暁「よろしく。」
雷「よろしくな。」
大城「早速ですが、一か月以上に間が空き申し訳ありません。」
暁「お前これさぁ~、六月と同じ状況なんだが今回も書くつもりでいるモノ書けないんじゃないか~」
大城「・・・・・。」
雷「だんまりは肯定と取るぞ?」
大城「な、何とかして見せます……。」
暁「女性陣の期待やばいからな」
雷「裏切るんじゃないぞ~」
大城「最善を尽くします。」
暁「さて、そろそろ注意事項に行こうか」
※ 誤字・脱字、読み難い所の存在、キャラ崩壊など
雷「これらが大丈夫な読者の皆様は楽しんでください。」
ムラマサを助けた後、異変はすぐに起こった。
いつもは明るい光を照らすはずの満月は紅くなり辺り一面を赤暗く染め上げた。
暁「何が始まるってんだ!?」
ムラマサ「主君、あれ。」
ムラマサが紅い満月を指さした。
そこには月光に照らされた翼の生えた人影があった。
人影が現れたと同時に異族の動きが止まり、魔精霊は勝手に消滅していった。
暁「おいおい、なんだよ……」
ムラマサ「天…使……?」
ティルフィング「マスター!!」
雷「暁!!」
皆が集まってきた。
雷「これは一体どうなってるんだ?」
暁「俺に聞かれても」
ドラグノフ「異族の動きが止まったのはあの人影が関係しているよな。」
ティルフィング「でしょうね。あれが現れてから現状況になりましたし。」
マサムネ「主君、味方だと思うか?」
暁「分からん。」
マサムネ「では、このまま何事もなく終わると思うか?」
暁「それは絶対にないと言い切れるだろうな。」
マサムネ「拙者も同じ意見だな。」
雷「どうやら動き出したみたいだぜ。」
雷に言われ喋っていた俺達は例の人影に視線を向ける。
正直最初に見て感じたことはあの人影は人間である俺達では相手にもならないだろうということ、だから俺個人としていや、仲間達も思っていることは味方であって欲しいという気持ちだったがこちらに向かってくる人影の言葉に俺達の願いは潰されるのだった。
???「私の名はラファエル。この世界に
全員『!!』
カミト「世界の初期化?」
リンスレット「どういう意味ですの?」
カミト達は門の上から身を乗り出すような形でこちらの様子を見ていたようだ。
そして、ラファエルと名乗った者の「世界の初期化」という単語にピンときていないようだった。
暁「ラファエルと言ったな。異族ってのはアンタが作ったものなのか?」
俺はカミト達にもよく聞こえる声でラファエルに問いただした。
クレア「どういうこと?」
エリス「暁の質問の意図が読めない。」
ラファエル「神である私に対してなんて聞き方。まぁいいでしょう、どのみち消えるのですから聞いて差し上げましょう」
カミト達は俺の質問に?を浮かべていたが、その他の仲間たちは俺の質問の意図を理解していた。
俺がラファエルに何故このような問いをしたのかというとこの戦場にいるすべての異族からラファエルとよく似た気配、いや同じと言ってしまって構わないような気配を感じ取っていたからだ。質問の意図を理解できている仲間たちも同じく感じ取っているだろう。
ラファエル「なぜそのようなことを聞くのですか?」
暁「アンタが現れる直前にこいつらの動きが止まったから。」
ラファエル「それだけですか?」
暁「もう一つある。この戦場にいる異族とアンタの気配があまりにも似すぎている。」
ラファエル「…………」
ラファエルは少しの間をおいてから俺の質問の答えを出した。
ラファエル「答えは、Yesです。」
ラファエルの回答に皆驚愕の表情を浮かべた。
クレア「一体何のためにそんなこと」
雷「世界の初期化……」
フィアナ「えっ?」
雷「異族はそれを成すための
ラファエル「半分正解で半分不正解です。」
雷「どういうことだ?」
ラファエル「もともと異族が作られた目的は貴方達人類が増え過ぎないよう調整するために作られたのですよ
。ですが暁と雷、外の世界から来た貴方達異物が現れてからこちら側の予定に支障が出た。そのため異族の目的を人類の調整から殲滅に変えたのですよ。」
暁「その話し方だとこの世界はアンタ達によって作られ、人類を管理しているみたいに聞こえたんだが?気のせいだよな?」
ラファエル「遠回しですがそう言っているのですよ。付け加えて言うのであれば暁、雷、貴方達の世界もそうなのですよ。」
暁・雷「「ッ!?」」
ラファエル「貴方達はこちらの世界に来る前、大量の異族を相手にしていたのではありませんか?自分達を虐げていた者達を逃がすために」
暁「ああ、そうだ。」
ラファエル「あの異族の襲撃は貴方達の世界の初期化の始まりなんですよ。貴方達をこの世界に飛ばした者の目的は分かりませんが、貴方達がいなくなった向こうの世界はもう終わりですね。」
暁「雷……」
雷「ああ……」
俺と雷はラファエルの言葉で冷静さを欠いた。
自分達の帰る
神たちの勝手な話で俺達が殺されなければいけないということ
そんな勝手な話があってたまるかと
ラファエル「さてそろそろ話はおしまいです。」
ラファエルがそう言うと、さっきまで止まっていた異族が動き出した。
ラファエル「大人しく、消えなさい。」
暁「断る!!」
異族を掻い潜りながらラファエルに斬りかかるが剣を掴まれそのまま投げ飛ばされた。
投げ飛ばされた俺はカミト達の居る門にぶつかった。
暁「カハッ!!」
ぶつかった衝撃で血の混じった胃液を吐き出す
ティルフィング「マスター!!」
雷「暁!! この野郎!!」
ラファエル「無駄です。」
雷の撃った弾も容易に交わされてしまう。
雷「当たれ!!」
何度も狙いを定めて撃つが当たる気配が一向に見えない
ドラグノフも雷に合わせてラファエルに発砲するもヒラリと交わされる
ドラグノフ「これもダメなのか」
ラファエル「いくら仕掛けてきても無駄だというのに」
ティルフィング「無駄かどうかは私達が決めます! はあぁーーーー!!」
ティルフィングが斬りかかるがラファエルの攻撃だろう突風によって飛ばされてしまう
ティルフィング「くっ!!」
異族の対処をしつつラファエルに攻撃を仕掛けるが命中することはなく、只々体力を消耗し続けた。その結果、皆息を切らし満身創痍になりつつあった。
ラファエル「愚かな者達ですね。力の差は歴然だというのに」
暁「それ、でも、」
ラファエル「ん?」
暁「この体が動き続ける限りは挑み続けてやる!!」
???「善き覚悟です。それでこそ我々キル姫のマスターです。」
その声は何処からともなく聞こえてきた
聞き覚えのある声の気もするが思い出せない。
ラファエル「何者ですか!」
ラファエルが声に対して反応すると俺達とラファエルとの間に光の柱が現れた
雷「何だ、敵の新手か!?」
暁(もしそうなら……)
雷の反応に全滅する事を考えていると光は強さを増した。
暁「のわっ!」
ラファエル「・・・・・。」
光の強さが徐々に弱まり、目を凝らすと光の中に人の姿が見えた。
それも一人や二人ではなかった。
次第に光は消えその中にいた人影は姿を現した。
ラファエル「!? まさか貴女達が出てくるとは思いませんでしたよ。エンシェントキラーズ」
ティルフィング「エンシェント……キラーズ……?」
???「マスターたちは一度下がって。ネス、マスター達の手当てを、終了次第戦闘に参加して」
ネス「了解しました。ラグナロク」
ラグナロク「ミネルヴァとフライシュッツはネスに付いて行って回復中のマスター達を襲う異族から守ってあげて」
ミネルヴァ「分かりました。」
フライシュッツ「やった~。ようやくマスターくんの近くに居れるよ~。」
ラグナロク「ダモクレスとグラーシーザは周りの異族の相手を」
ダモクレス「愛さえあれば殲滅しても問題ないよね。」
グラーシーザ「せいぎの名のもとにお前たちを片付けてやる!」
ラグナロク「エルキュールとスイハは私とともに神を相手するわよ。」
スイハ「お背中、お守りいたします。」
エルキュール「皆の希望を壊させたりはしない!」
ラグナロクと呼ばれた少女を中心に彼女たちは動き出す。
ネスと呼ばれた少女とミネルヴァと呼ばれた少女、フライシュッツと呼ばれた少女は俺達の方にやってきた。
ネス「動けますか?」
暁「あ、ああ、それぐらいは問題ない。それより君たちは味方っと判断していいのか?」
ミネルヴァ「その判断で間違いありません。」
ネス「皆さんの傷をまとめて癒しますので一か所に集めてもらえますか?」
暁「これぐらいの傷ならまだ戦える!」
ミネルヴァ「今は傷を治すことに専念してください。」
フライシュッツ「そうだよ。無理は禁物!」
暁「だが……」
ミネルヴァ「私達を信じてください。」
ミネルヴァの説得に考え込んでいると雷がこちらに来た。
雷「暁、今の俺達が戦闘に参加したところでこいつらの足を引っ張るだけだ。お前だってそれぐらいわかってるだろ?それにこいつらは全部を任せて戦うなって言ってるわけじゃねぇんだ。回復したら神とこいつらに俺達の本当の強さってのを見せつけてやろうぜ。」
雷はそう言って俺の前に握り拳を突き出してきた。
どうやら雷の方が冷静に状況判断で来ているようだった。
暁「お前に助けてもらってばかりだな。俺は」
雷「たまにはいいだろ?」
暁「違いねぇや。」
俺は突き出された拳に拳を軽くぶつけた。
暁「すまない。」
ミネルヴァ「いえ、信じてもらえるのならそれで結構です。」
フライシュッツ「うんうん、友情ってのはいいよね~。後でハグしてあげる。」
ミネルヴァ「ネス、皆さんの治癒任せましたよ。」
ネス「勿論です。」
俺達は言われた通り一度後ろに下がりネスの治癒を受けた。
驚くことに傷や疲労が瞬く間に回復していった。
ドラグノフ「これが彼女の力」
雷「他の皆もあの数の異族をどんどんと倒していく」
リン「皆見て、ラファエルが」
リンの声で皆がラファエルの戦闘に目を向ける。
その光景に俺達はさらに驚く。自分達では手も足も出なかった相手をラグナロク、スイハ、エルキュールの3人は確実に攻撃を通していた。
だが──────
ラファエル「流石はエンシェントキラーズですね。 ですが、」
ラグナロクたちが攻撃した場所に傷は見当たらなかった。
ロンギヌス「そんな!!」
ラファエル「誰であろうと神である私に傷をつけることはできないのですよ。」
ラファエルは余裕に笑みを浮かべ続け、ラグナロクたちも攻撃を続けた。
雷「なあ暁」
暁「ん?」
雷「本当に傷がつけられないと思うか?」
暁「さぁな。」
雷「さぁなってお前なぁ~」
暁「真面目な話、個々だけでは無理だろうな。」
ドラグノフ「では個々だけでなければいけるのか?」
俺と雷の話を聞いていたドラグノフが話に入ってきた。
暁「確証は何処にもないけどな。」(キリッ)
雷「相変わらずだな、おい!」
ドラグノフ「はっはっは、でも、確かにいつも私達は個々で戦うって事はしていないな。常に誰かに背中を預けて戦ってきた。」
ティルフィング「エンシェントキラーズの彼女達とも契約を結んではどうでしょうかマスター。彼女たちもマスターと契約すれば今よりも強くなれるでしょうし。」
ネス「傷はどうですか?」
俺達が話しているとネスが傷が治っているか確認してきた。
気が付けば体のあちこちにあった傷は無くなり、痛みや疲労も取れていた。
暁「問題ない。戦闘前の状態とほとんど変わらない。ありがとう」
ネス「構いません。それより先程私達と契約を結ぶと聞こえたのですが」
どうやらこちらの話が聞こえていたみたいだ
暁「そういう話をしていたからな」
ネス「なら一つ質問いいでしょうか。」
暁「おう。」
ネス「貴方と契約したとして本当にあれに勝てるのですか?」
暁「知らん!」
ネス「なっ!そんないい加減なことで」
雷「でもやってみる価値ってのはあると思うぜ。それに俺達は勝つつもりでいつも戦ってきたんだ。これからもそのつもりだがな。」
暁「そうだな。アイツが神であっても負けるつもりはない!」
ネス「………私だけでは判断しかねますのでラグナロクに話します。もしラグナロクが貴方との契約を望むのなら私もお願いします。」
暁「分かった。」
ネス「それでは私はラグナロクに合流しますので」
そう言ってネスはラグナロクの所に向かって行った。
それとは入れ違いでチーム・スカーレットが合流した。
暁「出てきたのか。」
カミト「当たり前だ。お前たちにだけ任せるつもりはない。」
雷「もう大丈夫なのか?」
フィアナ「当たり前よ!」
雷「本当か?まだ無理してるんじゃ・・・」
フィアナ「智也君は心配し過ぎなのよ。」
雷「そうか~」
フィアナ「そうよ。」
暁「イチャコラやめい。でも、傷の回復とか本当に大丈夫なんだな?」
クレア「アンタが無理やり休憩させるからね。充分回復できたわ」
リンスレット「それにこれ以上見ているだけなんてできませんわ!」
エリス「私も同じ意見だ!!」
カミト「暁、もう一度俺達を戦場に立たせてくれるよな?」
暁「自分が戦えるって思ったらそれでいいだろ。俺達は何時もそうやって戦ってきたはずだろうに。だから俺に聞く必要はこれぽっちもない!」
カミト「そういえばそうだな。」
暁「だろ?」
カミト「ああ!」
俺達はエンシェントキラーズと戦闘をしている異族とラファエルに向き直る。
雷「どうするよ暁?」
暁「どうしようか。」
雷「何も考えてないのかよ。」
ティルフィング「いつも通りですね。」
ドラグノフ「契約の話がどう転ぶかはわからないが、もし契約を結ぶのであれば暁を護りつつ時間稼ぎ、それまでは彼女達と共同戦線で各々異族とラファエルへ攻撃ではいいのではないか?」
カミト「俺はそれでいいと思う。」
クレア「問題なし。」
俺も含め残りの全員がドラグノフの意見に賛成し、動き出した。
クレア「大城、本当に大丈夫なのかしら?」
フィアナ「信じるしかないわ。」
リンスレット「一様ネタは考えているみたいですわよ。」
エリス「『考えるだけで書けるとは言っていない』とか言いそうだな」
ティルフィング「流石にそれは……ないとは言えませんね」
ドラグノフ「しかし我々はフィアナの言う通り信じることしかできないな。」
女性陣『・・・・・』
女性陣⦅今回もダメ(ね)(だろうな)(ですわね)(かしらね)(でしょうね)。⦆
~ 大城の部屋 ~
大城「へっくしょん!……?」
※ 感想がございましたらよろしくお願いします。