戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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戦姫絶唱シンフォギア AXZ編
115話


〜切歌side〜

 

「揃ったか、ん?湊君はどうした?」

 

司令からの緊急収集を受けて集合した私達に司令がそう聞いて来る

 

「それが…」

 

「司令からの緊急収集があるほんの少し前に急用でバルベルデって国に向かったデスよ」

 

私と調がそう言うと司令は頷き何も言わずに話を進める為にモニターを映すとそこにはマリア達が映って居た

 

「先輩!」

 

「マリアそっちで何が起きてるの?」

 

モニターに映し出されたマリアに調がそう聞く

 

『翼のパパさんからの匿名でね、S.O.N.G.のエージェントとして魔法少女事変のバックグラウンドを探っていたの』

 

『私も知らされていなかったので、てっきり寂しくなったマリアが勝手に英国までついて来たとばかり』

 

『だから!そんな訳ないでしょ!!それより湊は居ないの?』

 

マリアがここに居ない湊の事を聞いて来る

 

「切歌君と調君の話によると俺が緊急収集を掛ける少し前にバルベルデに向かったそうだ」

 

『そう…』

 

司令がそう言うとマリアは浮かない顔をする

 

『マリアさんの調査そして、湊さんのある情報で1つの組織の名前が浮上して来ました。それがパヴァリア光明結社です』

 

「湊君のある情報だと?」

 

『はい、こちらを見て下さい』

 

緒川さんがそう言って1つの画像を映す

 

「これは!」

 

「知って居るのか?」

 

「忘れる訳ない、これは7年前湊が英国にシュルシャガナの所有権を譲渡して貰いに行った時の画像」

 

調はその時の事を思い出しながらそう言う

 

「チフォージュ・シャトー建造の為キャロルに支援をして居た組織だった様です」

 

映し出される画像の中に私と調が見覚えのあるマークがあった

 

「あのマーク見た事あるデスよ!」

 

「あれって確か」

 

『そうね、マムやドクターと通じFISを武装蜂起させた謎の組織。闇の奥底だわ。そして、7年前英国に居た時湊を苦しめた武装組織がこの組織の傘下だと言う事も調査でわかったわ』

 

湊を苦しめた武装組織が傘下だった組織デスか

 

『フロンティア事変と魔法少女事変の双方に関わって居た組織パヴァリア光明結社』

 

「これを機会に知られざる結社の実態に至る事ができるかも知れません」

 

『存在を窺わせつつも中々尻尾を掴ませて貰えなかったのですが。マリアさんからの情報そして湊君からの情報を元に調査部でも動いてみた所』

 

そう言って次に映し出された画像には私達の知っているアルカノイズが映って居た

 

『これが撮影されたのは正常不安な南米の軍事政権国家バルベルデです』

 

「バルベルデって」

 

「湊君が向かった国だ。装者達は現地合流後作戦行動に移って貰う。忙しくなるぞ!」

 

司令の言葉を聞いて私達はバルベルデに向かった

 

〜切歌side out〜

 

「此処がバルベルデか「湊!」マリア随分と早いな」

 

俺がバルベルデに到着して直ぐにマリアと風鳴の2人と合流する

 

「そうじゃないでしょ!どうして貴方1人で来てるのよ!」

 

「まあ落ち着けマリア、雪音弟此処からは立花達と合流してから行動をして貰う。お前の力も必要となるだろう勝手な行動は控えてくれ」

 

「わかった」

 

俺が風鳴にそう返すと緒川が俺の前に来た

 

「湊さん情報の提供助かりました」

 

「緒川か、気にする必要無い俺もお前からあのクソ共の上の組織の存在が分かったんだからな。それとマリア俺は1人じゃ無いぞ?現地で待ち合わせしてんだ。来たか」

 

そこに1機のヘリが到着する

 

「お待たせしました。scarletアリス・フローヴァただいま到着しました」

 

ヘリからは思った通りの人物scarletのリーダーアリスが降りて来てその場で敬礼をする

 

「これは俺が直接お前に頼んだんだ。そんなにかしこまらなくて良いぞ」

 

「いえ、任務は任務です!それに湊さんには色々とお世話になったので、それでそちらの方々は」

 

アリスがマリア達を見てそう聞いて来る

 

「マリア・カデンツァヴナ・イヴよ、宜しくアリス・フローヴァ」

 

「風鳴翼だ、宜しく頼むアリス」

 

「貴方がマリアさんでしたか!湊さんから話は常々聞いています」

 

アリスはそう言ってマリアの両腕を掴む

 

「貴方は湊と何処で知り合ったの?」

 

「すみません、その事はあまり話したく無くて」

 

マリアの質問に対してアリスは沈んだ表情を浮かべる

 

「俺とアリスはイギリスで初めて会ったこう言えばわかるか?」

 

「そう…ごめんなさい貴方も被害者だったのね」

 

「今は真面な生活を送れて居ますし、毎日が楽しいです…ですが、当時の事を考えると」

 

アリスはそう言うと少し震える。多分当時の事を思い出すんだろう

 

「アリス…キツイなら今からでもニューヨークに戻って良いんだぞ?」

 

「やっぱり湊さんは優しいですね…大丈夫です」

 

「そうか、無茶はするなよ」

 

「はい」

 

俺の言葉にそう返すアリスを確認した俺は響達の到着を待った




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