精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

58 / 72
大城「読者の皆様」

全員『新年明けましておめでとうございます。』

暁「大城、投稿に遅延」

大城「間に合うかと思いきや間に合いませんでした。」

雷「出さないよりはマシじゃないか?」

クレア「出してなかったら消し炭どころでは済ませてなかったわ。」

大城「さて、新年最初ということもありまして長々話さずにこのまま注意事項に行きます。」


※ 誤字・脱字、読みにくい所の存在、ちょっとしたネタバレ、キャラ崩壊など


全員『これらが大丈夫な皆様は楽しんで読んでください!』





特別編part4 暖かな新年

楽しく新年を迎えるのはいつ以来だろうか……

 

 

 

~~ 暁side ~~

 

暁「ん…、朝か…自分のベッドじゃない?」

 

 

俺は起きて使ってるベッドが自分のではないことに気がつき少し考えた。

 

 

暁「そうか、クリスマスパーティーの後の次の日に優里さんと誠人さんから「このまま新年迎えちゃいなさい」って言われて結局言葉に甘えたんだったな。お世話になりっぱなしだな…」

 

 

そんなことを1人言葉にしていると扉がノックされた。

 

 

ティルフィング「マスター私です。起きていますか?」

 

 

どうやらティルフィングが俺を起こしに来たようだ。

 

 

暁「起きてるよ。」

 

ティルフィング「入っても?」

 

暁「大丈夫だよ。」

 

ティルフィング「では失礼しますね。」

 

 

扉が開かれティルフィングが入ってきた。

 

 

暁「皆は?」

 

ティルフィング「マスターが部屋に戻った後少ししてほとんどの方が眠りに就きました。最終的に起きてたのが私とドラグノフさん、フィアナさん、優里さんの4人だけ、今は私とドラグノフさん、フィアナさんの3人で寝ている皆さんを起こしに回っている所です。優里さんは年越しそば作ってます。」

 

暁「そうか。今の時間は…」

 

 

枕元に会った時計を見ると11時半を回ろうとしていた。

 

 

暁「結構いい時間に起きたんだな。」

 

ティルフィング「そうですね。」

 

暁「俺も他の奴起こすの手伝うよ。」

 

ティルフィング「ではお願いします。」

 

 

そうして俺も混ざって寝ている奴の部屋に入って起こして回った。

 

そして日付が変わる10分前に全員テーブルに着き年越しそばを食っていた。

 

テレビを見ながら日付が変わる5秒前になった時

 

 

全員『5…、4…、3…、2…、1…』

 

 

と全員でカウントダウンをし、日付が変わると

 

 

全員『新年あけましておめでとう

 

 

全員でその時を祝った。

 

 

雷「ついに年が明けたな。」

 

カミト「こうして誰かと年を越すのっていいもんだな。」

 

優里「はぁ~い、それじゃあ女性陣は皆こっちに来てね。」

 

クレア「?」

 

リンスレット「優里さん、何かあるんですの?」

 

優里「それはこっちに来てからのお楽しみ。男子諸君と貴方はそこで待機ね。」

 

 

俺達は優里さんの言葉に従った。

 

女性陣は優里さんに促されて別室へ、男性陣はと言うとその場にポツンと取り残された。

 

一応この後何をするかを考えれば優里さんが何をしようとしているのか想像できた。

 

女性陣が別室に言ってから小一時間ほど経過して扉の開く音がした。

 

 

雷「やっと戻って来たの…か…」

 

カミト「どうしたんだ雷?」

 

 

雷が後ろを向いたまま言葉を失って棒立ち状態になっているのを不思議に思ったカミトは雷の隣に立ち同じ方向を見た。そこには着物で着飾った女性陣がずらっと並んでいた。

 

 

誠人「これは見違えたな。皆きれいじゃないか。まあ、一番は優里だがな。」

 

優里「貴方、馬鹿なこと言ってないの。ほら皆行った行った。」

 

 

優里さんは誠人さんの話を流しつつ、着飾った女性陣達の背中を押していった。

 

押された女性陣は顔を少し赤くしながらそれぞれの男子たちのもとへと歩き出した。

 

 

ドラグノフ「雷、その…どうだろうか…」

 

雷「えっと…、とてもよく似合ってるよ。」

 

ドラグノフ「そうか、それならよかった。」

 

雷「皆が綺麗すぎて目のやり場に困るぞこれ!」

 

リン「そんなこと叫ばないの!」

 

 

雷がそう叫ぶと銃姫たちは顔をさっきよりも真っ赤にした。

 

 

カミトもクレア達をそれぞれ褒めていた。

それでもやっぱりカミトからしてはクレアが一番気になっているようでリンスレットたちを褒めながらも何処かクレアが気になって仕方がないといった状況だった。

リンスレットたちはそれを察してはいるがやっぱりカミトに褒められて照れ臭くしていた。

 

他の様子を見ていた俺のもとにもキル姫達が集まった。

 

 

ティルフィング「マスターよそ見ですか?」

 

暁「悪い。」

 

 

ティルフィングによそ見していることを注意され謝りながらキル姫達の方を向き直る。

そこにいたのはいつもと全然雰囲気の違うキル姫達がいた。

 

 

暁「・・・・・。」

 

ティルフィング「マスター?」

 

ロンギヌス「どこか悪かったのでしょうか。」

 

暁「ああ、そういうことではないから安心してくれ。」

 

ロンギヌス「そ…そうですか?」

 

暁「うん。」

 

 

俺は皆の着物姿を見てからというもの顔が熱くなっていくのを実感していた。

そして、雷が叫ぶのも無理はないとこの時考えていた。

 

 

ムラマサ「姉上、この姿は何処か落ち着きませんね。」

 

マサムネ「【戦う】姿ではなく【見せる】姿だからだろうな。」

 

ミネルヴァ「私こういう服初めて着ました。」

 

フライシュッツ「ねぇねぇマスターくん、お姉ちゃんの着物姿どうかな?」

 

 

そう言ってフライシュッツは俺の目の前でクルっと1回転して見せた。

 

 

暁「とても似合ってるよ。」

 

フライシュッツ「そう?よかったぁ~。」

 

ネス「なぜか私が着ると子供っぽさが出ている気がするのですが。」

 

暁「そんなことないよ。いつもより大人に見えるよ。」

 

ネス「そ…そう…ですか…」

 

 

俺が褒めるとネスは顔を赤くして下を向いてしまった。

 

 

ダモクレス「ん~、お腹の辺りが少し苦しいよね。」

 

エルキュール「仕方がないですよ。着物とはそういうものだそうですから。」

 

ラグナロク「皆楽しそうね。」

 

スイハ「私がこのような格好をするなど」

 

ラグナロク「気に入らないの?」

 

スイハ「気に入らないわけではなくこれではいざというときに動きにくいではないですか。」

 

ラグナロク「着替えるの?」

 

スイハ「私はそうしようかと」

 

ラグナロク「ねぇマスター」

 

暁「ラグナロク?どうしたんだ?」

 

ラグナロク「スイハが着物を着替えるって言ってるのだけど」

 

スイハ「ラグナロク!?」

 

暁「あれまぁ、それは残念だな。せっかく似合ってたのに」

 

スイハ「・・・・・ます。

 

暁「ん?」

 

スイハ「着続けます!」

 

ラグナロク「そう。よかったわ。」

 

暁「おう、そうか」

 

スイハ(マスターに「似合う」って言われたら着続けたくなるじゃないですか…)

 

 

この後スイハは少しの間俺とラグナロクの口をきいてくれなかった。

 

スイハにラグナロクと謝り、何とか許してもらった。

 

 

ラグナロク「ごめんなさいねマスター。」

 

暁「何が?」

 

ラグナロク「スイハの件よ。」

 

暁「別にいいよ。事実スイハの着物姿を見た時点で俺もラグナロク同様すぐに脱いじゃうのはもったいないと思ったわけだからさ。」

 

ラグナロク「マスターは変わってるわね。」

 

暁「よく言われる。」

 

 

ラグナロクと話しているとミネルヴァ達がラグナロクを呼ぶ声が聞こえた。

 

 

ラグナロク「私は皆の所に行くわね。」

 

暁「おう。」

 

ラグナロク「それじゃあ。」

 

暁「ラグナロク」

 

 

ラグナロクがミネルヴァ達の所に歩き出した時、俺は声を掛けた。

 

 

ラグナロク「何かしら?」

 

暁「その~なんだ、お前の着物姿も他の皆にも引けを取らないぐらい、とっても綺麗だよ。」

 

ラグナロク「そう、ありがとうマスター。」

 

 

ラグナロクはそう返事をしてミネルヴァ達のもとへと向かって行った。

 

それを見送った俺はティルフィング達に向き直ったのだがそこにはムッとした顔をしているティルフィング達がいた。

 

 

ティルフィング「マスター私達にかける言葉はないんですか?」

 

暁「皆いつも以上に綺麗だよ。」

 

 

俺は皆にバレないように照れ隠しで目を少し外してそう言った。

 

 

アルテミス「なんか冷めてませんか?」

 

暁「そんなことない!」

 

パラシュ「本当かい?」

 

暁「そこは断言できる!」

 

 

俺がこう言ってもどうやら疑っているらしく少し睨んでくる。

 

俺が少し後ずさるとティルフィングが割って入って来た。

 

 

ティルフィング「大丈夫ですよ皆さん。」

 

パラシュ「どうしてだい?」

 

ティルフィング「だってマスター、私達を褒めるとき顔が少し赤くなってましたしそれに何よりも目線が私達を見ないようになってましたから。これってマスターが照れ隠しをしてる時に出る癖なんですよ。そうですよねマスター。」

 

暁「うぐっ!?バレないように目線を外したのに…」

 

ティルフィング「ふふっ」

 

ロンギヌス「これがマスターと一番長く一緒にいた者の余裕ってやつなんでしょうか。」

 

マサムネ「そうかもしれないな。」

 

ムラマサ「拙者も精進しなくては」

 

マサムネ「花嫁修業をか」

 

ムラマサ「はい!……って違います!」

 

マサムネ「今「はい」って断言した?」

 

ムラマサ「違います~!」

 

 

キル姫達と話をしていると雷の俺達を呼ぶ声が聞こえてきた。

 

 

暁「じゃあ皆初詣行こうか。」

 

キル姫「「「はい!!」」」

 

 

そして俺達は雷達と合流して皆が集まっていることを確認してから初詣に向かった。

 

近くの神社に着くと先に参拝を終わらせるためにその列に並ぶ者や、おみくじを引きに行く者、中央で焚火をしているのでそこで温まる者、皆それぞれで行動していた。

 

ちなみに俺は当然のように焚火の近くで温まってます。

 

 

暁「こんな夜中の寒い時間帯によくもまぁ長蛇の列を並ぶなぁ~。」

 

ティルフィング「マスター、そんなこと言ってないで私達もそろそろ並びますよ。」

 

暁「まだよくないか?」

 

ティルフィング「ダメです。そろそろ並んでおかないと最後のとっておきが見れなくなってしまいますよ。皆楽しみにしてるんですから。」

 

暁「・・・・・そうだな。それじゃあ並ぶか」

 

ティルフィング「はい、マスター。」

 

 

そして俺達は長蛇の列に並び数十分後にようやく自分達の番が来た。

 

お賽銭箱に全員それぞれお金を投げ入れ、そして手を合わせて目を瞑り自分達のこれからの願いを願った。願い終わり目を開けて他の者たちを見ると丁度皆顔を上げるタイミングだった。

 

 

暁「皆願い終わったか?」

 

ティルフィング「私は大丈夫です。」

 

マサムネ「拙者も大丈夫だ。」

 

ラグナロク「私達も終わってるわ。」

 

暁「それじゃあ、皆が待ってるだろうし行きますか。」

 

キル姫達「「「はい。」」」

 

 

参拝が終わった俺達は雷達が待ってるところに向かった。

 

 

雷「来たな。」

 

暁「お待たせ」

 

カミト「俺達も今ここに着いたばかりだけどな」

 

優里「皆集まってるわね。」

 

誠人「皆のお楽しみを見に行こうか。時間もいいころ合いだしね」

 

 

俺達は優里さんと誠人さんに連れられてちょっとした場所に連れられた。

 

 

誠人「さ、着いたよ。」

 

雷「父さん、ここで本当にみられるの?」

 

誠人「ああ。問題ない。」

 

優里「それにしても懐かしいわね。」

 

ティルフィング「そうなんですか?」

 

優里「ええ、だってここは18年ぐらい前にお父さんから結婚を申し込まれた場所だもの。」

 

全員『ええーーーーー!!

 

 

優里さんの突然の告白に俺達は驚いた。

 

 

ロンギヌス「あ、あの!その話聞いてもいいでしょうか?!」

 

クレア「私も気になるわね」

 

優里「あらあら、そうね、あまり長くは話せないから簡潔に言うとね。ここから眺める日の出にその時思った「そろそろ結婚の申し出とかしてくれないかしら」って願ったら偶然だとは思うけどね。誠人さんが一緒に日の出を見ながら申し出てくれたのよ。」

 

 

女性陣は優里さんの話に夢中になっていた。

 

 

雷「父さんにそんな過去があったとは。」

 

誠人「いやはや、恥ずかしいな。」

 

暁「いいじゃないですか。男らしくて。」

 

誠人「なら令君もやってみればいいさ。」

 

暁「自分はいいですよ。そんな度胸ないですし。というかそういうのはまず自分の息子にさせるものじゃないんですか?」

 

誠人「こいつがすると思うか~?」

 

暁「しないですね。」

 

雷「即答かよ!?いやまぁ確かにしないけど…」

 

 

俺達の会話が聞こえていた女性陣達は溜め息をこぼしていた。

その溜め息は俺達には聞こえていない。

 

 

優里「皆大変そうね。」

 

ティルフィング「時間がかかってでも、いずれはマスターの口から「好き」の2文字を言わせてみます。皆きっと同じ思いですよね?」

 

 

ティルフィングの問いに他のキル姫達も頷く。

 

 

ドラグノフ「それを言うなら私達とて同じだ。智也から言わせて見せる。」

 

 

ドラグノフの言葉に他の銃姫たちも頷いた。

 

 

そんなこんなで話をしていると徐々に空が明るくなり始め、水平線からは太陽が昇り始めているのが見えていた。

 

そう、俺達は優里さんと誠人さんに連れられてきた場所というのは初日の出を見るための場所だったのだ。そして、皆が楽しみにしていたことでもあった。

 

女性陣達は初日の出に向かって何かお願い事をしているようだった。

 

願い事が終わった女性陣達は初日の出を堪能していた。

 

 

暁「そういえば言ってない言葉があったな。」

 

ティルフィング「そういえばそうですね。」

 

雷「年を越したのに言ってないとはな。」

 

暁「それじゃあ、」

 

 

全員『新年明けましておめでとう(ございます(ですわ))。

 

 

初日の出と新年の挨拶を終えた俺達は雷家に戻った。

 

戻るとすぐに優里さんと一部の女性陣はキッチンへと向かって行った。

 

残ったメンバーはおせちやらお雑煮やらができるまで適当に遊んで過ごしたのだった。

 

 

暁(父さん、母さん。新年明けましておめでとう。2人がいなくなってから初めてこんなにも楽しい年を越すことができたよ。雷達には本当に感謝しかないよ。)

 

 

俺は亡くなった両親にそんな思いを届かないと分かっていても投げかけるのだった。

 

 

 

 




暁「大城は?」

雷「先に部屋に戻ったぞ。」

ティルフィング「先に寝ると」

ドラグノフ「今回の回を書くのに慌ててたらしいからな。」

クレア「事前に書いてない大城が悪いのよね。」

リンスレット「そこはあの人ですから諦めるしかないですわ。」

フィアナ「最終結論、どうしようもない人。」

エリス「途中退場だけはしないことを祈ろう。」

カミト「アイツそこだけはしっかりしてるよな。」

暁「あいつの線引きがマジで分からんぞ。」

雷「まぁ、気長に待つしかないんですよね。」

ドラグノフ「そろそろ閉めるか」

ティルフィング「そうですね。おせちの残り食べましょう。」

クレア「私も食べたいからちゃちゃっと閉めちゃうわよ。」

リンスレット「というわけですので、唐突ですが」

チーム・スカーレット「「「次回もお楽しみに!」」」


※ 感想がございましたらよろしくお願いします。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。