戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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103話

「電力の優先供給地点になります」

 

テストが終わった翌日俺や切歌達は本部に集められて居た

 

「こんなにあるデスか」

 

「その中でも一際目立ってるのが」

 

「深淵の竜宮か」

 

俺がそう呟くとおっさんが頷く

 

「ああ、異端技術に関連した危険物や未解決品を封印した絶対禁句、我々にも詳細な情報が伏せられている拠点中の拠点」

 

「オートスコアラーがその位置を割り出して居たとなると」

 

「狙いはそこにある危険物」

 

「だったら簡単だ!先回りして迎え撃つだけの事」

 

「ああ、そうだな…狙われる場所が1つだけならな」

 

俺がそう言うとおっさんは第2の襲撃予測地点を明らかにした

 

「此処は!?」

 

「知ってるのか風鳴?」

 

「ああ」

 

俺がそう聞くと風鳴は頷く

 

「気になる出来事があったので調査部で独自に動いてみました。報告によりますと事故や事件による神社や祠の損害が頻発して居まして、いずれも霊的防衛機能を支えて居た琉脈、霊ラインのコントロールを担って居た要所になります」

 

「錬金術と霊ライン、敵の計画の一環と見て間違いないだろう」

 

「風鳴の屋敷にはかなめ石がある。狙われる道理はあると言う訳か」

 

響の抜けてる今が相手にとっての好機って事か

 

「なあ湊、あのバカにガングニールを返す訳には行かねえのかよ」

 

「安心しろ、今日返すつもりだが…響は検査入院もあってもう暫く戦闘に出すのは無理だろうな」

 

「ああ、まだ響君は出せない」

 

やっぱりか

 

「皆さん…キャロルの怨念を止めて下さい」

 

エルフナインの言葉に全員が頷く

 

「よし!チームを編成するぞ!」

 

チーム編成の結果、マリアと風鳴が風鳴の屋敷に、クリスそれから切歌に調が深淵の竜宮に向かう事になり俺は特に指示が出されなかったので

 

「此処が深淵の竜宮か」

 

先に深淵の竜宮に入り込んで居た

 

「結構広いんだな…ん?」

 

中に入って暫くすると向こうにキャロルの姿が見えた

 

「おっさん俺だ…」

 

『湊君どうかしたか?』

 

「深淵の竜宮にキャロルが侵入して来て居る」

 

『何だと!?此方でも確認した』

 

おっさんもセキュリティでキャロルと1人のオートスコアラーついでに俺の侵入も確認したらしい

 

『後で始末書を…嫌、今回ばかりは目を瞑ろうお陰で彼女達の侵入にいち早く気づけたんだからな』

 

「寛大な事で」

 

『今からクリス君達も向かわせる。湊君はそのまま追跡を続けてくれ』

 

「わかった」

 

俺はおっさんの言葉にそう返してキャロルの追跡を続ける

 

(キャロルの目的は世界の破壊、だとするなら此処にそれに類する聖遺物、或いは危険物が収納されて居るに違いないだろうな。待てよ、確かエルフナインがチフォージュ・シャトーは巨大装置だって言ってたな、不味いなら彼奴らの狙ってるのは!?)

 

「おっさん、ヤントラ・サルヴァスパって情報集積体が保管されてないか至急調べてくれ」

 

俺はキャロル達に気づかれないくらいの声でそう言う

 

『湊君何だそれは?』

 

『湊さん!もしそれが保管されて居るとしたら!』

 

エルフナインはヤントラ・サルヴァスパを知って居るのか

 

「エルフナイン説明頼む、兎に角直ぐに調べてくれ」

 

『ああ、わかった』

 

あれがキャロルの手に渡ったら完全にチフォージュ・シャトーが完成する

 

『湊君エルフナイン君から聞いた。それは此処に保管されて居る。今から場所のデータを「悪い向こうがそんな暇与えてくんないらしい」気づかれたか、クリス君達が到着するまで何としてでも耐えろ!』

 

「無茶が過ぎるぜおっさん」

 

そう言った俺の目の前にはキャロルとオートスコアラーが居る




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