精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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大城「どうも皆さん尺者です・・・作者です。今回のゲストです。暁と雷です。」

暁「よろしく」

雷「よろしく。」

暁「大城、お前噛んだだろ」

大城「何のことかさっぱり。」

雷「とぼけるな。」

大城「とぼけてなんかいません。」

暁「ちょっと後ろで話そうか。」

大城「お話しするのならせめて注意喚起してください。」

雷「何だこいつ。」

大城「というわけで注意事項です。」


※ 誤字・脱字、読み難い所の存在、キャラ崩壊など


暁・雷「「これらが大丈夫な読者の皆様は楽しんで読んで下さい。」」





第45話 領土防衛 partフィアナ ー中編ー

~ 暁side ~

 

戦闘に復帰してから1時間が経過する時、俺は少しでも戦力を増やすために彼女に手伝ってもらえるか交渉しようと考えた。

 

 

暁「ティルフィング、少しの間戦闘任せてもいいか?」

 

ティルフィング「それは構いませんが一体何を?」

 

暁「もう1人手伝ってくれそうな仲間を・・・ね。」

 

ティルフィング「わかりました。」

 

マサムネ「主君、拙者達はどうする?」

 

暁「ティルフィングとともに戦ってもらってもいいかな。」

 

マサムネ「承知した。ムラマサ!!」

 

ムラマサ「承知しております。主君の邪魔は絶対にさせません。」

 

 

俺はマサムネとムラマサを自由にさせて一旦雷達の元まで戻った。

 

 

雷「お前、何しに戻って来たんだ?」

 

暁「戦力を1人だが増やそうと思ってな」

 

フィアナ「あてがあるの?」

 

暁「ああ。」

 

 

俺はフィアナの問いに応えると、いつも腰に帯剣していた一本の剣に手を掛けた。

そしてそのまま剣に話しかける。

 

 

暁「起きてくれないか?」

 

 

話しかけた剣は光だし、人の形を形成した。

光が収まると眠たそうな少女がそこにはいた。

 

 

レーヴァテイン「やっと呼んでくれた。」

 

暁「何だ?呼ばれるのを待っていたのか?てっきり寝てるものかと」

 

レーヴァテイン「顔を合わせてからずっと起きてたし」

 

暁「そうだったのか。それにしても別に出てきたいときに出てくればよかったのに」

 

レーヴァテイン「そういう状況じゃなかったと思うけど?」

 

暁「・・・・・申し訳ありませんでした。」

 

レーヴァテイン「それで、戦闘に参加すればいいの?」

 

暁「ああ、だが無理強いはしない。」

 

レーヴァテイン「この状況で「無理強いしない」は意味をなさないと思うけど」

 

暁「そうだな、言い直すよ。レーヴァテイン、君の力を貸してくれ。」

 

レーヴァテイン「いいよマスター。契約、すぐに終わらせよ。」

 

暁「即決だな。」

 

レーヴァテイン「ちょっとした時間も惜しんでしょ?」

 

暁「そうだな。」

 

雷「話はまとまったのか?」

 

暁「ああ、こんな状況だがレーヴァテインと今から契約を結ぶ。」

 

雷「そうなるわな。守ってはやるが出来るだけ早めで頼むぜ。」

 

暁「分かってる。」

 

 

他の三人も協力してくれると言ってくれた。

 

俺はすぐにレーヴァテインとの契約を始めた。

発見してからここに来るまでずっと腰に帯剣していたおかげか魔力回路はすぐにレーヴァテインと繋がることができた。それでも5分程度は要した。

 

 

暁「これでOKのはずだ。」

 

レーヴァテイン「この前出てきたときより楽な感じがするわ。いけそう」

 

フィアナ「成功したみたいね」

 

雷「もういいだろ暁?」

 

暁「ああ。」

 

レーヴァテイン「メンドーだけど、戦闘に入るわ。」

 

暁「頼む。」

 

 

レーヴァテインは頷くと、異族との戦闘に加わった。

 

 

雷「なあ暁。」

 

 

ティルフィング達のもとに戻って再度戦闘に戻ろうとしたとき雷に呼び止められた。

 

 

暁「何だよ」

 

雷「この戦闘、どれぐらいで終わりを迎えると思う?」

 

暁「さ~な、だが一言いうならば()()はいつも通り無茶するしかないんじゃないか」

 

 

俺がそう言うと雷は鼻で笑って「違いねぇ。」そう言った。

その後俺はティルフィング達のもとに飛んで戻り、戦闘に参加した。

 

 

~ 暁side out ~

 

 

 

 

俺達が戦闘を始めてから二度目の月が昇りきっていた。

皆疲労の蓄積が限界まで来ていた。

 

前線で戦闘をしている中、少し後ろを確認した。

雷、アルテミス、フライクーゲルの3人はまだ余裕があるように見えた。だがどうやらフィアナの方はそうも言っていられないようだった。息は上がり、契約精霊であるゲオルギウスの召喚は難しくなっていた。

 

 

暁「これは流石に下げた方がいいな。」

 

ティルフィング「マスター、どうなされたのですか?」

 

暁「後ろが少し危ないと思ってな。」

 

ティルフィング「フィアナさんですね。」

 

暁「気づいていたのか。」

 

ティルフィング「ええ。それでどうされますか?」

 

暁「雷も気づいてるだろうけど一応言っておくか。」

 

マサムネ「では拙者達は異族の足止めに・・・」

 

暁「いや、少しずつ後ろに下がりながら雷達のもとに向かう。」

 

マサムネ「それはどうして?」

 

暁「フィアナがあの調子だと他の連中もこの調子じゃないかなと」

 

マサムネ「確認もかねて、というわけだな承知した。」

 

 

話がまとまると前衛で戦っている俺達は少しずつ雷達に向かって後退していった。

 

雷達のもとにたどり着くのに10分程度かかったが大きな問題なく後退できた。

 

 

雷「これはどういうことだ?」

 

暁「お前が守ってるお姫様がそろそろ限界だと思ってな。」

 

雷「後ろにも気をまわしていたとはな。」

 

暁「全体を見るのは戦闘の基本だからな。」

 

雷「少し前のお前に聞かせてやりたい言葉だな。」

 

暁「・・・・・大変申し訳ございませんでした。」

 

雷「とまあ、冗談はこのぐらいにして」

 

暁「・・・・・。」

 

雷「さっきから俺も下がらせようとはしてるんだけど、」

 

フィアナ「まだやれるわ……、ハァ…、ハァ…、」

 

雷「この調子なんだよ。」

 

ティルフィング「マスターと同じですね。」

 

リン「雷もそうね。」

 

暁・雷「「・・・・・。」」

 

マサムネ「主君、これからどうするのだ?当の本人は引くつもりはないようだが?」

 

暁「雷」

 

雷「ほいほい。失礼しますよ。」

 

 

俺が雷を呼ぶと雷は察したようにフィアナをお姫様抱っこした。

 

 

フィアナ「ええっ!/// 雷君!!///」

 

雷「ちょっとの間じっとしててくださいね。」

 

フィアナ「私まだやれるわ。だから下ろして!!」

 

雷「契約精霊がまともに召喚維持できないのにまだできるは信用ならない。今のような状況なら尚更だ。そのことに関してフィアナだってわからないわけじゃないだろう。」

 

フィアナ「でも!!」

 

雷「引きたくない気持ちは分からなくもない。」

 

フィアナ「それなら!!」

 

雷「でもな、仲間が目の前で死ぬのは見たくないんだよ。わかるだろ?」

 

フィアナ「そうね……」

 

暁「準備できたみたいだな。全員後退するぞ」

 

 

戦闘をしながら少しずつ後ろへと後退していく。

オルデシア帝国の城門の近くまで来るとそこで魔精霊と戦っているカミト達を視認できるようになった。カミト達もどうやらこちらに気付いたようで少しずつこちらに近づいてきた。

 

 

カミト「暁、お前、戻って来たんだな。」

 

暁「心配かけてすまなかった。」

 

カミト「ティルフィング達にはしっかり誤ったんだろうな?」

 

暁「ああ。」

 

クレア「正直、それだけで許せる話ではないかもしれないけれどティルフィング達がそれでいいと言ったのなら私からどうこう言うつもりはないわ。ただ・・・」

 

暁「ただ?」

 

クレア「次同じようなことをしてみなさい。その時は一瞬で消し炭にしてあげるから」

 

暁「肝に銘じておくよ。」

 

 

会話では悠長に話をしているように見えるが実際の所は口呼吸の回数がどんどん多くなってきていた。やはりと言っていいのかチーム・スカーレットのメンバーはフィアナと同じく息が上がりきっていた。カミトもエストを維持させるのは限界のようだ。

 

 

暁「・・・」

 

雷「暁、これは」

 

暁「分かってる。ティルフィング。」

 

ティルフィング「何でしょうか?」

 

暁「チーム・スカーレットを城門の中に突っ込んできてくれ。」

 

カミト「なっ!? 何を言って!!」

 

マサムネ「悪いが無理矢理でも連れて行かせてもらう。」

 

カミト「うおっ!」

 

 

カミトはマサムネが、クレアはムラマサが、リンスレットはアルテミスが、フィアナはレーヴァテインが、エリスはロンギヌスがそれぞれ担ぎ上げた。

 

 

クレア「待ちなさい!!私達はまだ戦えるわ!!」

 

雷「今の状態で戦っても足手まといにしかならねえよ。」

 

エリス「雷、それは聞き捨てならないぞ!!」

 

リンスレット「そうですわ!!そもそも私達を城門の中に連れて行くのにいったい何の理由があるというのですの?!」

 

暁「簡単な話だから教えない。」

 

クレア「暁、あんた!! きゃっ!!」

 

 

クレアが俺に対して何か文句を言おうとしたが、ムラマサはそれを無視してジャンプした。

他のキル姫達もジャンプしてチーム・スカーレットを城門の中へと連れて行った。

カミト達を連れて行ったキル姫達が戻ってくると、城門に魔法でロックをかけてカミト達を外に出られないようにした。

 

 

暁「手荒い方法で悪いな。お前たちは休んでくれ」

 

雷「本人達に言わないと意味がないだろ」

 

暁「この戦闘が終わったらそうするよ。」

 

雷「その時は俺も一緒に怒られよう。」

 

暁「すまない。」

 

雷「いいってことよ。それよりも・・・」

 

 

今までカミト達に狙いを向けていた魔精霊は一気にこちらへと狙いを変えてきた。

 

 

雷「いくら膨大な魔力がある俺達でもいずれは疲労という限界がくるぞ。」

 

暁「分かってるよそんなこと。」

 

 

俺達は身体強化魔法などを駆使して疲労の蓄積を最小限に抑えているだけであって、決して疲労をしていないわけではない。それはすでに体に現れ始めていた。剣を振る腕がいつもより少し重く感じていた。

 

 

暁(まる2日ぶっ通しでこの数を相手にしていたら流石にこうなるか)

 

ティルフィング「マスター、動きが鈍ってますが大丈夫ですか?」

 

暁「そういうお前たちもだろうに。」

 

マサムネ「ムラマサ!! 後ろだ!!」

 

 

突然、マサムネのムラマサを呼ぶ声が聞こえてきた。

 

 

ムラマサの背後に異族が忍び寄っていることに気付いたマサムネはムラマサに声を掛けるがこの激戦区の中だ届くはずもなく、マサムネは駆けつけようとするが異族と魔精霊の攻撃によって行く手を阻まれていた。

 

 

マサムネ「ムラマサ!!

 

ムラマサ「姉上……!? しまった!!」

 

 

マサムネの声を拾えたムラマサは自分の後ろに忍び寄っている異族に気付いた。

何とかの異族の攻撃を防いだが疲労のせいで力負けしていた。

 

 

暁「雷!! 援護射撃を頼む!!」

 

雷「急にそんなこと言われても、こっちもこっちで手一杯なんだが?」

 

暁「雑な射撃で構わない! 突っ走る俺の邪魔になりそうな敵を狙ってくれ。」

 

雷「ったく。どうなっても知らねぇぞ!!」

 

暁「とか言いながらもしっかり援護してくれるんだろ?」

 

雷「うるせぇ。合図は?!」

 

暁「俺が今戦ってる魔精霊が消滅したらそれが合図だ!!」

 

雷「はいよ。」

 

 

俺を食おうと口を開けて突っ込んできた魔精霊を後ろに向かって飛んで回避した。

 

 

暁「剣技!! Xブレイド!!」

 

 

技を当て魔精霊が消滅した。

それと同時に後ろから無数の銃弾が俺の横を通っていく。

 

 

雷「ほら、さっさと行け。」

 

暁「助かる。強化!! ストライクモード!!」

 

 

そう言うと青く光る魔力が俺の体を包み込んだ。

 

この力は速さに特化しているためムラマサのもとにものの数秒で到着、ムラマサと鍔ぜり状態だった異族を倒しムラマサを救うことに成功した。

 

 

ムラマサ「主君、かたじけない。わた、拙者が不甲斐ないばかりに……」

 

暁「今は反省会をしてる場合じゃない。それに俺はお前が不甲斐ないとは思わないぞ。」

 

ムラマサ「えっ?」

 

暁「前のお前ならここまで戦えてなかっただろうからな。」

 

ムラマサ「ですが」

 

暁「納得できていないなら、この戦闘を生き抜いてまた一緒に鍛錬でもしようや。」

 

 

俺は笑顔でムラマサの頭に手を置いた。

 

 

ムラマサ「はい!!」

 

 

ムラマサは頬を赤くしながら返事した。

 

 

暁「さっ、俺の背中はムラマサに預けた。」

 

ムラマサ「お任せを。主君の背中必ずや守って見せます!!」

 

 

それからすぐ、異変が起き始めた。

 

 

暁「ん? 何だ?」

 

 

どうも様子がおかしいと思った俺とムラマサは空を見上げた

 

すると

 

空が紅く染まり始めたのだった。

 

 

 

 




暁「大城のやつ、どうしたんだ?」

雷「どうしたとは?」

暁「部屋から出てきたのはいいが、目が死んでいるんだが」

クレア「そういえばそうね。」

リンスレット「どうされたのかしら?」

カミト「あー、やっぱりこうなったか~。」

エリス「カミトは何か知っているのか?」

カミト「知っている。」

フィアナ「教えてくれない」

カミト「期間過ぎてるから別にいいか」

暁「期間?それと大城の状況に関係あるのか?」

カミト「大いにあるぞ。今日は何月だ?」

クレア「七月ね。」

カミト「大城先月の六月に女性陣に来てもらいたい衣装があるって言ってただろ?」

雷「そのために六月の半ば必死こいて書いてたな。」

全員『あっ!』

カミト「気づいたみたいだな。そう、それに間に合わず書き上げることができなかったためああなってるってわけだ。」

クレア「定期的に書かないからこうなるのよ」

リンスレット「自業自得じゃないですの」

エリス「まったくもってその通りだな。」

フィアナ「それで、大城が私達に着せようとしてたのは一体何だったの?」

大城「気になります?」

カミト「うおっ!おま、いつの間に」

フィアナ「結構引っ張ていたものならないはずがないわ。」

大城「では教えますね。ウェディングドレスです。」

女性陣『・・・・・マジ?』

大城「おおマジです。ジューンブライド企画との一環としてストーリーに組み込もうと考えた結果間に合わず、この有様です。」

暁「ああ、何してんだか。」

女性陣『大城、後で裏に来てね。』

大城「どんな処罰も受けましょう。」

クレア「そうもすんなりと受け入れられたら・・・ねぇ。」

大城「こうなったら、水着回と夏祭り回は絶対入れます。」

リンスレット「本気で行ってますの?」

大城「水着回は半分諦めてます。書ける気がしないので」

フィアナ「その言い方だと夏祭り回は書くのね?」

大城「はい。」

エリス「今回のようにならないと言い切れるか?」

大城「保証できません!!」

女性陣『そこで堂々としない!!』

雷「ダメだこりゃ。」

暁「次も今回と同じになる気しかしないな」

雷・カミト「「うんうん。」」



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