精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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大城「お待たせ致しました。第9話です」

大城「今回の前書きのゲストは雷とドラグノフです。」

雷「何か久々な気がするんだが…」

ドラグノフ「それは私の言葉なんだが」

大城「キャラが多いから仕方がないよね」

ドラグノフ「そういえば大城」

大城「はい、何でしょうか?」

ドラグノフ「次で投稿話数二桁行くみたいだな?」

大城「ええ、ここまで長かったように感じますね」

雷「書き始めてそんなに日が経ってもいないのにその言葉はどうかと思うけど?」

大城「気にするな!!」

雷「なんでやねん!!」

ドラグノフ「漫才をするんじゃない。」

大城・雷『はい。』

大城「茶番はここまでで、注意事項です。」


    ※ 誤字・脱字、読み難い所の存在


大城「これらが大丈夫な方は…」

雷・ドラグノフ『楽しんでください。』





第9話 異世界で初めての1日

暁達が出発して2時間程経った。アレイシア精霊学院の案内をするつもりが依頼を受けたため、魔精霊との勝負での疲れは当たり前のように全然とれていなくバテバテだった。

 

 

暁「しまった!!休憩という名の睡眠を忘れていた」

 

ティルフィング「確かに勢いのまま出てきましたからね。」

 

雷「しっかり者のはずの俺まで忘れていたとは。」

 

ドラグノフ「お前は何を言っている?」

 

 

空はほとんど日が落ちてしまっている状態だ。

するとカミトが一つ提案をしてきた。

 

 

カミト「なあ暁、日が完全に落ちきる前に野営の準備をしないか?」

 

暁「でも、野営セットなんて俺達無いぜ?」

 

クレア「それなら私達が持ってきたわよ。」(呆れ)

 

 

クレアはやっぱりと言わんばかりに呆れながら言った。

こればっかりは皆さんに感謝しなければと思う反面、「お金が無いからどうしようもないよね。」とも思っていた。

 

 

エリス「君達は準備もなしに遠いとこまで行くなんて半分無謀だぞ。」

 

リンスレット「そうですわ、遠い所に行くのでしたらまずは準備をしっかりしなければ。」

 

 

正論を受け続ける暁と雷は、ぐぅの根もでずお説教を受けていた。

まあまあとカミトが抑えようとしたがその後「カミトさんもですわ。」と飛び火した。カミト、マジでスマン。暁は心の中でそう思うのであった。暁・雷・カミトの3人がお説教を受けているとき、残りのメンツは野営の準備をしていた。

 

それから十数分後暁達はリンスレットとエリスのお説教から解放された。

いや、マジでしんどかった。戦闘してる時よりしんどかったかも、なぜなら正論過ぎて精神崩壊しかけたからさ。

まあ、自業自得なんだけどね。

そんなことより準備の方だけどほぼ終わっていた。

 

 

暁「早くないですか?」

 

クレア「十数分あったらこれぐらいできるわよ。」

 

雷「マジかよ…。」

 

フィアナ「ただ慣れているだけよ。遠くに行くことはそこそこあったから」

 

暁「なるほど」

 

クレア「納得してないで、男共は何にもしてないんだから料理ぐらいしなさい。材料は一応あるから」

 

 

そう言って材料を出すとちょこちょこ缶詰が見えるのは気のせいだろうかと思いたかった。確実にある。料理の出来てるものがあるんだが…まあ、うん、材料か…。これそのままじゃいけんとですか?

暁のそんな思いを誰か汲み取ってあげてください。

 

 

雷「暁、ボーッとしとらんと手伝えや。」

 

暁「おう、すまねえ。で、何作んの?」

 

カミト「まあ、定番のカレーでいいんじゃないか?」

 

暁「了解」

 

雷「んじゃ、作り始めますか。」

 

 

そんなこんなで数十分後、カレーができ、全員揃っていろいろと楽しくしゃべりながら食べた。そして、就寝のときに男女分かれる際にフィアナは雷に「雷くん、少し用があるの。」そう言って雷を呼び止めた。

 

 

雷「フィアナさん、何の用ですか?」

 

フィアナ「フィアナでいいわ。あまり名前で敬語を使われるのは慣れていないの。それに、喋り方も暁くんやカミトくんと喋っている時の感じでいいわ。」

 

雷「フィアナがそういうなら。で、何の用?」

 

 

雷が2度目の問いかけをした。そして雷にはフィアナの顔が少し赤くなっているように見えた。

実際のところはフィアナの顔は少し赤くなっていた。だが雷は気のせいかと思った。

 

 

フィアナ「あの…雷くん、異族と魔精霊から助けてくれてありがとう。」

 

雷「ああ、そのことか。フィアナに怪我がなくてよかったよ。それだけか?」

 

フィアナ「それだけなの、じゃあおやすみなさい。」

 

雷「おやすみ。」

 

 

フィアナは雷に背を向け女子側のテントに入っていた。

雷もそれを見送るなり男子側のテントに入っていった。

そして、何事もなく夜が更けていくのだった。

 

 

────異世界での朝5時頃────

 

それぞれのテントで一番最初に目を覚ましたのは暁とティルフィングだった。なぜならこの時間は2人の朝稽古の時間。暁は眠気覚ましもかねての朝稽古だったのだが、元居た世界で偶然ティルフィングに見つかり一戦することになった。それから、それが習慣となった。

テントから少し離れた位置で魔法で剣を作り、ティルフィングに一本渡す。

 

 

ティルフィング「それではマスター、今日もお願いします。」

 

暁「うん~よっと、ふぅ~、伸びをして少しは眠気とれたかな?」

 

ティルフィング「そんなんじゃ怪我しますよ。」

 

暁「やってるうちに目も覚めるだろうから大丈夫さ。今までと変わらんさ」

 

 

そんな会話をしながらお互いに30メートル程距離をとって向かい合わせになり剣を構える。

そして、太陽が少し顔を出したのと同時に暁とティルフィングは地面を思いっきり蹴り、お互いに突っ込んでいった。何度も鍔迫り合いになっては後ろに飛び、また字面を蹴って突っ込んでいく。

 

 

────異世界での朝7時頃────

 

カミト「ああ、よく寝た。」

 

クレア「あら、カミトじゃないおはよう。」

 

カミト「クレアか。おはよう珍しく早いじゃないか。」

 

クレア「誰が寝坊助(ねぼすけ)よ!?」

 

エリス「カミト、クレア、おはよう。」

 

クレア「おはよう」

 

カミト「おはよう、エリス」

 

エリス「なあクレア、ティルフィングを見なかったか?」

 

クレア「そういえば居なかったわね。どこ行ったのかしら?」

 

カミト「そういえば暁もいなかったな。」

 

 

すると遠くから音と声が聞こえてくる。

キン!!、カン!!、キンキン!!、カン!!、「甘いです。」、「何の。」

両方聞き覚えのある声だ。というわけで3人はそっちに向かった。

向かった先には暁とティルフィングが戦っていた。

3人は急に2人が戦っているのを見て、焦って割って入った。

 

 

クレア「あなた達何してるのよ!?」

 

カミト「2人とも落ち着け!!」

 

エリス「武器を置くんだ!!」

 

暁「のわっ!!」

 

ティルフィング「クレアさんにカミトさんにエリスさん、御三方がどうして此処に?」

 

クレア「どうしてって?戦う音が聞こえたから」

 

暁「もしかして、争いごとかと思って止めに来た?」

 

カミト「そうだけど?」

 

 

暁とティルフィングは笑った。笑われた3人は訳も分からずにいた。

 

 

エリス「暁、どういうわけか説明しろ!!」

 

暁「そうですね、説明します。これは元居た世界で習慣づいていた朝練ですよ。」

 

クレア「えっ!?じゃあ2人は争っていたんじゃなく……」

 

カミト「ただ朝練してただけ?」

 

ティルフィング「ええ、そうですね」

 

 

3人はとんだ勘違いをしていたようだ。そして、暁から「全員起きてるだろうからここまでだね」とティルフィングに告げ、5人でテントのあった位置まで戻るのであった。到着すると残りのメンバーやっぱり起きていた。

朝飯を作り、食べた後テントなどを片付けて目的地の村まで再び足を運ぶのであった。

 

 

────異世界での朝10時頃────

 

暁達はやっと目的の街に到着した。暁は皆に「ちょっくら話を聞いてくる。」そう言いながら街に入っていった。

それから数分後に戻ってきて、聞いた話をするのであった。

 

 

暁「どうやらこの町から少し行ったところに森があって、その森の奥に例の幽霊の少女が出るらしい。」

 

雷「行くしかないが、少し休むべきだな。あれから一時間半は歩いてる。」

 

暁「だな、すぐに行きたいが俺の我が儘に付き合ってもらってる上にさらにってのはさすがにな。」

 

 

というわけで、町に入って各々(おのおの)のやることを済ませるのであった。

 

────もう少しで新たなキル姫と出会う。それなりの覚悟をしないとな。

 

 

ーーーー異世界での昼1時頃ーーーー

 

各々飯や町の見回りをしていま全員揃った。

 

ドラグノフ「暁、新たなキル姫に会いに行くのだな。」

 

暁「ああ、ちなみに今回の依頼どうやらキル姫だけじゃないらしい。」

 

ドラグノフ「それは本当か!?」

 

暁「あれからもう少し聞いてみたらどうやらそうらしい。まあ、行ってみてからのお楽しみってやつだな。」

 

雷「なら早く行こうぜ。なんか知らんが、誰かに呼ばれてるような気がしてんだ。」

 

 

暁は驚いた後すぐに頷き、キル姫と謎の少女がいるであろう森に向かうのであった。

 

 

 

 




暁「いやぁー、休憩忘れて遠出しちまうとは」

雷「勢いってヤバいな」

クレア「あんた達馬鹿でしょ?」

暁・雷『そんなこと言われたら照れます。』

クレア「全く褒めてないわよ!?照れる要素が何処にあったの!?」

ティルフィング「あはは…」

フィアナ「それよりも2人とも意外にも料理できたのね。」

暁「やるときゃやるんですよ自分」

ティルフィング「マスターの料理案外うまいんですよ?」

フィアナ「へぇ、今度作ってもらいましょうか」

雷「そういや作者さんや?」

大城「いきなり登場、何でしょうか?」

雷「お前って料理できんの?」

大城「・・・・・・・・・・・デキマスヨ」

雷「お前・・・、まじか。」

大城「生活に支障が出ないからできなくてもモーマンタイ。」

フィアナ「そういう問題じゃないと思うけど・・・」


大城「次回!! ようやく二桁、『第10話 2人の新たな契約姫』お楽しみに!」


 ※ 大城退場 ※


全員『逃げた』

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