戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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118話

「来たかミミ」

 

「はい、宜しくお願いします湊」

 

俺はまたも独断で任務を行いその為にステラ達を1度アメリカに戻し入れ違いでミミに俺の元に来てもらった

 

「あの…どうして私何ですか?姉さんの方が錬金術の腕も上なのに」

 

「確かにルカは全ての知識や能力を統括しているが、その分お前は水の錬金術がルカ以上に長けているだろそれに今回はあの3人の錬金術師の発見と追跡だ」

 

「成る程、わかりました。一先ず位置の特定から始めます」

 

ミミはそう言うと水滴を地面に垂らした

 

「…掛かりました。距離250m先に彼女達の反応を検知しました」

 

「距離250m…あれか…」

 

近くとそこには教会の窓に立つ3人の錬金術師が居た

 

「主だった軍事施設を探っても見つけられなかったけど…」

 

「S.O.N.G.を誘導して秘密の花園を暴き出す作戦は上手くいった訳だ」

 

「慌てふためいて自分達で案内してくれるなんて可愛い大統領だよ」

 

「…ミミあの3人で間違い無いか?…」

 

「…はい…」

 

俺達は物陰に隠れて相手の様子を伺う

 

「…湊少しずつ中の人が減っていっています…」

 

「…あの歌の影響なのか?…」

 

錬金術師が歌を歌い終わるのと同時に中の人が少しずつ減っているこれはあの歌が関係している可能性はある

 

「…待って下さい。1つも反応が減っていない部分もあります。恐らくあの歌はある一定の条件に合う人を消していく歌なのだと思います…」

 

成る程な、それなら減っていない部分があるのも頷ける

 

「行くぞ…」

 

「はい…」

 

俺は錬金術師が窓を降りたのを確認して中に入る

 

「お前は確か」

 

「君は…どうして此処に居る」

 

そこにはS.O.N.G.のオペレーターの藤尭が居た

 

「俺は錬金術師が此処に居る事を知って来たんだ」

 

「そうか、そこの子は」

 

「……」

 

藤尭の質問にミミは何も答えない

 

「此奴はミミ俺の協力者だ」

 

「わかった」

 

そう言って錬金術の降りて行った階段を降りて行く

 

「湊…あれを見て」

 

「あれは人?」

 

錬金術師が見ていたのは結晶の中に閉じ込められた人だった

 

プープープー!!

 

すると突然パソコンから大きな音が鳴る

 

「何やってんだよ!行くぞミミ」

 

「はい…」

 

「済まない」

 

藤尭はそう言って階段を上がって行く

 

「お前らさっさと下がれ!…ミミ念の為発信器を渡しておけ」

 

「分かりました…これを」

 

「ありがとう」

 

そう言って友里も暫く銃を乱射した後藤尭に続いて階段を上がる

 

「会って直ぐとはせっかちね」

 

「ん?ふっこんなにも早く会えるとはな」

 

そう言ってサンジェルマンは俺の元に来る

 

「貴方を探していたわ雪音湊…錬金術師の中でもごく僅かな治癒の錬金術を使う貴方を」

 

「俺を…成る程な、S.O.N.G.の誘導は俺を炙り出す為でもあったって事か、悪いが俺はお前の話に乗るつもりはないぞ」

 

「そうか、残念だ…生贄より誅殺されたエネルギーにアラミタマの概念を付与させる。お前が私の誘いを断らなければ無駄な犠牲を出さずに済んだのもを」

 

サンジェルマンがそう言うと大きな竜の様な生物が現れた

 

「さっきの奴らを人質としてでも私と一緒に来てもらおう」

 

「まさか!?」

 

俺は急いで教会の外に出る

 

「くっ!やられた」

 

「湊…さっきの人達は生きています、まだ急げば間に合います」

 

「そうか、ミミお前はそのまま藤尭達の反応を確認しろ!」

 

俺はミミを背負い藤尭達の運転する車に向かった

 

「動きが止まりました…」

 

て事は追い詰められてんのか

 

「ミミ、スピードを上げる振り落とされるなよ」

 

「はい…」

 

ミミはさっきまでより強く抱きつき俺はエクリプスを纏い走るスピードを上げた

 

「居た!はああ!!」ドンッ

 

俺が竜みたいな化け物に攻撃をぶつけるのと同時に何かが下で爆発した

 

「マリア!切歌!調!」

 

「湊!?何で此処に居るデス!?と言うか湊が背負ってるのは誰デス!」

 

「協力者だ、ミミ行けそうか?」

 

「…問題ありません」

 

ミミはそう言って水の鎧と槍を生成する

 

「まさかその子、貴方が調査を依頼したscarletの錬金術師?」

 

「ああ、話は後にして先ずは目の前の敵を叩くぞ!」

 

俺達は目の前の敵である化け物に攻撃を仕掛けた

 

〜ミミのプロフィール〜

 

名前:ミミ・エルガルム

 

歳:14歳

 

好きな物:大福

 

嫌いな物:scarletと湊以外の人(ただ単に人見知りが激しいだけ)

 

ファウストローブ: グレンデル

 

武器:槍




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