精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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大城「皆さんどうも、作者です。今回のゲストはフィアナさんとリンスレットさんです。」

フィアナ「よろしく。」

リンスレット「よろしくですわ。」

フィアナ「早速だけど、大城、投稿期間前話出してからそんなに経ってないけど大丈夫なの?」

大城「今のところ、一ストックだけですが出来てるので大丈夫です。」

リンスレット「あら、珍しいですわね。」

大城「といっても、また少ししたら期間が空いての投稿になるでしょうね。」

リンスレット「ダメじゃないですの。継続は難しそうですの?」

大城「リアルが関わってくるお話ですからね。」

フィアナ「それでも何とかならないの?」

大城「無理ですね。只今就活中ですから」

フィアナ「それは確かに、厳しいわね。」

リンスレット「あなた、大事な時期と分かりながら投稿してますの…?」

大城「現状、そこまでバタバタしてませんから」

リンスレット「そうですか。とりあえず状況は分かりましたから無理のないように投稿お願いしますわ。」

大城「努力します。」

フィアナ「さて、注意事項に行きましょうか」


※ 誤字・脱字、読みにくい所の存在、キャラ崩壊など


リンスレット「これらが大丈夫な皆様は楽しんで読んでくださいな。」





第59話 今の学校 ー前編ー

~~ 暁side ~~

 

 

俺達が元の世界の戻って来てから数日が経ったある日の暁家のリビング。

優里さんと誠人さんが顔を出しに来ていた。

そして、二人からそろそろ学校に顔を出してもいいのではないかと言われた。

その話を聞いて俺は少し考えた。一度学校の話聞いてその時は通うことをすぐに話していたが数日経ってその話を聞くと考えが変わり、俺達への態度が前と変わっていない気がして通うことに躊躇いが出ていた。

 

優里さんと誠人さんの話では雷は既に自分の両親に説得されて通う準備をしているらしい。

一番通うことを渋っていた奴が意外とあっさりと受け入れたものだなと、俺は内心話を聞いて思った。

優里さんと誠人さんに「1日考えさせてほしいと」頼みその日は話を終えた。

 

 

ティルフィング「マスター、どうされるのですか?」

 

暁「今の学校の状況を知りたい気持ちが大きいのは確かなんだけどね…。」

 

ティルフィング「では何が枷となっているのですか?」

 

暁「枷って言い方は酷いとは思うけど…そうだな、【期待】ってところかな?」

 

ティルフィング「・・・・・」

 

 

ティルフィングは暁が何故【期待】と言ったのか理解していた。

いや、暁と長い間共にしているからこそ理解できたと言った方が正しいのかもしれない。

 

 

暁「他のキル姫達が説明してるとはいえこの世界での俺達の扱いを知ったらきっと傷付くんじゃないかってどうしてもそう思ってしまうんだよ。」

 

ティルフィング「マスターの言わんとしていることは分かりますが残念ながらマスターの言っていることは杞憂ですよ。」

 

暁「どういうことだ?」

 

ティルフィング「それは彼女たち自身から聞いてください。」

 

 

そういうとティルフィングは扉を開けた。

すると、扉にもたれかかって聞いていたであろう他のキル姫達が一斉に雪崩(なだ)れてきた。

 

 

暁「お前ら、聞いていたのか」

 

ロンギヌス「あはは…」

 

暁「どこから聞いていたんだ?」

 

パラシュ「一応最初っからだね」

 

暁「・・・そうか。」

 

マサムネ「主君、拙者達は周りの評判何かで主君のもとから離れたりはしないぞ。」

 

暁「マサムネ?」

 

マサムネ「ここにいるキル姫は皆、主君の事を思っている者達だ。周りがどう思っていようがそれを真に受けて主君のもとから去ったりはしない。それを一番分かっているのは他ならぬ主君ではないか?それでも不安があるというのならそれは拙者達だけがそう思っていて主君は拙者達を信用していない、そう捉えてしまうが?」

 

暁「そんなことはない!俺がお前達を信用していないはずがないだろ。お前達と別れて1人で戦うことを決めて、裏切るようなことをしても、それでもお前達は俺が戻って来ることを信じ続けて、待っていてくれた。そんなお前達を俺が信用しないはずがないじゃないか。」

 

 

俺が言葉を並べると、キル姫達は微笑んだ。

 

 

アルテミス「そこまで言えるんですからマスターはもう決まっていますね?」

 

暁「・・・お前達を連れて、学校に行くよ。」

 

パラシュ「決まりだね。」

 

暁「俺はお前達にうまく乗せられたな…」

 

ティルフィング「私も含めてそれだけ皆さんマスターの事を思っているんですよ。」

 

暁「嬉しい気持ちとちょっとした複雑な気持ちだよ。」

 

ティルフィング「ふふっ♪」

 

 

この後俺は雷家に電話を入れてキル姫達と今の学校に行くことを伝えた。

伝えた次の日に雷とドラグノフが家にやってきて学校に行く予定を決めた。

 

 

 


 

 

 

それから3日程して学校に行く日がやって来た。

俺達は雷達と()()()()と合流して学校に向かっていた。

 

なぜカミト達がいるのか雷に聞いたところカミト達たっての希望ということで付いて来ているらしい。異世界(カミト達の世界)では俺達も学院に入っていたからそれと同じと考えれば、まぁ分からなくもないのかな?

 

そんなこんなでいつも通りの大所帯で学校に向かっている今である。

 

 

暁「今の学校はどうなっていることやら。」

 

雷「少しは変わってるといいけどな。」

 

クレア「あなた達の学校はどんなところなの?」

 

雷「良く言えば、実力さえあれば何とかなるところ?」

 

暁「だな。そして悪く言うなら上級者の下級者への偏見が悪いってところだな。」

 

クレア「この世界もそうなのね。」

 

フィアナ「それじゃあ智也君達は大丈夫なのね。」

 

雷「それだけなら、な。」

 

リンスレット「どういうことですの?」

 

暁「俺達が自分達の世界でどう扱われてきたのか話したのは覚えているか?」

 

カミト「ああ、この世界でお前らの力は異質だからってことで他の連中から白い目で見られているって話だよな?」

 

暁「そう、それはこの学校でも同じなんだよ。実力があっても異質の力によるものだから認められないってね。俺達はそんな身勝手な理由なせいでずっと下級の位置についてるんだよ。」

 

雷「と言っても、俺達が本来の力を見せつけてないってのも少しはあるけどな。」

 

フィアナ「嫌な世界ね。」

 

雷「それでも、生まれた世界だからな。受け入れるしかないんだよな。」

 

暁「それに、学校の全員が俺達を嫌ってるわけではないんだ。」

 

雷「俺達の担任をやってた先生だけは俺達の力を認めていたな。」

 

 

俺と雷の学校側の扱いなどを話しているうちに目的地の学校の正門前に着いた。

 

 

暁「この学校を見るのは久しぶりだな。」

 

カミト「この学校、デカすぎやしないか?」

 

クレア「広すぎて暁達とはぐれたら間違いなく迷子になるわね。」

 

雷「生徒の数もだが、生徒に合った訓練場などがあるからなこれだけ広くもなるわ。」

 

暁「正直、俺はお前達の学院の方が広く思ったがな。」

 

雷「俺も思ったぞ。」

 

エリス「そうなのか?」

 

ティルフィング「結局のところ慣れているかいないかなのでしょうね。」

 

暁「そうだな。さて、ずっと正門にいても仕方ないから入るか。」

 

雷「どこから先に行くんだ?」

 

暁「無難に教室でいいだろ。この時間は教室で座学やってるだろうし」

 

クレア「ねぇ暁少し聞きたいんだけど?」

 

暁「ん?」

 

クレア「もしかしてだけど、このまま向かうわけではないわよね?」

 

暁「このまま向かうつもりだが?」

 

クレア「・・・・・」

 

暁「俺変なこと言ったか?」

 

ドラグノフ「暁よ。お前が本気で言っていることは分かるが、少し考えてみろ。この大所帯で向かえば確実に騒ぎになるぞ?」

 

暁「まぁ、その時はその時でしょ。」

 

雷「いつも通りだな。」

 

ティルフィング「マスターが平常運転のようで安心しました。」

 

ドラグノフ「そこで安心してはいけない気がするぞティルフィング。」

 

ティルフィング「でも、この学校では精霊と契約する者や従魔と契約する者もいますし、しかも契約数が多い方もいますからあまり気にならないでしょう。」

 

カミト「この世界にも精霊はいるのか!?」

 

ティルフィング「ええ、ですがカミトさん達のように姿がしっかりと見えるわけではありません。使役者の中にはそういった方もいるみたいですがほんの一握りしかいません。ほとんどの方が契約はするが姿は見えずに力を借りるだけという方たちばかりですね。」

 

クレア「暁達が自分達の世界にも精霊がいるのに私達の世界で驚いていたのはそういうことだったのね。」

 

ティルフィング「ええ。話を戻しますね。」

 

カミト「ああ、すまない。」

 

ティルフィング「いえ。ということで私達が大所帯で居たとしてもそこまで騒ぎにはならないでしょう。」

 

ドラグノフ「私が心配しているのはそこではない。私が心配しているのは────」

 

雷「俺と暁が異端の力を更につけて戻って来たと思われて騒ぎになること、そう言いたいんだろドラグノフは」

 

ドラグノフ「雷…お前…」

 

雷「でも、あながち間違いでもないからな。こればっかりはどうしようもないそうだろ暁?」

 

暁「俺に振るなよ。だが、そうだな。」

 

ドラグノフ「お前達…」

 

雷「心配してくれるのは嬉しいが、ここまで来ると周りの事なんかもうどうでもよくなってきたんだよな。」

 

ドラグノフ「それはどうして?」

 

雷「俺の傍には常にお前がいてくれるから。」

 

ドラグノフ「!!」

 

雷「お前だけじゃない他の銃姫達に暁、キル姫達、カミト達もいる。俺はそれでいいと思ってるよ。」

 

 

雷はそう言ってドラグノフに微笑んで見せた。

 

 

ドラグノフ「私が心配し過ぎていただけだったみたいだな。」

 

雷「そうそう。それに、学校に行く話をした時点で覚悟はできてるよ。俺も、そして暁も。」

 

暁「クレアもティルフィングが説明した通りだ。」

 

クレア「分かったわ。暁達が大丈夫と言うならそれを信じましょう。」

 

暁「と言うわけで教室に向かって行きますか。」

 

 

そして俺達はようやく正門から校舎に入り、前まで使っていた教室に向かった。

 

 

 


 

 

 

俺達は2分ほど歩いて教室の扉の前まで着いた。が、俺はそこで足を止めてしまった。

 

 

雷「どうしたんだ暁?」

 

暁「いや~、どうやって入ろうかな~、と」

 

雷「普通に入ればいいんじゃないか。」

 

暁「お前できるか?」

 

雷「・・・・・無理。」

 

暁「だろ?」

 

 

俺と雷は教室の扉のガラス部分からこっそり中の様子を覗いた。

見覚えのある人が教台の後ろに立っている姿が見えた。

この学校で俺達の唯一の理解者だった担任の先生の姿だった。

他にもクラスメイトの連中の姿も確認できた。

俺達がいなくなる前の環境そのままの状態だった。

 

少し懐かしく思いながら中の様子を覗いているとたまたまこちらを向いた1人の生徒と目が合った。

その生徒は俺達に気付いて大きな音を立てて椅子から立ち上がった。

 

 

担任の先生「どうした?急に立ち上がって?」

 

クラスメイトA「今扉の向こうに暁君と雷君がいた気がして…」

 

 

クラスメイトAの言葉で教室全体が(ざわ)めき立つ

 

 

担任の先生「夢でも見ていたんじゃないのか?」

 

クラスメイトA「そんなことは…、いえ、そうなのかもしれません。」

 

担任の先生「授業中に居眠りは感心せんぞ。暁じゃないんだからな…」

 

クラスメイトA「すみません…。」

 

 

そんなやり取りを俺達は教室の外で聞いていた。

さっきまで授業をしていた先生の声色が俺達の話になり、暗くなったのを俺達は聞き逃さなかった。

クラス全体も俺達の話になり、暗くなったのも感じ取れた。

 

 

ティルフィング「なんだか暗い感じになっていますね。」

 

暁「俺達がいなくなった後の話は分からないからな。」

 

クレア「暁、あなた授業中寝てるのね…」

 

暁「この学校で実力があればいいと思ってたからな。今もだけど」

 

雷「それにしてもなんか思ってた状況と違うせいで余計に入りにくいな。」

 

暁「同意見だ。」

 

ドラグノフ「だが、このままじっとしていても何も始まらないだろう?」

 

ティルフィング「そうですよマスター。時間だけが過ぎていくと、さらに入りにくくなるだけなんですから。今入らないと後々後悔しますよ?」

 

暁「まったくもってその通りですね。」

 

雷「扉、開けるのか?」

 

暁「ああ。このまま帰っても仕方がないし、それに今の学校の状況を知りたいから来たわけだしな。」

 

雷「そうだった。変に委縮してしまったけど、それこそ変わってないなら帰ればいいだけか。」

 

暁「と言うわけで、カミト達、待たせたな。」

 

カミト「このくらい大丈夫だ。」

 

フィアナ「それに、話を知ってるから言えるけどこうなっても仕方がないわよ。今までされてきた事がされてきた事だけあるんだから。」

 

雷「そう言ってもらえてさらに落ち着けた。ありがと。」

 

暁「さ、開けますか。」

 

 

俺は周りの仲間と顔を見合わせ教室の扉に手を掛けた。

 

そして────

 

 

ガラガラガラ

 

 

教室の扉を開けた。

 

扉が開くと教師とクラスメイト達は一斉に開いた扉の方を向いた。

 

ここで少し問いたいことがある

死んだと思われていた者達が目の前に生きて現れたら、そう信じていた者達はどんな顔をするのだろうか?いたって簡単な答えだ。目を見開きその光景が現実かどうかを確かめる。

 

 

担任の先生「暁に雷?」

 

暁「お久しぶりです。先生」

 

雷「1年とちょっとぶり?ですね。」

 

担任の先生「幽霊とかじゃないよな?」

 

暁「なかなか失礼なこと言いますね。でもそう思われても仕方がないですね。」

 

 

担任の先生は俺達と少し話をして涙を流し始めた。

クラスメイトたちの方も見渡して見るが驚いたまま固まっている者、俺達が生きていることを知って泣きだす者、慌てふためいている者、いろんな状態で混乱しているのが直ぐに分かった。

 

だが俺は、いや、俺だけではなく雷達も思っただろう。

居なくなる前まで忌み嫌われていた俺達が生きていることを嬉しく思われているのかということに。この謎はすぐに解決することになる。

 

クラス全体が落ち着きを取り戻すと授業終了のチャイムが鳴った。

 

 

担任の先生「暁に雷、話がある。これから時間はあるか?」

 

暁「勿論です。こちらも聞きたいことがたくさんありますから。」

 

 

担任の先生はクラスメイト達の方に向き直り、次の授業を自習にすることと俺達が帰ってきたことを他のクラスの友人たちに話さないように指示をした。特に上級生には話さないように、と釘まで指して。クラスメイト達は先生の話に返事をした。

 

 

担任の先生「さて、応接室に行こうか。」

 

暁「そうですね。」

 

 

そして、俺達は担任の先生に連れられて応接室に向かったのだった。

 

 

~~ 暁side out ~~

 

 

 




暁「珍しく短期間で投稿されたらしいな。」

雷「ストック切らさないように書き始めたんだと」

暁「いろいろ忙しい時期に入ってるのに大丈夫なのか?」

ティルフィング「そこは大城さんを信じるしかないですね。」

ドラグノフ「催促をしてはいるが体を壊さない程度でお願いしたいものだ。」

雷「だな。あと、もうちょっと優しく催促するか。今だけだが」

カミト「鬼か、お前は。」

クレア「その本人今何してるの?」

エリス「求人情報見ながら小説に手を付けているそうだ。」

フィアナ「エナドリ片手にやってる姿を想像したわ。」

リンスレット「でも、大城ってエナドリとか飲んでる姿を見かけませんわね?」

クレア「そういえばそうね。」

暁「それ一度聞いたことあるぜ。」

ティルフィング「なんていわれたんですか?」

暁「大城『基本起きとけるからエナドリ飲まなくてもね。』って言ってたな。」

カミト「やべぇ~なあいつ。」

雷「それな。…おっと、そろそろ締めないといけないみたいだ。」

カミト「唐突だな。」

雷「天の声的な紙が届いた。」

カミト「なるほど。それじゃあ締めるか。」

全員『次回もお楽しみに(ですわ)!』


※ 感想がございましたらよろしくお願いします。


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