精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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大城「どうも皆さん作者です。ゲスト紹介行きますね。今回は雷とドラグノフさんです。」

雷「よろしくな。」

ドラグノフ「よろしく。」

雷「間が空いたとはいえ今月中に2話目出せたんだな。」

ドラグノフ「前回からもう少しで2週間が経つところだったのだな」

大城「今月はこれだけになりそうですね。」

ドラグノフ「そこは大城が頑張って書けば3話目が出せるのではないか?」

大城「それが私にできるとでも?」

雷「やれよ。」

大城「善処します。」

雷「口癖になってるじゃねぇか。」

大城「私ですから仕方がないです。」

ドラグノフ「どうしようもないということか。」

大城「そのとーり。」

雷「後でクレア達に伝えておくか。」

大城「それだけはマジ勘弁です。」

ドラグノフ「さて、そろそろ注意事項に行こうか。」


※ 誤字・脱字、読みにくい所の存在、キャラ崩壊など


雷「これらが大丈夫な皆様は楽しんで読んでください。」





第55話 両親 ー雷編ー

名乗っていないことを思い出した雷の親父さんの誠人さんはギルド長室に向かっている最中にカミト達にちょこっとだけ自己紹介をしていた。

 

 

~~ ギルド長室 ~~

 

誠人「今戻った。」

 

???「下の騒ぎはもう大丈夫なの?」

 

誠人「ああ。それより俺達にとって良いニュースがあったぞ。」

 

???「良いニュース?」

 

誠人「智也が帰って来た。」

 

???「えっ?」

 

 

誠人さんの言葉で扉の後ろにいた俺達は顔を出した。

 

ギルド長室にいた俺達を見ると女性は驚き、両手で口を覆うと目元に涙を溜めた。

そして、駆け寄り雷に抱き着いた。

 

 

???「よく無事に帰って来てくれたわね。」

 

雷「ただいま。母さん。」

 

???「お帰り、なさい。」

 

 

この光景を見た者達のほとんどが微笑ましく家族の再会を見ている中、どうしても俺だけはこの光景を素直に祝福できない気持ちでいた。

 

 

暁(顔に出さないようにはしたが、実際はどうかな…。)

 

 

そんなことを思っていると雷の母親から声を掛けられた。

 

 

???「令君もよく無事に帰って来たね。」

 

暁「ええ、いろいろありましたが何とか。」

 

???「それで、見ない顔がたくさんあるのだけど……」

 

 

冷静に状況が見れるようになった女性はカミト達を見て少し戸惑ってしまっていた。

 

 

誠人「その話をするためにここに呼んだんだよ。」

 

???「そういう事だったのね。とりあえず自己紹介しておくわね。私はギルド長の誠人さんの妻で、智也の母の優里と言います。それじゃあ、私はいない方がいいわよね?」

 

暁「いえ、聞いてもらって大丈夫です。それにせっかく再会したんですから」

 

優里「そう?じゃあ、そうさせてもらうわね。」

 

 

この後、誠人さんに座るように促されギルド長室にあるソファーに座った。

 

俺達が座ると机を挟んだ向かい側のソファーに誠人さんと優里さんが座った。

 

 

誠人「単刀直入に聞こう。今まで何があったのか話してくれるね?」

 

暁「勿論です。」

 

 

俺達は飛ばされたあの日から今に至るまでの話を誠人さんと優里さんに話した。

 

 

優里「本当によく無事に帰って来たわね。」

 

誠人「チーム・スカーレットの皆さん、智也たちを助けて下さりありがとうございました。」

 

 

雷の親父さんの誠人さんはソファーから立ち上がるとカミト達に頭を下げた。

 

 

カミト「頭を上げてください! 助けられたのは俺達の方なんですから!」

 

クレア「それに暁達に助けられたのは私達だけではありません。話にも出てたように彼らは私達の世界を救ってくれたのです。」

 

リンスレット「こうしてわたくし達がここ居るのもその恩を返すためですし。」

 

フィアナ「私達は感謝はすれど、感謝される立場ではないわ。」

 

エリス「彼らの優しさを私も見習いたいのだ。」

 

 

カミト達の言葉を聞いた誠人さんは俺達に向き直った。

 

 

誠人「良い仲間を作れたんだな。智也」

 

雷「ここにいる連中は別の世界で出会ったとはいえ大切な仲間たちだよ。」

 

 

それからは誠人さんと優里さんに俺達が居なくなってからのこちらの世界について話を聞いた。

 

その後、確認もかねて誠人さんと優里さんから聞いた話をまとめた

 

・俺達が居なくなってから既に1年が経っているということ

・居なくなる前に戦っていた異族は俺達が居なくなった数分後に消えたということ

・居なくなったことを聞いてすぐに捜索しようとしたがなかなか許可が下りなかったこと

・捜索が始まっても数週間で打ち止めとされたこと

 

そして何よりも

 

・異族と魔物の出現頻度が増えている

 

ということだった。

 

現在のギルドの依頼の大半は異族と魔物の討伐内容のモノばかりだという。

 

 

暁「こっちもこっちで大変だったんですね…」

 

誠人「令君達ほどではないけどね。」

 

雷「父さん、学校での俺達の扱いってどうなってるんだ?」

 

誠人「それなんだが一度お前達の担任が来てな、「休学という形をとる」って言っていた。」

 

雷「休学…、ねぇ~…」

 

暁「また、行かないとな。」

 

雷「マジで言ってる?」

 

暁「マジだ。」

 

雷「もうそのまま行かなくてもよくないか?」

 

暁「状況確認して、めんどくさい空気なら行かない。少しは改善されているようならまた通い始める。そういう形を取ろうと考えてる。」

 

雷「なるほどねぇ~。」

 

暁「ま、期待薄だろうけどな。」

 

 

俺が雷と学校の話をしていると優里さんに声を掛けられた。

 

 

優里「そういえば令君、もう()()()には報告してきたの?」

 

暁「……今日ってもしかして」

 

優里「その反応だとまだ()()()に報告して来てないのね。」

 

暁「えぇ、戻って来てすぐにこっちに歩みを向けましたから。」

 

雷「暁、行ってこい。」

 

暁「雷?」

 

誠人「そうだぞ。帰って来たのならまずはご両親を安心させないと。」

 

暁「それも…、そうですね…。」

 

 

どこか遠い気持ちになりつつ俺は立ち上がりティルフィングにどうするか聞いた。

 

 

暁「ティルフィングはどうする?」

 

ティルフィング「もちろん、ともに行きます。」

 

ロンギヌス「あの、マスター、私も付いて行ってもいいですか?」

 

暁「あっ…」

 

 

ロンギヌスの言葉で他のキル姫達も付いて来ようとしていることに気が付いた。

 

気付いたのはいいがすぐに言葉が出なかった。

 

 

ティルフィング「いいのではないですか?皆さんを紹介したらきっと喜ばれるでしょうし。」

 

暁「それもそうだな…。それじゃあ行こうか…。雷、また後で。」

 

雷「・・・また後でな。」

 

 

そして俺とキル姫達は部屋を後にした。

 

 

 

~~ 雷side ~~

 

フィアナ「私達も暁君のご両親に挨拶しに行かなくてよかったの?」

 

雷「・・・・・」

 

 

フィアナの問いに俺は何も答えられなかったが、父さんが俺の代わりに応えた。

 

 

誠人「彼のご両親には会えないよ。」

 

フィアナ「えっ?」

 

エリス「それはまさか…」

 

雷「あいつの両親は5年ほど前に亡くなってるんだ。異族の襲撃によって。」

 

 

俺の言葉にこのことを知らなかった者達が驚く

 

 

カミト「それじゃあ、暁が向かったところって…」

 

誠人「彼のご両親が眠っているお墓だね。」

 

 

この場にいる全員が言葉をなくした。

 

 

リンスレット「暁さんからそのような話は…」

 

雷「個人の話になるからな、聞かれない限り話さないだろう。ま、あいつの性格からして聞かれてもはぐらかすか、隠し通そうとするだろうけどな。」

 

クレア「ご両親が無くなった後って暁はどうしていたの?」

 

誠人「ティルフィングと2人で暮らしていたな。」

 

リンスレット「二人の仲の良さを納得しましたわ。」

 

クレア「ティルフィングって最初っから暁と契約をしていたの?」

 

誠人「いや、契約したのは彼が13歳の誕生日を迎えた時だったはずだよ。そもそもティルフィングはもともと放浪者だからな。」

 

エリス「放浪者?」

 

誠人「そうだよ。令君のご両親から聞いたんだけどね、依頼で遠くの街に行っているときに記憶が曖昧な彼女と出会ったらしくてね。誰も彼女の事を「知らない」、「関係がない」と言って彼女に必要最低限の事しかしなかったそうだ。それを見かねた2人が自分の家に来るように誘ったって話だったと思うよ。」

 

フィアナ「余所者だからってそんな扱い…」

 

誠人「その街の者達はきっとティルフィングがキル姫だと気付いていたんだろうね。」

 

雷「この世界はそういうところが多いから嫌になっちまうぜ。」

 

優里「初めて彼女を紹介されたときの彼女は何処か寂しそうだったわね。」

 

誠人「数週間で見違えるほど明るくなっていたけどな。」

 

優里「そうね。そういえば、智也とドラグノフさんが出会ったのもこの頃なのよね。」

 

誠人「そういえばそうだな。」

 

フィアナ「経緯を聞いてもいいかしら?」

 

ドラグノフ「あまり面白い話ではないぞ?」

 

フィアナ「それでも興味があるの。」

 

ドラグノフ「私も最初の時はティルフィングと同じで放浪していたな。そんな中たまたまこの街に立ち寄ってな。ギルドに行くと情報が集まってると聞いたのでこのギルドに来たら、そこには他の者達よりずば抜けた魔力を持った奴がいたわけだ。」

 

クレア「それが雷だったのね。」

 

ドラグノフ「ああ。その後は雷の両親に声を掛けられて一緒にパーティーを組んだりしていた。そんなこんなしているうちに仲良くなって今では()()()()()()接してもらっている。」

 

優里「ドラグノフさんを見かけたときになんかビビッと来たのよね。将来、智也の良いパートナーになるんじゃないかってね。」

 

誠人「その勘が今では大当たりだもんな。」

 

優里「あと、()()()()()()ではないは、あなたは、いえ、智也と契約してくれた銃姫の皆は私達の家族よ。」

 

ドラグノフ「そうだったな。そして、雷が13歳の誕生日を迎えて契約をした。これが、私と雷の馴れ初めだ。」

 

フィアナ「ティルフィングもドラグノフも暁くんと智也くんのご両親に会うまではずっと一人だったのね。」

 

ドラグノフ「ティルフィングは分からないが、その時の私はそれが当然と思っていたから寂しさというものはなかったがな。」

 

誠人「時間もいい頃合いだね。カミト君達は既に宿を取っているのかい?」

 

カミト「いえ、それはまだです。」

 

優里「それならうちにご招待させてもらえないかしら?」

 

カミト「いいんですか?」

 

誠人「堅苦しい話以外の事も聞きたいからね。」

 

クレア「それじゃあ、お言葉に甘えるわ。」

 

優里「ええ!大勢の方がいいものね!」

 

ドラグノフ「暁達はどうするのだ?」

 

雷「そろそろ戻って来るだろうしその時に聞けばいいだろ。」

 

ドラグノフ「それもそうだな。」

 

誠人「それにしても本当に大所帯だな。」

 

優里「私達の息子が女の子に囲まれて帰って来た!」

 

雷「今更そこに触れるのか!?」

 

 

 

~~ 雷side out ~~

 

 

 




暁「大城に少しだが小説を書くエンジンが着いたみたいだな」

雷「これがどれだけ続くか分からんけどな。」

カミト「大城の事だからモノの数日で終わりを迎えそうなんだよな。」

暁「そうならないことを俺達は祈るばかり。」

雷「俺達は俺達でこのやり取りばかりしてる気がするのだが」

カミト「ネタが尽きたって声がどこからともなく聞こえてきそうだな。」

暁「本気でアイツが心配になって来たわ」

雷「大城に少し無茶してでも書くように言いに行きますか」

暁「俺も付いて行く。アイツにはいろいろと言いたいことあるし」

カミト「ほどほどにしとけよ。おまえら…」

カミト「さて、俺だけになってしまったので締めるか。」

カミト「それじゃあ次回もお楽しみに!」


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