精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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大城「遅くなりました。今回のゲスト暁と雷です。」

暁「よろしく。」

雷「よろしく。」

暁「ひと月経ってるじゃないか。」

雷「弁明は?」

大城「ありません。」

雷「意外と素直じゃないか。」

大城「ネタは頭にあったけど書かなかったですからね。」

暁「またか。」

大城「またですね。」

暁「どうしようもねぇな。」


女性陣『わかりきっていたこと(よ)(ですわ)(だな)。』


大城・暁・雷「「「・・・・・」」」


大城「裏方の声が入りましたがとりあえず注意事項です。」


※ 誤字・脱字、キャラ崩壊、読みにくい所の存在など


暁・雷「「これらが大丈夫な読者の皆様は楽しんで読んでください。」」





第51話 覚悟 ー中編ー

風呂に入り終え、自室に戻ってきた俺はソファーに倒れこんだ。

 

 

ティルフィング「マスター、そのまま寝ないでくださいよ?」

 

暁「分かってる」

 

ロンギヌス「大丈夫なんでしょうか…」

 

ティルフィング「マスター、寝るならベッドで」

 

暁「そっちは…お前達が…使っ……スー、スー」

 

アルテミス「寝ましたね。」

 

パラシュ「ベッドを僕たちに譲って寝てしまうとはね。」

 

フライクーゲル「そのやさしさに私達はやられたネ。」

 

パラシュ「だね。」

 

レーヴァテイン「で、マスターはどうするの?」

 

ティルフィング「毛布を掛けてそのまま寝かせてあげましょう。」

 

ロンギヌス「ベッドはどうしますか?」

 

レーヴァテイン「マスターが使えって言ってるんだし使っちゃえばいいじゃない。」

 

ロンギヌス「ですけど、マスターだけソファーっていうのも…」

 

ティルフィング「ベッドは私達が使いましょう。というか使わなかったらマスターに朝起きたときに怒られかねないので。」

 

パラシュ「マスターの事だから「折角空けたのに」って小言を言われかねないね。」

 

ティルフィング「私達もそろそろ寝ましょうか。」

 

 

皆が寝静まりその夜は明けていくのだった。

 

 

 

 

 

────翌朝

 

 

???「起き…く…い。マ…ター…。」

 

 

 

声が聞こえる。

 

 

誰かに揺すられている。

 

 

 

暁「あと一時間」

 

???「仕方のない方ですね。」

 

 

声の主と思われる者は暁に掛けられている毛布を取り上げると大きく息を吸い込んだ。

 

そして、

 

 

 

???「起きてください!マスター。」

 

 

 

暁「ん!?」

 

ティルフィング「やっと起きましたね。」

 

暁「何だティルフィングか」

 

ティルフィング「何だじゃありません。マスターが起きてくるの皆さん待ってるんですよ。」

 

暁「俺、朝飯いらない。」

 

ティルフィング「ダメです。ちゃんと食べてください。」

 

 

そんなやり取りをしながら俺はティルフィングに引っ張られて皆のいる部屋へと連れられた。

 

 

ティルフィング「皆さんお待たせしました。」

 

雷「やっと来たみたいだな。」

 

フィアナ「みんな揃ったことだし朝ご飯食べましょうか。」

 

 

フィアナの声で全員食事を始めた。

 

 

クレア「ねぇ?それちゃんと起きてるの?」

 

 

ウトウトとしている俺を見てクレアは心配そうにする。

 

 

暁「一応…、起きて…る。」

 

リンスレット「そんな状態で言われても説得力が皆無ですわよ。」

 

ティルフィング「こっちに来て少しは生活習慣が治るかと思ったんですけどね。」

 

エリス「暁は朝に強いと思っていたんだが?」

 

カミト「確かに、朝練を良くしてたからてっきり朝は強いものかと。」

 

ティルフィング「緊張感がある時はそうなんですけど、気が緩むとこうなるんですよね。」

 

ドラグノフ「元の世界でも休日何かはあまり外に出ない奴だからな。」

 

雷「その点俺はアイツと違ってよく外に出るけどな。」

 

ドラグノフ「お前の場合は親の頼みごとを渋々受けて外に出るだけだろ。そのぐらいで威張るな」

 

雷「それにしても、未だにウトウトしているアイツはちょっと本気で心配になるぞ…」

 

 

ティルフィングに起こされてからすでに5分は経とうとしているが暁は未だにウトウトと首を縦に振っていた。

 

 

ティルフィング「マスター」

 

暁「………」

 

雷「返事がない。ただの屍のようだ。」

 

リン「馬鹿なこと言わないの。」

 

ミネルヴァ「確認しますね。」

 

暁「Zzz」

 

ミネルヴァ「寝てますね。」

 

カミト「マジか!?」

 

雷「とりあえず、起きろ暁」

 

 

雷は結構な勢いで暁の頭にチョップをかました。

 

 

暁「ゴフッ」

 

雷「目が覚めたか?」

 

暁「痛い&もうちょいマシな起こし方なかった?」

 

雷「ティルフィングが起こした時点で起きないのが悪い。」

 

暁「起きたじゃん。ん~っと。」

 

雷「飯の途中で寝るのが悪い。」

 

暁「眠いのだからしょうがないよね。」

 

雷「そこは分からんでもない。」

 

クレア「そこで同意したらダメでしょ。」

 

ティルフィング「マスター、朝ご飯さっさと食べ終えてください皆さんに迷惑が掛かっているんですから。」

 

暁「すみません。」

 

 

雷のチョップを受け完全に目を覚ました俺は、ティルフィングに怒られて食いかけていた朝飯を食い始めた。

 

 

雷「暁が飯を食ってる間カミト達がどうするか聞いておきたいんだが?」

 

クレア「私は一旦実家に戻るわ。」

 

エリス「クレアもそうするのか。」

 

クレア「エリスもなの?」

 

エリス「ああ。姉上達に話しておきたいことがあるからな。」

 

フィアナ「私はこのまま残るわ。まだ昨日の今日でまだ異族の事で(たみ)たちが不安になってるだろうしね。」

 

クレア「リンスレット、貴女はどうするの?」

 

リンスレット「皆さんと同じですわ。わたくしも一度家の方に戻りますわ。昨日の戦闘が自分の所に影響がなかったのか心配ですし、いろいろと準備もしないといけないでしょうから。」

 

雷「カミトは?」

 

カミト「俺はクレアに付いて行くよ。特に当てがないからな。」

 

 

カミトの発言にクレアは嬉しそうに頬を緩め、リンスレットとエリスは少しムッとした顔をしたがすぐに仕方がない、とため息を出した後すぐにいつもの顔に戻った。

 

 

雷「そうか、俺達はどうする?」

 

 

雷は丁度朝飯を食い終わった俺に問いかけてきた。

 

 

暁「細かいことはない。ただ戻るための準備ぐらいだろう。まぁ()いて言うなら昨日使った分の弾薬の補充じゃないか。」

 

雷「それって俺の話だよな?」

 

暁「そりゃあこの中で実弾ばら撒いてる奴はお前しかいないんだからな。」

 

雷「へいへい。俺のやる事は理解したがお前はどうするんだよ?」

 

暁「俺は………どうしようか?」

 

雷「考えてないのかよ」

 

暁「お前達ほど細かいことはないからな~」

 

クレア「私はただちょっとお姉様に会いに行って話をするだけよ?」

 

暁「ほお~、カミトが付いて行くのにそれだけだと言い切れるんだ?」

 

クレア「・・・・・、カミトとちょっとゆっくりしてきます。

 

暁「正直でよろしい。」

 

リンスレット「結局、暁さんはどうされますの?」

 

暁「どうしましょうか。」

 

リンスレット「一つ提案なのですが、もう一度わたくしの屋敷に来てくださらないかしら?」

 

暁「特に何も考えてないから別にそれでもいいか。でもなんでそんな提案を?」

 

リンスレット「実は妹のミレーユが暁さんの傷の事をまだ心配してまして」

 

暁「いや、あれから日経ってるし流石に治るよ~。」

 

ティルフィング「マスターは軽すぎるんです! 御自身の体をもっと大事にしてください!」

 

暁「・・・善処します。」

 

リンスレット「それで、私の提案には乗っていただけますの?」

 

暁「それは構わないよ。あっ、リンスレット」

 

リンスレット「何ですの?」

 

 

俺はヴェルサリアにちゃんとした挨拶をせずに出てきたことを思い出した。

 

 

暁「ファーレンガルト家に寄ってからでもいいか?」

 

リンスレット「それは構いませんが?」

 

エリス「何故私の家に?」

 

暁「いや、ヴェルサリアにちゃんを挨拶せずに出てきたから、その謝罪をと思ってな。」

 

エリス「君は意外と律儀なんだな。」

 

暁「どうだろうな。」

 

雷「今日の予定はこれで決まったな。」

 

フィアナ「そう言えば雷くんは誰かに付いて行くの?」

 

雷「いや、ここに残るつもりだけど。ダメなのか?」

 

フィアナ「ダメってことではないわ。ただ少し気になっただけなの……ホッ。」

 

暁「それじゃあ、俺は部屋に戻って出る用意してくる。」

 

クレア「お昼ぐらいに出発でいいんじゃないの?」

 

暁「エリスの所に寄るから少し早めにと思ってね。」

 

リンスレット「わたくしとエリスさんと行動するような口ぶりですわね?」

 

暁「そっちの方がいいだろ?馬車を使うよりも早いしそれにお金も浮くしな。」

 

エリス「いいのか私まで?」

 

暁「今更遠慮することはないよ。」

 

エリス「では甘えよう。」

 

暁「そういうわけだから戻るわ。」

 

リンスレット「でしたら」

 

エリス「私達も準備のために戻ろう。」

 

リンスレット「ですわね。」

 

ティルフィング「では私達はこれでドラグノフさんまた」

 

ドラグノフ「ああ、近いうちにな。」

 

 

俺とキル姫達、リンスレット、エリスは部屋に戻りオルデシア帝国を発つ準備をした。

 

準備が終わりフィアナの父親であるアウグスト皇帝に挨拶に行くと、感謝の言葉を嫌というほど言われた。話が終わりオルデシア帝国を発った俺達は話した通りファーレンガルト家に着いた。

 

 

暁「ふ~、到着っと。」

 

ラグナロク「マスター、別に私達にまで風魔法を使わなくてもよかったのでは?」

 

暁「そうかもしれないけど、そこは俺がそういう気分だったから。」

 

ネス「気分でこの人数を風魔法で制御できるなんて」

 

エルキュール「それに、確かここまでの道中一度も休憩なしですよね。」

 

ミネルヴァ「マスターの魔力量と技量が凄いことを再認識できましたね。」

 

フライシュッツ「マスターくん、お姉ちゃんハグしちゃう。」

 

暁「なぜ!?」

 

???「何やら騒がしいと思って出てみれば、パートナー達に迷惑をかけた人物ではないか。」

 

 

その言葉の方に目を向けると1人の女性が立っていた。

 

 

エリス「姉上、ただいま戻りました。」

 

ヴェルサリア「お帰り、エリス。」

 

暁「えっと…、一か月ぶりですね。ヴェルサリアさん」

 

ヴェルサリア「出会ったときに敬語は必要ないと言ったはずだが?」

 

暁「そうだったな。」

 

ヴェルサリア「とりあえず屋敷に入れ、話があるのだろう?」

 

暁「ええ。」

 

 

ヴェルサリアに案内されて話の場を作ってもらい、俺が一人飛び出してからの出来事を話した。

 

そして、自分達の世界に帰ることも

 

 

ヴェルサリア「そうか、昨日という一日にそんな出来事が」

 

暁「ここは大丈夫だったのか?」

 

ヴェルサリア「ああ、あの時のように襲われることは起こらなかった。空と月が【紅く】なった時に1人の隊員が異族がオルデシア帝国方角に進行していると報告があったのは神であるラファエルが現れたからだったのだな。暁達が危険な時に助太刀に行けなくてすまない。私が離れてから襲われる可能性もあったのでどうも動けなかったのだ。」

 

エリス「姉上…。」

 

 

そう言ってヴェルサリアは頭を下げた。

 

 

暁「謝らなくてもいいよ。その判断は正しいんだから。」

 

ヴェルサリア「そう言ってもらえて心が救われる。」

 

暁「そもそも俺が来たのはヴェルサリアに謝りに来たんだ。」

 

ヴェルサリア「どういうことだ?」

 

暁「世話になったにもかかわらず礼を言わずに出て行ったりしてすまない。」

 

ヴェルサリア「クスッ…お前、そんなことを気にしていたのか?」

 

暁「え?」

 

ヴェルサリア「あの時のお前は心に余裕がなかった。そんな奴が周りの事を気にできないことぐらい私は知っている。何せ私自身も経験があるからな。だからそれこそ別に謝る必要はない。」

 

暁「ありがとう。」

 

ヴェルサリア「なに、世界を救った人物にそんなことで怒るほど馬鹿ではないよ。それにしても、暁という人間は意外と律儀な人間なのだな。」

 

暁「それエリスにも言われたよ。」

 

ヴェルサリア「そうか。」

 

 

会話が途切れ少しの静寂が訪れた。

 

 

暁「さて、俺達はそろそろ行くよ。」

 

ヴェルサリア「泊まっていかないのか?」

 

暁「先約があるからそっちに泊まることになってるんだ。」

 

ヴェルサリア「それは残念だ。エリス、お前は付いて行くのか?」

 

エリス「いえ、このまま家にいます。姉上達に聞いてもらいたい話がありますから。」

 

ヴェルサリア「では、暁達を見送った後に聞くとしよう。」

 

 

そして俺達はエリスとは一旦分かれヴェルサリアとエリスに見送られながらリンスレットの屋敷に向かった。

 

ファーレンガルト領を出て三時間程風魔法で飛んでようやくローレンフロスト領に着いた。

ちなみに防寒はしっかりとしている。

 

 

暁「ここの寒さに慣れるのは無理だわ。」

 

ティルフィング「そうでしょうね。」

 

リンスレット「暁さんをすぐにでも屋敷に案内した方がよさそうですわね。」

 

ティルフィング「お願いします。」

 

 

少し歩いてリンスレットの屋敷に着いた。

リンスレットが扉を開けると丁度メイドのキャロルが目の前を通った。

 

 

リンスレット「キャロル、ただいま戻りましたわ。」

 

キャロル「お、お嬢様!? 戻ってくるって報告着てましたっけ!?」

 

 

急な帰省によってキャロルは驚いていた。

 

 

リンスレット「そこまで驚かなくても……、それはそうとミレーユは何処かしら?」

 

キャロル「ミレーユお嬢様なら……」

 

ミレーユ「お姉様‼」

 

 

階段から駆け下りてくる1人の少女がいた。

リンスレットの妹のミレーユ・ローレンフロストだ

 

 

ミレーユ「お姉様、急に帰省されてどうされたのですか?」

 

リンスレット「ちょっとね…、それより貴女が心配していた方が来ていますわ。」

 

ミレーユ「もしかして!?」

 

暁「数か月ぶりだね。ミレーユ」

 

ミレーユ「暁様、それにキル姫の皆様も……って前より増えていませんか!?」

 

暁「あれからいろいろあったからね。」

 

ミレーユ「そういえばカミト(お兄)様達他の方達の姿が見えませんが……」

 

暁「今はわけ合って別行動中なんだ。」

 

ミレーユ「そうなんですのね。それより傷の方は大丈夫なのですか!?」

 

暁「そんな前の事心配していたの?」

 

ミレーユ「わたしのせいであんな大怪我を負わせてしまったのです。当然です!!」

 

暁「心配してくれてありがとう。本当に大丈夫だよ。」

 

リンスレット「ミレーユ、そんなに心配なら暁さんに回復した証拠として再び手合わせしている姿を見せていただきなさいな。」

 

ミレーユ「いいんですの?」

 

暁「そうだな。そっちの方が納得できるだろうし。」

 

ミレーユ「分かりましたわ。」

 

リンスレット「と言っても明日の話ですけどね。」

 

ミレーユ「それって……」

 

暁「今日から少しの間だけどまたよろしくね。」

 

ミレーユ「はい。」

 

暁(ちょうどいいや、明日からキル姫の誰かに稽古の相手を頼むか。何もせずに過ごすよりそっちの方がいいだろうしな。)

 

 

暁達は着々と自分達の世界に帰る準備に入る中、ある人達は自分達の親族に覚悟を話し仲間に付いて行こうとしていた。

 

 

 

 




暁「大城の処遇はどうなったんだ?」

雷「女性陣が交代で見張りをする中、部屋で小説を書かせてるらしい。」

カミト「相変わらずだな。」

クレア「こういう人の事を学ばない人間っていうのよね。」

大城「良く分かってるじゃないですか。」


四人「「「「!?」」」」


クレア「あんたがどうしてここに!?」

大城「裏の手ぐらい考えてありますよ。」

クレア「とりあえずこのまま連行ね。」

大城「そう簡単には捕まりませんよ。」

カミト「大城、後ろ振り返ってみな。」

大城「後ろがどうかされたんd……」


笑顔が笑顔ではない女性陣『・・・・・』


大城「は…、話をしよう……

笑顔が笑顔ではない女性陣『断る』

大城「\(^o^)/オワタ」

暁「大城が連行されたので閉めたいと思いまーす。」

雷・カミト「「異議なし」」

暁「というわけで」

暁・雷・カミト「「「次回もお楽しみに」」」


※ 感想がございましたらよろしくお願いします。


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