戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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124話

「やっぱり病院は暇だ…そして食事の味がしない」

 

俺は昨日の件でまたしても検査入院をすることになった

 

「この時間だと切歌達も学校だから本気でする事ないんだよな…」

 

そう呟いてボーとしてると俺の病室の扉が開かれる

 

「調子はどうだ湊君」

 

「おっさん、この通り異常もないのに病室から出れないって言うんだから暇で仕方ねぇよ」

 

「無茶しすぎるからよ」

 

「全くだ」

 

おっさんに続いてマリアと翼も入って来た

 

「前回の様に病室を抜け出さないよう今日から翼とマリア君が1日交代で見張って貰う事になった」

 

「そして初日である今日は私と切歌に調そして葉月の4人よ」

 

「そうか…心配しなくてもお前らが、特にマリアがいる時に抜け出さなねぇよ」

 

「そうか、戻るぞ翼」

 

「はい、ゆっくり休め湊」

 

そう言っておっさんと翼は病室を出た

 

「それにしても、貴方とこうして2人だけで話すのも随分と久しぶりね」

 

「そうだな、マリアは歌手活動で海外に行ってたもんな」

 

マリアと最後に2人で話をしたのは響がガングニールを使えなくなってマリアが纏っていた時だと思う

 

「そうね、それもあるけどこんな風にゆっくり2人で話すのもセレナが居た頃以来じゃないかしら?」

 

マリアにそう言われ記憶を探ると確かにセレナの居た頃以来マリアと今みたいにゆっくり話す時間何て無かった気がする

 

「湊、私や切歌達貴方の重りになって無いかしら?」

 

「何だ突然」

 

「今の私や切歌達はギアも纏えないお荷物、それは貴方に1番の重りになっているんじゃないかしら?」

 

「怒るぞマリア」

 

マリアの言葉に俺はそう返す

 

「俺があんなに無茶出来んのはお前らのおかげでもあるだろ、それに俺はお前らの事を重りに何て思った事一度も無いぞ、マリアが居て切歌が居て調が居て葉月が居て、本音を言うと此処にマムやセレナだって居て欲しい。でも、俺にとってマリアお前は切歌や調よりも大事なんだ」

 

「私があの子達よりも」

 

「だってお前はあの2人よりも俺の事を知ってくれてるだろ。今いる中で1番俺と付き合いが長いのは間違いなくマリアお前だ。俺1人じゃ切歌と調の2人を引っ張って行けない。今俺があんなに荒れてんのにおっさん達が何も言わないのってお前達がおっさんに頼んだってのもあるんだろ?」

 

俺の言葉を聞いてマリアは驚いた顔をする

 

「聞いてたの?」

 

「ああ、ありがとな彼奴らもそうだがお前にも本当に感謝してる。それに俺の知らない世界を1番見せてくれたのはセレナでもマムでもましてや彼奴らでも無いマリアお前だろ?お前になら身を委ねても良いそんな気がするんだ」

 

そう言ってベットに座るマリアにもたれる

 

「そう…何だがセレナの居た頃に戻ったみたいね」

 

「そうかもな…でもあの頃に戻るなんて事は出来ない。俺達は生きなきゃいけない俺達の為に命を散らしてくれたマムの為にも、そしてセレナの為にも」

 

「そうよね、貴方と話していると此処にセレナが居る様にそう感じるわ」

 

「そう…だな」

 

俺はそこで睡魔に襲われ眠りについた




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