カミト「よろしくな。」
リンスレット「お願いしますわ。」
リンスレット「今回は珍しく出せたんですのね。」
大城「急ピッチで仕上げました。」
カミト「よく間に合ったもんだ。」
大城「先週に出せていませんけどね。」
リンスレット「まあ、今回の事で帳消しにしてあげますわ。」
大城「助かります。」
カミト「次からもこの調子で頑張れよ?」
リンスレット「カミトさん、その言葉は「善処します。」で終わりですわよ。」
大城「・・・・・。」
リンスレット「なので、この調子で頑張りなさいな。貴方に監視が付いていることをお忘れなきように。」
大城「・・・もうだめだぁ~。」
リンスレット「大城が頑張るという事なので注意事項ですわ。」
大城(そんなこと言ってないのに……)
※ 誤字・脱字、読みにくい所の存在、キャラ崩壊など
カミト「これらが大丈夫な皆さんは楽しんで読んでください。」
~~ フィアナ&雷 side ~~
暁くん達とリンスレット、エリスが私達と別れてから2時間が経過して、クレアとカミトくんもエルステイン領に向けて出発した。
ここに残ったのは私と雷くん、そして彼の契約姫の銃姫達だった。
フィアナ(さっき銃姫達の皆は出かけて行ったから今部屋には雷くんだけのはずよね)
私は雷くんの事が気になって様子を見に行った。
フィアナ「雷くん、私だけど部屋に入ってもいいかしら?」
雷「フィアナか、ちょっと待ってくれ。」
部屋の中から雷くんの声が聞こえると少ししてから部屋の扉があいた。
フィアナ「何かしてた?」
雷「武器の調整と点検をな。」
フィアナ「邪魔したかしら?」
雷「大丈夫だけど、どうしたんだ?」
フィアナ「ちょっとね…」
雷「?」
私は雷くんに聞きたかったことを口にした。
フィアナ「ねぇ雷くん」
雷「ん?どうしたんだフィアナ?」
フィアナ「いや、暁くんに付いて行かなくてよかったのかなって思って…」
雷「今更だな。付いて行ったてやる事変わんないんだからどこにいても一緒ってやつだな。それに、ここに残ることを決めたのは俺自身だ。」
フィアナ「そうだったわね。」
雷「まぁ、それだけじゃないけどな。」
フィアナ「どういうこと?」
雷「集合する時にお姫様の護衛をしようと思ってね。まぁ、ちゃんとした護衛が付くだろうから俺が付くのもどうかと思うけどな。」
フィアナ「そうね。でも、雷くんがいるのといないのとでは(護衛の)安心感が違うわよ。」
雷「本物のお姫様に面と向かってそう言われると少し照れるな…///。」
お互い顔が赤くなり、少しの静寂が訪れた。
雷「フィアナ姫、頼りのない俺ですがどうか護衛は任せてくれないでしょうか。………こんな言葉俺には似合わねぇな。言ってから後悔したわ、忘れてくれ。」
私は雷くんの唐突な言葉に驚いた。
言った本人の雷くんはさっきよりも顔を赤くしてそっぽ向いてしまっていた。
でも、その言葉はとても嬉しかった。だから私は応えた。
フィアナ「そんなことありません。貴方のような腕利きの方なら私を目的地まで守り抜いて下さるでしょう。だから私の護衛、貴方がしてくださらないかしら?旅人さん。…なんてね。」
雷「…!! 必ず、守り抜いて見せましょう!」
雷・フィアナ「「クスッ」」
私達はこのちょっとした小芝居で笑い合った。
フィアナ「そろそろ私行くわね。」
雷「わかった。」
この後私はお父様のもとへと向かった。
そして私はお父様に告げた。「仲間を助けるためにこの世界を離れる」と、突然の私の言葉にお父様は驚き、引き留めてきた。でも私は事情を話し説得を続けた。最終的にお父様は私の気持ちに負け、「必ず戻って、元気な顔を見せてくれ」と、一つの約束とともに承諾してくれた。
~~ フィアナside out ~~
~~ エリスside ~~
暁達とリンスレットと別れてから私は姉上に私の覚悟を話した。
ヴェルサリア「エリス、お前は本当にそれでいいのか?」
エリス「急な話なのは承知です。それにどうなるか分からないことも…ですが私は決めたのです。彼らには何度も助けてもらって貸しがあります。しかも、世界までも救ってもらいました。そして、そんな者達の世界もまた危険に陥っています。だから、私は行きます。」
ヴェルサリア「お前の意志は固いようだな。」
エリス「はい、姉上に迷惑がかかるのは承知の上でお願いしたいのです。」
ヴェルサリア「お前の言いたいことは分かっている。この世界とシルフィードの事は私が引き受けよう。ただし!」
エリス「ただし?」
ヴェルサリア「必ず生きて帰って来い!」
エリス「それはもちろん、必ず生きて帰って姉上に会うと約束します。」
話が終わった後は姉上といつものように残りの時間を楽しく過ごした。
~~ エリスside out ~~
~~ クレア&カミトside ~~
フィアナが手配してくれた馬車に乗ってオルデシア帝国を発って、3時間程してようやくクレアの実家、エルステイン家に着いた。
クレア「ただいま戻りました。」
???「お帰りクレア。今回はカゼハヤ・カミト君だけか?」
クレア「今は訳あって2人で行動してるのよ。」
???「私はてっきり二人だけの世界を作って仲間から追い出されたのかと思ったよ。」
カミト「そんなはずないだろ!?」
???「冗談だ。」
カミト「ルビアさん、冗談に聞こえなかったぞ。」
ルビア「すまない。それで急に戻って来た理由は?」
クレア「お姉様にお願いがあって戻って来たの。」
クレアはいつにもまして真剣な顔つきになって姉であるルビアに要件を話した。
ルビア「・・・・・。」
クレア「お姉様、どうか聞き入れてくれないかしら…。」
ルビア「他の者たちはこのことを知っているのか?」
クレア「カミトにはここに来る途中で話したけど他のメンバーにはまだ…」
そう、エルステイン領に来る途中の馬車の中でクレアから話は聞いていた。
その時クレアから
「暁達に付いて行く気持ちは変わってないわよね?」そう聞かれた。
だから俺は「変わっていない。」とはっきり言い返した。
そのとき、クレアは何かを決心したような顔をしたと思ったら、思いもよらないことを言った。
「私も付いて行く。」そう言ったのだ。
俺はクレアに本当に付いてくるつもりなのかと聞き返した。クレアは「私は決めたの!誰にも文句は言わせないわ!」と言って聞かなかった。
そして今に至るわけだが……
ルビア「こんな大事な話を他の仲間にしないのはどうかと思うぞ。」
クレア「うっ…、それは…」
カミト「皆、同じことを考えてると思います。」
クレア「カミト?」
ルビア「何故そう言える?」
カミト「今まで一緒に冒険してきた仲間だから。」
ルビア「お前達は仲間思いと言えば聞こえはいいが、ただ親しいものに甘いだけの連中だな。」
カミト「そうだな。でも、暁達に助けてもっらたことのあるアンタならわかるんじゃないか?」
ルビア「確かに、彼らと話してどこか手を差し伸べたくなるな。まぁ、今回は私達が手を差し伸べられたわけだがな。」
カミト「だな。」
クレア「でも今は彼らの世界がこちらと同じ状況なの。だから……」
ルビア「わかった。こちらは私が何とかしてみよう。その代わりといっては何だが、私の分までしっかりと助けてやるんだぞ。」
クレア「ええ!ありがとうお姉様!」
首を縦に振ってくれたルビアにクレアは満面の笑みで抱き着いた。
ルビア「カゼハヤ・カミト」
カミト「なんだ?」
ルビア「私の妹のクレアを頼むな。」
カミト「任せろ。しっかり守り抜いてやる。」
ルビア「その言葉が聞けて安心したよ。」
俺達のその後は何もなくいつもの日常を過ごしたのだった。
~~ クレア&カミトside out ~~
~~ リンスレットside ~~
暁さん達の部屋の案内をキャロルに任せた私は妹のミレーユを連れてお父様のもとへ向かった。
向かっている最中……
キャロル「お部屋に案内しますね」
暁「お願いします。」
キャロル「こちらに…ってキャー!!」
ガッシャーーン
暁「大丈夫!?」
キャロル「大丈夫です。いつもの事ですから」
暁「いつもなの!?」
キャロル「仕切り直して…」
暁「そこ足元に雑巾」
キャロル「キャー!!」
ドンッ、ガッシャーーン
それからも何回かキャロルの悲鳴と暁さん達の心配の声が聞こえた。
本当にキャロルに任せてよかったのか心配になりましたわね。
少し歩いてお父様の部屋の前まで来ていた。
扉を叩き、中にお父様がいるか確認した。
グレイアス「キャロルか?」
リンスレット「わたくしですわ。お父様」
グレイアス「リンスレット!?急に戻って来てどうしたのだ!?」
リンスレット「お父様とミレーユにお話ししたいことがありますわ」
わたくしは、これから自分がどうするのかを事細かに話した。
グレイアス「・・・・・」
ミレーユ「それじゃあ、お姉様には二度と会えないんですの?」
リンスレット「そうなるかもしれないというお話ですわ…。」
ミレーユ「そんなの絶対に嫌ですわ!」
リンスレット「ミレーユ……」
ミレーユ「お父様も何か言ってくださいませ!」
グレイアス「・・・・・」
ミレーユ「お父様!」
グレイアス「ミレーユ、お姉ちゃんはもう覚悟を決めているみたいだ。」
ミレーユ「…ッ! お父様とお姉様の馬鹿ーーー!!」
リンスレット「ミレーユ!!」
ミレーユは泣きながら勢いよく飛び出していった。
リンスレット「ミレーユ……」
グレイアス「リンスレットよ。」
リンスレット「何でしょうお父様…」
グレイアス「どんなに時間がかかってもいいから必ず生きて帰って来ておくれよ。」
リンスレット「それはもちろん。約束いたしますわ。」
話が終わり、必死でミレーユを探していると食事頃に暁さんと一緒にやってきた。
話を聴くとミレーユは部屋を飛び出した後、フライシュッツさんとミネルバさんにお世話になっていた。その後、暁さんの所に行ってわたくしの話をしたそうですわ。
ミレーユから相談を受けていた暁さんはわたくしを見るや大きな溜め息をつきました。
そして、いろいろと問い詰められましたが何とか同行の許可を貰えましたわ。
グレイアス「暁君、こんな我が儘娘だが守ってやってくれ。」
暁「勿論です。何が何でもグレイアスさん達のもとに返すと約束します。」
ミレーユ「お姉様、必ず帰って来てくださいまし。」
リンスレット「勿論ですわ。」
そして、その日は過ぎて行った。
~~ リンスレットside out ~~
暁「なぁ、大城」
大城「何でしょうか。」
暁「お前宛に手紙が来てるんだが?」
大城「誰からです?」
雷「金剛時雨って書いてあるぞ。」
※ 名前の使用は本人から許可を貰っています。
大城「中身見ますね……」
雷「なんて書いてあるんだ?」
大城「飲みのお誘いですね。」
クレア「アンタ続きは?」
フィアナ「今回はいいんじゃないかしら。」
エリス「今回は間に合ったみたいだしな。」
リンスレット「失踪されるよりいいですわ。」
クレア「それもそうね。」
大城「あざっす。とりま行ってきますね。地獄へ」
全員『アイツ最後になんて言った?』
クレア「と、とりあえず閉めましょうか。」
リンスレット「そ、そうですわね…」
フィアナ・エリス「「次回もお楽しみに!!」」
全員『アイツ、大丈夫だよな……』
※ 感想がございましたらよろしくお願いします。