ついた仲間を治せないなんてしたくないもの。」
雷「暁、治癒にはどれくらいかかるんだ?」
暁「小さいのは無視して大きいのだけ回復するからそこまで時間はかからないと思う。早くて5、6分ってところだな。」
雷「そうか。なあ暁回復が終わったらなんだけどさ」
暁「分かってる。俺も使うよ」
俺は2人のキル姫に声を掛けた。
暁「マサムネ、ムラマサ後でよろしく頼む。」
マサムネ「承知した。」
ムラマサ「承知いたしました。」
治癒に専念していた俺、予想よりも早く傷が癒えた。
暁「意外と早く治ったな。」
雷「なら始めてくれ。」
暁「そうだな。マサムネ、ムラマサ俺の手を」
マサムネとムラマサは俺の手を取った。
そして、俺は足元に魔法陣を展開した。
マサムネとムラマサは強く光りだす。光は次第におさまっていき両手には刀となったマサムネとムラマサを握っていた。
暁「久しぶりに使ったからうまくいくか心配だったぜ。」
雷「この力はお互いの信頼関係の強さで成功するかどうか決まるんだぞ。」
フィアナ「そうなの?」
雷「ああ、キル姫や銃姫と契約できたから使えるってものでもないんだ。お互いが本当の意味で信頼しあってようやく使いこなせるようになる。」
フィアナ「そういうことなら暁くんは本当にキル姫の皆に感謝しないとね。あんなことがあったのにその力が使えるだけ信じ続けていたんだもの。」
暁「そうだな。その信頼に応えないとな。そして、もう自分から手放さないと誓うよ。」
マサムネ「主君よ、その言葉しっかりと守ってもらうぞ。」
暁「もちろん。」
雷「そろそろ戦闘に戻るぞ。」
暁「いつでも。」
雷「フィアナ、結界の解除を頼む。」
フィアナ「分かったわ。3……、2……、1……、消えるわよ!!」
暁「ティルフィング、俺の背中はお前に任せた。」
ティルフィング「はい!!任せてください。」
フィアナの張った結界が消滅、それと同時に結界を攻撃していた大量の異族とちらほら見えていた魔精霊が襲い掛かってきた。
雷「暁、俺はこのままフィアナの護衛に入る。前衛戦闘はいつも通り任せてもいいよな?」
暁「もちろん。俺の背中はちゃんと頼もしいパートナーが守ってくれるからな。」
異族はゆっくりと迫って来るが、魔精霊の方は突進でこちらとの距離を一気に詰めてくる。
3体ほど俺の正面から突っ込んできた。
左手に持っているムラマサを右側に斬り下ろした。1体目は斬られ灰となり消えた。
2体目が追い打ちをかけて突進してくる。
タイミングを合わせて斬り下ろしたムラマサを左側に薙ぐ、2体目も1体目と同様灰となって消えた。だがまだ3体目がいる。1体目と2体目と同様、勢いそのままで突進をかましてくる。
これもタイミングを合わせて右手のマサムネを斬り上げる。これまた灰となって消え去る。
マサムネ「余裕だな。さっきまでの主君とは大違いだ。」
ムラマサ「主君、凄いです。拙者も精進しなくては」
暁「さっきまでは力任せに振り回すだけの、周りの事も全然気にせず目の前の敵だけを斬る、そういう戦い方をしていたからな。心が軽くなって冷静さを取り戻したらいつもの戦い方になるさ。お前達には本当に感謝している。信じ続けていてくれてありがとう。」
マサムネ「そういうことはここにいる敵を殲滅してから言ってほしいな。」
暁「違いねぇ。」
マサムネ「では主君、其方の力拙者らで大いに振るってくれ。」
暁「言われるまでもない。もとよりそのつもりだ。」
俺は三度戦闘に入った。
~~ 暁side out ~~
~~ 雷side ~~
暁が3体の魔精霊を呆気なく倒した。
フィアナはそれを見て驚いていた。
暁とティルフィング、パラシュ、ロンギヌスが前線を張ってくれているおかげで後衛組の俺、フィアナ、フライクーゲル、アルテミスは少し余裕をもって状況対処ができていた。
フィアナ「結構の速さあったはずなのにああもあっさりと」
雷「あれぐらい、俺達にとっては朝飯前だけどな。」
フィアナ「貴方達が敵じゃなくてよかったと、心から思ったわ。」
雷「俺達だって最初はそう思っていたんだぜ?」
フィアナ「どうして?」
雷「どうしてって、チーム・スカーレットの戦闘を目の前で見てきたから言えることだけどフィアナ達のチームワークって本当に息があっていて、相手にする側は対処しにくいんだぜ。」
フィアナ「そうなの?」
雷「ああ、一度アイツと話し合ったことだってあるぐらいだしな。」
フィアナ「その話し合いの結果、出た結論はどんなものだったの?」
雷「ゴリ押し。」
フィアナ「・・・・・」
俺の口から出た結論にフィアナは言葉をなくした。
雷(まあ、そうなりますよね。)
などと考えていたらアルテミスが話しかけてきた。
アルテミス「もう少し戦闘に集中してください。撃ち漏らしが目立ちます。」
雷「悪い、気を付ける。」(そうだ、今は戦闘の真っただ中、ちょっとしたミスで大怪我を負うかもしれない。いや、運が悪ければ・・・)
俺はそう思い気持ちを切り替えた。
俺達が戦闘を始めてすでに数十時間は経っているだろう。だが戦闘は激しさを増すばかりだった。
こんな状況で唯一喜べることと言えば街に被害がなさそうだということだった。
正直後ろの状況をしっかりと確認できる状況ではないため、チラチラと目を街に向ける程度だがこれといった被害を負った様子は確認できていない。
後ろで戦っている他の仲間達が奮戦してくれているおかげだろう。
雷(後ろを気にするのはもうやめよう。今は目の前の無造作に出てくる異族に集中しないとな。)
俺はアルテミスとフライクーゲルとともにフィアナを守りながら前線を張っている暁達を抜けてくる異族と魔精霊を対処し続けるのであった。
~~ 雷side out ~~
ティルフィング「マスター、大城さんを見かけませんでしたか?」
暁「いや、見てないぞ。」
雷「どうせ部屋で小説書いてるんだろうさ。」
クレア「ティルフィングが持ってるそれってホールのケーキよね?」
ティルフィング「そうですね。」
リンスレット「どうしてそのようなものを?」
ティルフィング「一日遅いですが大城さんの誕生日を祝おうかと思いまして」
暁「そういえば昨日がアイツの誕生日か」
雷「そういうことなら部屋から引っ張り出してくる。」
フィアナ「私も行くわ。」
引っ張り出された大城「皆さん集まってどうされたんですか?」
全員『大城、誕生日おめでとう!!』
エリス「昨日が大城の誕生日だそうだな。ティルフィングから聞いたぞ」
大城「・・・・・あっ、忘れてましたわ。」
クレア「本人が忘れてどうするのよ。」
大城「いや~。」
リンスレット「褒めてませんわよ。」
ドラグノフ「大城、昨日投稿しなかったのは誕生日だったからなんだな。」
大城「いえ、それはただ間に合わなかっただけです。」
全員『』ガタッ
大城「ああ、言い忘れてました。祝っていただきありがとうございます。」
暁「今回は部屋に戻らず楽しめよ?」
大城「そうですね。折角ケーキも用意してもらいましたし、そうさせてもらいますね。」
雷「さぁ、騒ぐぞ!!」
カミト「なんで雷が一番はしゃいでんだよ」
ドラグノフ「さあ~?」
この後、皆さんとケーキをおいしくいただきました。
※ 感想がございましたらよろしくお願いします。