精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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大城「どうも皆さん作者です。今回のゲストはカミトとクレアさんです。」

カミト「よろしく。」

クレア「よろしくね。」

カミト「今回は出せたんだな。」

クレア「時間は過ぎているけどね。」

大城「そこは…不定期ですし…ね?」

クレア「はいはい。」

カミト「この調子は維持できそうなのか?」

大城「何とかしてみるつもりではいます。」

クレア「頑張んなさいよ。」

大城「はい。それでは、注意事項です。」


※ 誤字・脱字、キャラ崩壊、読みにくい所の存在など


カミト・クレア「「これらが大丈夫な読者の皆様は楽しんでください。」」




第48話 決着

ラグナロク達エンシェントキラーズとの契約に成功した俺は雷のもとへと向かった。

 

 

暁「待たせた。」

 

雷「意外と速かったな。」

 

暁「そっちの方がいいだろ?」

 

雷「だな。」

 

 

俺が雷と合流する時にはエンシェントキラーズ達はティルフィング達とともに神を相手にしていた。

 

 

暁「さて、そろそろ行きますか。」

 

雷「久しぶりに俺も前に出るわ。」

 

暁「お?珍しいな」

 

雷「久しぶりにお前の隣に立ちたくなったんだよ。神相手だそれくらいしないとだろ?」

 

暁「隣に立つのはいいが……遅れるなよ?」

 

雷「そっくりそのまま返すぜ。」

 

 

俺は刀を二本、雷はスナイパーライフルを創り出した。

 

 

雷「ドラグノフ、ムイ、シィ、援護射撃は任せた!」

 

ドラグノフ「任された。」

 

ムイ「了解」

 

シィ「任せて」

 

暁「準備は?」

 

雷「ばっちりだ。いつでも」

 

暁「それじゃあ頼むわ。」

 

 

雷はスコープを覗き込み、引き金に指を掛けた。

ラファエル、キル姫達、チーム・スカーレットが入り乱れる中、雷はタイミングを見つけ引き金を引いた。

 

 

パアァ────ン

 

 

銃声が鳴ると俺は走り出した。

弾丸は仲間たちの間をうまく抜けてラファエルの頬を掠めた。

 

 

雷「ちっ、掠めただけか。でも」

 

 

雷はライフルのマガジンに装填されている分を撃ち切るまで一発一発狙いを定めて撃ち放った。

弾切れを起こすころにはラファエルの至る所にかすり傷程度だが傷はできていた。

 

 

ラファエル「!!」

 

 

ラファエルは驚き、動きを止めた。

それも当然、傷をつけることができないと思っていたのに掠めた箇所には傷ができていたからだ。

 

 

ラファエル「神である私に傷!?」

 

ティルフィング「傷が!」

 

クレア「でも…」

 

 

その傷はすでに癒えていた。

 

 

リンスレット「そんな!」

 

ラファエル「傷を作ったことには素直に賛辞を送りましょう。ですが、それだけでは私には勝てないのですよ!」

 

暁「なら、防御が薄いであろう後ろに全力技を叩き込んだらどうなるんだろうな?」

 

ティルフィング「マスター!」

 

ラファエル「!? いつの間に私の後ろを!!」

 

暁「剣技、Xブレイド!!」

 

ラファエル「ぐっ!」

 

 

俺の技はラファエルの背中に大きな傷を作った。

傷はすぐに癒えるということはないが徐々に癒えている状態だった。

 

 

ラファエル「神である私にこのような傷を!!」

 

暁「やっぱりか」

 

ティルフィング「どういうことですかマスター?」

 

暁「簡単な話さ。ラファエルは単に固いだけじゃない。自己治癒能力が高いんだよ。ちょっとした傷なら傷ができていないように見えるぐらいにはな。そうだろ?神ラファエル」

 

ラファエル「よく見抜きましたね。」

 

 

ラファエルは傷が痛むのだろう顔をしかめながら答えた。

 

 

暁「最初は本当に勝てないと思ったさ。傷がつけられないんだからな」

 

ラファエル「ではなぜ見抜けたのですか?」

 

暁「あんたとエンシェントキラーズとの戦闘で不思議に思ったのからさ。俺達には力で捻じ伏せようとしていたのに彼女達には攻撃を当てさせて自分からは攻撃をしなかった。だから何かしらの仕組みがあると思ってネスが俺達を回復しているときにあんたが攻撃されたところを集中して見ていたんだよ。そしたらあら不思議、そこにあったはずの傷がさっきのように無くなってることに気付いたってわけだ。」

 

ネス「あの短時間でそんなことを」

 

カミト「相変わらずすごい洞察力だな。」

 

暁「答え合わせもした。あんたの弱点が今ここにいる全員に知られているわけだがまだやるか?」

 

ラファエル「当然です。神である私が貴方達人間如きに負けるはずがないのですから。それに、長々と喋ってくれたおかげで傷はほぼ癒えました。さあ、二回戦目を始めましょうか」

 

 

ラファエルがそう言うと翼を大きく羽ばたかせた。

羽ばたかせたときに生じる風はあまりにも強く踏ん張るので精いっぱいだった。

 

 

ラファエル「くらいなさい。」

 

 

ラファエルが手を空に掲げると光の槍が大量に現れた。

そして挙げられて手を振り下ろすとそれに合わせて光の槍は雨のように俺達に降りかかってきた。

 

俺と雷は障壁を張って自分たちの契約姫達を守り、カミト達はフィアナの契約精霊のゲオルギウスの盾で光の槍を凌いだ。

 

 

ラファエル「しぶといですね。」

 

雷「これならどうだ!」

 

 

スナイパーライフルからアサルトライフル両手持ちに変えた雷がラファエルめがけて乱射する。

弾丸はラファエルの翼によって全弾防がれる。

 

 

雷「暁、今だ!」

 

暁「ほい来た。」

 

 

俺は雷の合図とともに高くジャンプした。

 

 

暁「そろそろ終わりにしよう。はあぁーーーー!!」

 

 

二本の刀を振り上げすぐに振り下ろし、ラファエルの右側の大翼を切り裂いた。

 

 

ラファエル「くっ! 死になさい!」

 

 

ラファエルはすぐさま光の槍を創り出し俺を刺そうとした。

 

 

クレア「させないわ! 炎王の息吹(ヘルブレイズ)

 

リンスレット「魔氷の矢弾(フリージング・アロー)

 

 

2人の攻撃がラファエルの背中に命中した。

ラファエルの手元が少しずれて俺は致命傷は避けたものの左肩を貫かれた。

左肩を貫かれたことで激痛が走る。

 

 

暁「ッ‼」

 

 

その後ラファエルから距離を取るため後ろに下がるとエンシェントキラーズ達が俺の所にやってきた。

 

 

ラグナロク「マスター、大丈夫?」

 

暁「何とか。」

 

ネス「傷の手当なら」

 

暁「今は俺の傷の事よりラファエルを倒すことに集中を」

 

ネス「ですが」

 

暁「別にこのまま死ぬわけじゃねぇんだから」

 

ネス「分かりました。」

 

ラグナロク「マスター、一つ案があるの。」

 

暁「案?」

 

ラグナロク「もしかしたらラファエルに勝てるかもしれない。」

 

暁「分かった。それで行こう」

 

ミネルヴァ「内容も聞かないで決めるんですか!?」

 

暁「俺以外の誰かを犠牲にするって内容なら止めるが……」

 

ネス「ラグナロクがそんな作戦を立てるはずありません。」

 

暁「なら、大丈夫だ。信じられる。」

 

ラグナロク「どうしてそう簡単に信じるの?」

 

暁「アンタの仲間がアンタを信じているから、だな」

 

ラグナロク「それだけなの?」

 

暁「俺はそれだけで十分だと思うが?」

 

ミネルヴァ「マスターは変わってますね。」

 

暁「よく言われる。」

 

ラグナロク「マスター、この作戦は一撃必殺に近いもの。だから」

 

暁「その隙ぐらい作って見せるさ。」

 

 

俺はエンシェントキラーズたちにそう言うとその場を後にし、前線の仲間に念話を繋げた。

 

 

暁(あー、あー、聞こえますか?)

 

雷(暁、どうした?)

 

カミト(アイツに勝てる算段でも付いたのか?)

 

暁(それに近いこと、だな。)

 

クレア(そう。なら、早く指示を頂戴。)

 

雷(クレアさんや暁の事だからどうせ今回も「隙を作ってくれ」って話だぜ?)

 

暁(分かってんじゃん。)

 

クレア(そうだとしてもよ。今の私達のリーダーは暁、アンタなんだから)

 

暁(俺がリーダー……はっ!? えっ、いや、はっ?)

 

 

クレアからの突拍子の無い言葉に俺は驚きながらも話を続けた。

 

 

リンスレット(それで、隙を作るのはいいですけれど誰が仕掛けるんですの?)

 

暁(エンシェントキラーズ達だ。この策は彼女達からの策だからな)

 

エリス(暁は彼女たちの作戦は成功すると思ったのだな?)

 

暁(確実…とまでは言わないがな。)

 

エリス(お前が信じると決めたのなら私達もそれを信じるまでだ。)

 

フィアナ(サポートは任せなさい。しっかり守ってみせるわ)

 

ドラグノフ(隙を作るということはさっきのような戦い方でいいのか?)

 

暁(今回は奴に攻撃させないようにしてもらう。要するに防御に集中させるほどの手数だな。)

 

ドラグノフ(私達銃姫と雷、クレア、リンスレット、エリスならともかく、暁達剣士はそうはいかないと思うのだが?)

 

暁(そうですね。)

 

ドラグノフ(お前…、まさか!)

 

暁(そのまさかですね。)

 

 

ドラグノフは俺の考えていることを察したのか頭を抱えたようだ。

 

 

ドラグノフ(無理、とは言わないが無茶苦茶だな。)

 

暁(今更ですね。)

 

雷(今更だな。)

 

ドラグノフ(そうかもしれないが)

 

クレア(結局、どういう作戦なの?)

 

暁(体力のギリギリまで魔法を放ち続ける、というもの。)

 

リンスレット(………へっ?)

 

雷(その反応が普通なのになぁ~。俺はその反応ができない。慣れって怖いね。)

 

エリス(それを私達にもしろと?)

 

暁(はい。)

 

リンスレット・エリス((鬼 (か) (ですの) !?))

 

 

リンスレットとエリスの叫びが頭に響く。

 

 

暁(いやだなぁ~、半分冗談ですよ。)

 

クレア(半分は本気だったんじゃない…)

 

暁(この辺の無茶は雷に任せますよ。)

 

雷(ま、そうなりますよね。ムイ、シィ、準備を頼む。)

 

ムイ(会話を聞いていたからすでに準備はできている。)

 

シィ(いつでも…、いける…)

 

雷(俺の契約姫はとても優秀だわ~。)

 

暁(はいはい、そういうのはこの戦いが終わってからにして。)

 

 

戦闘をこなしながらだがなんだかんだで作戦(?)の方は固まった。

 

 

暁(所定の位置に頼む。)

 

 

俺がそう話すと雷、ドラグノフ、ムイ、シィ、クレア、リンスレット、エリスはラファエルを囲むように配置に着いた。

 

 

ラファエル「貴方達の作戦はエンシェントキラーズが私をしとめる作戦なのでしょう?」

 

暁「分かります?」

 

ラファエル「そのことぐらいすぐに分かります。」

 

暁「そう、まあバレようが実行するんですけどね。」

 

ラファエル「何のつもりですか?」

 

暁「ちょっとの間攻撃の手を止めてもらおうと思ってな。」

 

ラファエル「人間如きにできますかね?」

 

暁「あまり人間を……なめるのよ?」

 

 

俺がラファエルを睨め着けると雷が手を挙げすぐに手を振り下ろした。

そして雷、ドラグノフ、ムイ、シィ、クレア、リンスレット、エリスが一斉に攻撃を開始した。

 

 

ラファエル「くっ! 確かにこれでは攻撃ができませんね」

 

 

雷達のあまりの弾幕の量にラファエルは正面の攻撃を避けつつ、後ろの攻撃を防いでいた。

 

弾幕をまき散らし始めて数十分が経過した。

 

 

雷(そろそろこちらに穴ができるころだ。)

 

暁(了解、準備しておくよ。)「ティルフィング、俺の片腕として隣頼むわ。」

 

ティルフィング「分かっています。それより左肩、本当に大丈夫なんですか?」

 

暁「簡易的な治癒魔法はかけてあるから大丈夫だよ。痛みはあるけど」

 

ティルフィング「マスターあまり無茶は…」

 

暁「するなと言っても意味がないのは知っているだろ?」

 

ティルフィング「それもそうですね。」

 

 

会話が終わったすぐに雷達の手が止まった。

雷、ドラグノフ、ムイ、シィはリロードに入り、クレア、リンスレット、エリスは肩で息をしていた。

その隙にとラファエルは光の槍を生成し、エンシェントキラーズ達に向かって行った。

 

 

ラファエル「貴女達が消えれば私が勝利する!! 消えなさい。」

 

 

ラファエルが槍を持った右腕を振り下ろした。

だがラグナロクはその攻撃を避けようとしなかった……

 

なぜなら────

 

 

暁「ティルフィング!」

 

ティルフィング「はい!」

 

 

俺とティルフィングはラファエルとラグナロクの間に割って入り振り下ろされた槍を弾き返した。

 

 

ラファエル「そんな…バカな……‼」

 

 

俺とティルフィングに勢いよく弾かれ、ラファエルは体を後ろに仰け反らせた。

 

 

ラグナロク「ありがとうマスター。貴方達が作ってくれたこのチャンス無駄にはしない!神ラファエル、これで終わりです。七つの光よ、御旗に集え! 神の(くびき)から全てを解き放つ皆の力を・・・今!」

 

 

ラグナロクの言葉とともに眩い光が放たれる。

そして、ラファエルを一閃した。

 

 

ラファエル「この私が…負けた…? 人間風情に?」

 

 

ラファエルはラグナロクに一撃を受けて深手を負い、戦闘継続が不可能な状態に陥っていた。

 

 

暁「だから言ったはずだ。人間をなめるなと。」

 

ラファエル「くっ!」

 

暁「もう一度聞く。まだやるか?」

 

ラファエル「この場は引きましょう。ですがまた近いうちに貴方達を消しに来ます。」

 

 

ラファエルはそれだけを言い残すと消えて行った。

ラファエルが消えるとその場にいた異族は灰となり霧散していき空は青空を取り戻した。

 

 

クレア「終わったの?」

 

カミト「ああ、終わったんだ。俺達の勝利だ!」

 

 

 

全員「「「やったーー!!」」」

 

 

 

その場で全員が喜びの声を上げた。

長きにわたる戦闘がようやく終結を迎えたのだ。

 

 

暁「何とかなってよかった。」

 

ティルフィング「やりましたねマスター。」

 

暁「ああ。」

 

 

ティルフィングと話しているとエンシェントキラーズ達がこちらに来た。

 

 

ラグナロク「お疲れ様、マスター。」

 

暁「ラグナロク達のおかげで勝てた。礼を言う。ありがとう。」

 

ラグナロク「私達だけの力じゃないわ。マスター達の力もあってこそ掴めた勝利よ。」

 

暁「そう言ってもらえて嬉しいよ。イテテ」

 

フライシュッツ「マスターくん大丈夫!?」

 

暁「大丈夫、平気です。」

 

 

ティルフィングを横目で見るとミネルヴァと話していた。

 

 

ミネルヴァ「マスターはいつもあんな感じの行動を?」

 

ティルフィング「そうですね。戦闘になるといつもああやって無茶をしますよ。」

 

ミネルヴァ「皆さんマスターには苦労されているんですね。」

 

ティルフィング「慣れてしまいましたけどね。」

 

 

話の内容は聞こえてこないが楽しそうならそれでよし。

 

 

暁「ラグナロク達はこれからどうするんだ?」

 

ラグナロク「どうするとは?」

 

暁「いや、俺的にはこのまま同行してくれると嬉しいんだがそちらに事情があるのならそちらを優先してもらいたくてな……」

 

ラグナロク「私達エンシェントキラーズはマスターに同行するわ。契約も維持で」

 

暁「いい…のか…?」

 

ラグナロク「皆、異論はないわね?」

 

 

エンシェントキラーズたち「「「はい。」」」

 

 

暁「本当にいいのか?」

 

ラグナロク「同じことを言わせないで」

 

暁「わ、悪い。」

 

ラグナロク「これからもよろしくね、マスター。」

 

 

ラグナロクはそう言うと握手を求めてきた。

 

だから────────

 

 

暁「ああ、よろしく。」

 

 

そう言って出された手を握り握手に応じた。

 

握手が終わるとラグナロクは持っていた旗を高く掲げ一言叫んだ。

 

 

ラグナロク「白き意志は誰にも砕けはしない!」

 

 

 

 




暁「そういえば、大城の作品1周年って何時だったっけ?」

雷「本人に聞けば」

フィアナ「何の話をしているの?」

雷「いや、大城の作品1周年って何時だっけって話をしてたんだよ。」

フィアナ「その辺私達も把握してないわね。」

暁「だろ?で、本人に確認を取ろうかと……」

クレア「面白そうな話を聞いたから連れてきたわ。」

リンスレット「意外とすんなり見つかりましたわね。」

大城「あのぅ、いきなりなんですか?」

クレア「アンタの1周年って何時なの?」

大城「・・・」

エリス「お前たち、何してるんだ?」

クレア「大城の1周年がいつなのか聞こうかと思ってね」

エリス「なるほど、おめでたいことだからなもうすぐというなら祝ってやっても」

大城「1週間と数日前の8月29日です。」

全員「「「はっ?」」」

大城「やっちゃったぜ。」

クレア「・・・・・」

大城「痛! あ、あのぅ、クレアさん?」

リンスレット「・・・・・」

フィアナ「・・・・・」

エリス「・・・・・」

大城「ちょっ、痛い! あの、痛いです。」

女性陣「・・・・・」

大城「何も言わずに殴るのはやめて、精神的にも物理的にも来ますので。あ、あのぅ、痛いです!」

暁「とまぁ作者の大城に代わって言わせていただきます。こんな作者ですが、1周年を迎えてました。」

雷「言うことはただ一つ、こんな作者ですが読者の皆様にはこれからも楽しく読んでいただけると幸いです。」

暁・雷「「これからもよろしくお願いします。」」


※ 感想がございましたらよろしくお願いします。


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