精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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暁「あれ?大城は?」

ティルフィング「あれ以降まだ戻って来てないそうです。」

暁「投稿日遅れているのに」

ティルフィング「一応話は考えてると電話は来ましたよ。」

暁「間に合うの?」

ティルフィング「「無理」だそうです。」

暁「・・・もう何も言うまい。」

ティルフィング「という事で注意事項です。」


※ 誤字・脱字、読みにくい所の存在、キャラ崩壊等


暁「これらが大丈夫な皆様は楽しんでください。」





第53話 帰還

~~ 暁side ~~

 

あれから数日が経った。

俺は準備していた荷物を背負った。

 

 

ティルフィング「マスター、出発の準備は大丈夫ですか?」

 

暁「うん、大丈夫だと思うよ。」

 

マサムネ「主君よ、リンスレットが呼んでいるぞ。」

 

暁「ほーい。」

 

 

俺は世話になった部屋を後に、「リンスレットが呼んでいる」と伝えに来たマサムネとティルフィングとともに他の仲間が先に待っている玄関に向かった。

 

 

ティルフィング「皆さんお待たせしました。」

 

暁「いや~悪い悪い。」

 

ネス「マスター規律はしっかり守ってください!」

 

ロンギヌス「マスターには難しいことなんですよね。」

 

ラグナロク「出会って間もないけど、この数日のマスターを見ていてそれを実感したわ。」

 

パラシュ「マスターは何かに縛られるのは嫌いな性格な人だからね。」

 

ネス「だからって自由過ぎます!今度一度ちゃんとお話しします!」

 

 

キル姫達(((逃げるマスターの姿が目に浮かぶ)))

 

 

リンスレット「遅すぎますわよ!暁さん」

 

暁「いや~、なんか名残惜しくて。」

 

グレイアス「暁君、もう一度言う。娘のリンスレットを頼んだ。」

 

暁「もちろんです。」

 

ミレーユ「お姉様!」

 

 

ミレーユはリンスレットに抱き着いた。

 

 

リンスレット「ミレーユ……」

 

ミレーユ「必ず帰って来てください。」

 

リンスレット「必ず帰ってきます。約束しますわ。」

 

キャロル「お嬢様……」

 

リンスレット「キャロル、ミレーユたちの事頼みますわ。」

 

キャロル「はい!お任せください!」

 

リンスレット「それでは、行ってきますわ。」

 

 

俺達は風魔法で飛ぶとそのままローレンフロスト領を後にした。

 

 

パラシュ「それにしても今でもびっくりだよ。」

 

アルテミス「パラシュ、急にどうしたのですか?」

 

パラシュ「いやだってさ、頑なに連れて行くことを拒んでいたマスターがだよ、こうやって別世界の住人を連れて行こうとしてるからね。」

 

ロンギヌス「そういえばそうですね。どうしてなんでしょうか?」

 

パラシュ「ここからは本人のみぞ知る、だね。」

 

ロンギヌス「でも、ティルフィングさんあたりなら何か知っててもおかしくなさそうですよね。」

 

アルテミス「確かに。」

 

パラシュ「なら聞いてみるかい?」

 

アルテミス「聞くのなら直接マスターでよくないでしょうか?」

 

パラシュ「それもそうだね。で?誰が聞こうか?」

 

ロンギヌス「それなら私が」

 

アルテミス「では任せます。」

 

 

俺が先頭を飛んでいるとロンギヌスが隣に来た。

 

 

暁「ロンギヌス?どうかしたのか?」

 

ロンギヌス「少し聞きたいことがあって…いいですか?」

 

暁「別に構わないけど、何が聞きたいんだ?」

 

ロンギヌス「さっきパラシュさんとアルテミスさんと話していたんですが何故マスターはカミトさんの申し出は断って来たのにリンスレットさんの申し出は聞き入れたのかなぁと。」

 

ティルフィング「それなら私も気になってました。どうしてなんですかマスター?」

 

暁「そのことか。最初は断るつもりだったんだ。」

 

リンスレット「そうなんですの?」

 

 

俺達の話を聞いていたリンスレットが話に入ってきた。

 

 

暁「勿論。何があるか分からないんだからな。」

 

ティルフィング「ではなぜ断らなかったんですか?」

 

暁「簡単な話だよ。リンスレットが付いて来ようとしてるってことはクレアとエリス、フィアナの三人も同じこと考えてると思ったからだよ。」

 

パラシュ「なるほどそういう事だったんだね。」

 

 

この話の話題を始めたパラシュとアルテミスも話に加わってきた。

 

 

アルテミス「でもその考えは【絶対】ではないですよね?」

 

暁「いや、【絶対】だと思ったよ。」

 

アルテミス「それはどうしてですか?」

 

暁「今まで一緒に行動して来たんだからわかるだろ?チーム・スカーレットのメンバーは誰か一人が欠けることを許さないチームだってことは。」

 

アルテミス「そうでしたね。」

 

リンスレット「そこまで分かっているんでしたらもう断りませんわよね?」

 

暁「そうだな。……見えてきたなアレイシア精霊学院。」

 

 

そうこう話しているうちに俺達はアレイシア精霊学院の門の前に降り立った。

 

 

 

~~ 暁side out ~~

 

 

 

 

 

~~ 雷side ~~

 

出発の日がやってきた。

部屋を出ようと扉の前に行くと扉が勝手に開いた。

 

 

フィアナ「準備できてるみたいね。」

 

雷「勿論。」

 

フィアナ「ねぇ()()君、暁君は私が付いていくことOKしてくれるかしら…」

 

雷「こればっかりは本人に確かめるしか分からないな。」

 

フィアナ「そうよね。」

 

 

俺がフィアナが付いてくることに何故納得しているのかだが、俺はフィアナが付いてくることに反対しなければいけない立場であることは理解しているのだが、泊っている数日の間にフィアナに「ダメ」と言い続けても「付いて行く」と言い続けられて結局俺が根負けしたというわけだ。

 

 

ドラグノフ「雷、私達も準備はできている。そろそろ出発しないか?」

 

リン「他の皆はもう出発してると思うよ。」

 

ファル「早めについて暁にフィアナさんのこと聞いた方がいいんじゃないの?」

 

雷「そうだな。フィアナ」

 

フィアナ「大丈夫よ。お父様とは昨日のうちに挨拶を済ませてるから。」

 

雷「わかった。それじゃあ皆行こうか」

 

銃姫達・フィアナ「「「ええ」」」

 

 

そして俺達もオルデシア帝国を出発した。

 

 

 

~~ 雷side out ~~

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

暁「アレイシア精霊学院を見るのは何か月ぶりだろうな」

 

リンスレット「街にも学院にもあれから被害がなさそうで安心しましたわ。」

 

ティルフィング「これからどうしますか?」

 

暁「そういえばここを集合場所にしたけど細かくは決めてなかったな」

 

リンスレット「そういうことなら学院長の所に向かうのがよろしいのではないですか?私の事もそうですが新しく仲間になったキル姫の皆さんの事も紹介しなければいけないでしょうし。」

 

暁「そうするか。皆何だかんだでそこに来そうだしな。」

 

 

というわけで俺達はアレイシア精霊学院で学院長をしているグレイワース学院長のもとに向かった。部屋の前まで来ると部屋の中から声が聞こえた。聞き覚えのある声が4人分、一人はグレイワース学院長で間違いないだろう。だとすると、残りの3人は……俺は確かめるべく扉を叩いた。

 

 

グレイワース「誰だ?」

 

暁「お久しぶりです。暁です。」

 

グレイワース「入って来い。」

 

暁「では失礼します。」

 

 

俺は扉を開いた。

 

目の前には予想していた通りの人たちがいた。

グレイワース学院長とカミト、クレア、エリスの4人だ。

 

 

暁「お久しぶりですね。」

 

グレイワース「そうだな。そして、随分と増えたではないか。」

 

暁「ええ、アナタのおかげでね。」

 

グレイワース「ふん。」

 

カミト「数日ぶりだな。」

 

暁「カミト達は何時ついたんだ?」

 

カミト「ついさっきだよ。途中でエリスと合流したんだ。」

 

暁「そうだったんだな。」

 

ティルフィング「そういえば、先程何を話していらしたんですか?」

 

クレア「私達がこの世界を離れることとその経緯についてよ。」

 

ティルフィング「そうだったんですか。そしてやっぱり付いて来る気なんですね。」

 

グレイワース「その感じだとこいつらが付いて来るのが分っていたみたいだな。」

 

暁「カミトはずっと前から言ってましたから。クレアとエリスが来るのを知っているのはリンスレット本人から聞いて予想してました。」

 

グレイワース「なるほどな。」

 

クレア「この調子だとフィアナも言い出すんでしょうね。」

 

 

そんな話をしていると残りの仲間がやってきた。

 

 

雷「やっぱり俺達が最後だったか。」

 

ドラグノフ「そんなこと言う前に学院長に挨拶をしろよ。」

 

雷「おっとそうだった。お久しぶりですグレイワース学院長。」

 

グレイワース「お前も随分賑やかになったなものだな。」

 

雷「おかげさまで。暁、ちょいと話があるんだが……」

 

暁「どうせ、フィアナも付いて来るからその許可をって話だろ?」

 

フィアナ「どうして分かったの!?」

 

暁「みーんなその話、そしてついさっきフィアナもそう言いだすだろうって話もしてたの。」

 

フィアナ「それじゃあ」

 

クレア「チーム・スカーレット全員暁達に付いていくことを決めた、という事ね」

 

暁「お前達なら引き留めてくれると思ってカミトに誰か一人でも駄目だと言ったら諦めろと言ったらこのザマだよ。どうしてこうなった……」

 

雷「こんなこともあるんだな。」

 

暁「まだだ、まだグレイワース学院長が…グレイワース「構わんぞ」…へっ?」

 

グレイワース「私は同じことを二度は言わん。」

 

リンスレット「暁さん、ここに来る途中でもう断らないと言ったじゃないですの。」

 

暁「そうでした。諦めよう。」

 

グレイワース「話はまとまったか?」

 

暁「そうですね。」

 

グレイワース「なら、こんなところで油を売っている暇はないのではないか?」

 

暁「……いろいろとお世話になりました。」

 

グレイワース「とっとと私達の世界を救ったように自分達の世界も救ってこい。」

 

暁「はい。皆行こうか!」

 

全員『(はい)(ああ)!』

 

 

俺達は外に出た。ラグナロク達エンシェントキラーズが俺達を囲むように立つと魔法陣が生成された。そして、次の瞬間眩い発光とともに俺達の姿はその場から消え、気が付けばそこは懐かしい場所に立っていた。

 

 

暁「この空気懐かしいな」

 

ラグナロク「ちゃんと飛べたようね。」

 

カミト「ここが暁達の世界」

 

雷「そうだ。ようこそ俺達の世界へ。」

 

 

 

 

 




暁「大城、いろいろと大丈夫なのか?」

雷「もうダメだろ。」

ティルフィング「25日には間に合わないですしね。」

カミト「クレア達が裏で凄い形相なんだが」

ドラグノフ「仕方がないな」

暁「大城、ご愁傷様。」

雷「自業自得だけどね。」

カミト「とりあえず機嫌とりでもしてくるか。」

ティルフィング「カミトさんお疲れ様です。」

ドラグノフ「大城にはお土産でも頼んでおくか。」

雷「ついでに新話の催促も」

ドラグノフ「だな。」

暁「さて閉めるか」

ティルフィング「次回もお楽しみに」


※ 感想がございましたらよろしくお願いします。

  投稿が遅くなり申し訳ありませんでした。
  これからもゆっくりと待っていただけると幸いです。


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