戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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4話

「湊さっきの事今のうちに謝った方が良いデスよ?」

 

「切ちゃんの言う通りいくら湊でも私達2人同時じゃ勝てないよ、それでも私と切ちゃんが勝ったらさっきの事を謝って貰うのと私達の言う事を1週間聞いて貰うけど」

 

「わかったわかった、俺からはそうだな…よし!2人が負けたらQUEENS of MUSIC当日まで毎日鍛錬サボったらその分QUEENS of MUSIC後に追加だ」

 

この試合に負けたらQUEENS of MUSICまで毎日鍛錬だけだと調は大丈夫だろうが切歌は絶対にサボる為切歌がサボれない様にする

 

「う!考えたデスね湊」

 

「切ちゃんがサボってばかりしてるからだよ。理由があるならまだしも寝坊でサボるのは厳禁」

 

「そう言う事だ、さてとっとと始めるか」

 

〜Various shul shagana tron〜

 

〜Zeios igalima raizen tron〜

 

〜Hellfire chamael tron〜

 

3人同時に聖詠をしてシンフォギアを纏う

 

「先手は譲るよ」

 

「ほーう、その余裕がいつまで続くか見ものデース」

 

「それじゃあ遠慮なく行くよ切ちゃん!」

 

「湊覚悟デース!」

 

《非常Σ式 禁月輪》

 

アームドギアから巨大な円状の刃を形成しそこに切歌と調が内側に乗って突撃して来る

 

「単なる突撃じゃ避けてくれって言ってる様なもんだよ!」

 

「私は真っ直ぐなだけだなんて言ってない」

 

俺が軽々と避けると調は方向転換させて追いかけて来る

 

「成る程ね、んじゃ俺も行くか」

 

そう言って俺は切歌と調の攻撃をギリギリの所で避けて中心にいる2人に向けて銃口から炎を放つ

 

「切ちゃん!」

 

「了解デス!」

 

切歌と調は即座にその技を解き切歌が鎌で炎を両断する

 

「やっぱ当たらないか」

 

ノイズなら今ので決まったんだけどな

 

「当然デス!」

 

「私達がどれだけ湊と鍛錬したか忘れた?」

 

まあこれくらい避けてくれないと困るんだけどな

 

「これならどうだ!」

 

《豪炎天界》

 

前回ノイズ殲滅した時と同じ技を切歌と調に使う

 

「ちょ!?それは反則デース!」

 

「ノイズに使う技を私達に使うなんて酷い!」

 

そう言いながら一生懸命に炎をかわしていく切歌と調

 

「お前らさっき俺に使ってたじゃねえか!?」

 

俺が使ったら文句言うのに自分らは良いのかよ!?

 

「きゃー!」

 

避けきれなくなった調に当たった所で技が終わる

 

「調!!「よそ見してる場合か?」ちょ!湊!そんな間近でやられたら流石に持たないデス!」

 

「いや、流石にそこまではしねえよ」

 

そう言って俺は切歌に向けた銃口を下に向ける

 

「俺の勝ちで良いよな?」

 

「あれは反則デスよ、避けるのが精一杯で追撃とか鬼デスよ」

 

「やり直しを要求する」

 

まあ俺も若干反則気味な技な気がするけど

 

「その分カマエルには技がこれしかないだろ。やり直しなんてしないに決まってるだろ。まあ最後にやった時は避けきれなかった訳だから大目に見てやるよ。毎日の鍛錬は無しで良いよ」

 

「「やった(デース)!!」」

 

よっぽど嬉しかったのか2人は強く抱き合い互いに喜びを分かち合っている

 

「お前らそんなに鍛錬嫌なのか?」

 

「嫌ではないデスけど」

 

「湊との鍛錬は出来れば避けたいかな」

 

(俺そんなにキツイ鍛錬させた事あったかな?)

 

いくら考えてもわからない為、俺は考えるのを放棄した




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