戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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143話

「ん…マリア」

 

「気が付いたのね湊」

 

次に俺が目を覚ましたのは自室のベッドの上だった

 

「俺どのくらい気失ってた?」

 

「軽く1時間くらいは気を失っていたわ」

 

1時間か結構気失ってたんだな

 

「悪いな心配かけて…カマエルは?」

 

「メンテナンスが必要になるくらいの損傷があったからエルフナインに渡しておいたわ」

 

流石に今日は無茶しすぎたか…そもそも彼奴の攻撃を受けたにも関わらずメンテナンス無しで使えてたのがおかしかったんだ

 

「仕方ない…」

 

俺は小型のホログラム通信機を使ってあるミミに連絡を取る

 

「ミミ俺だ」

 

『ん…湊どうかした?』

 

「悪いミミ寝てたか?」

 

通信を取ったミミは寝起きなのか目を擦っていた

 

『大丈夫、寝かけてただけ』

 

「そうか、カマエルがメンテナンスが必要になるくらい損傷してて暫く使えない。あれを出来れば明日の朝に俺の住むマンションの部屋に着く様に送ってくれ、これが俺の住むマンションの住所と部屋の番号だ」

 

『わかった…明日の朝に着く様に手配する』

 

「ああ、忙しい中悪いな」

 

『それは言いっこ無し、ステラ達も明日日本に帰る予定、その時に持っていって貰う』

 

「わかった」

 

俺はそう言って通信を切る

 

「それは?」

 

ミミとの通信を切るとマリアがホログラム通信機をまじまじと見てそう聞いてくる

 

「俺がアメリカのニューヨークシティで作った小型のホログラム通信機だ。登録したホログラム通信機同士で通信出来るんだ」

 

「そう…非常時の通信用として3つ用意して貰えないかしら?」

 

「別に良いが3つとなると少なくとも1週間近くは掛かるがそれでも良いか?」

 

「ええ、構わないわ」

 

「わかった、「「湊!!」」お前らも心配かけて悪かったな」

 

俺とマリアの話す声が聞こえたのか切歌と調が部屋に入って来る

 

「もう大丈夫なんデスか?」

 

「ああ、大丈夫だ」

 

「良かった、夕飯食べられそう?食べられそうなら温めて来るけど?」

 

「貰うよ、丁度腹も減ってたしな」

 

「わかった」

 

調はそう言って俺の晩飯を温めに行った

 

「本当に心配したのデスよ。1時間も目を覚まさないデスから」

 

「流石にあのデカブツを単独で倒すのは無茶だったみたいだからな、お陰でカマエルも使えないし散々だ」

 

「暫くは大人しくしてなさい。そう言えば貴方があの子に頼んだあれって何なの?」

 

「それは来てからのお楽しみだ。少なくとも俺が大人しくしてる事はなくなるな」

 

「一体何を頼んだデスか?」

 

ん〜、まあマリア達になら言っても良いだろ

 

「完全聖遺物魔剣レーヴァテインだ」

 

「完全聖遺物…魔剣レーヴァテイン」

 

「まさかそんなとんでもを生身で扱うつもりデスか?」

 

「そうなるな、大丈夫だってちょっと体がおかしくなるだけだから」

 

「何処が大丈夫なのよ」

 

「全然信用できないデス」

 

何だよ信じてくれても良いじゃねえかよ

 

「話して貰えるかしら?その完全聖遺物の事を詳しく」

 

「ああ、良いぞ「何の話?」調、丁度良い後で同じ説明するのも面倒だお前も聞いとけ」

 

「わかった」

 

調はそう言ってお盆を俺に渡して座る

 

「魔剣レーヴァテイン、別名血塗られた魔剣そう言われる由来はレーヴァテインの所有者の周りの人達が大量の血を流して死んでいる事件が多発したからだ」

 

「血塗られた魔剣…そんな危険な物なら深淵の竜宮に保管されててもおかしくない代物じゃ無い」

 

「そう普通ならな、レーヴァテインは所有者を吸血鬼にし、所有者に人を殺せと1週間頭の中がその言葉で埋め尽くされる。大量の血を流して死んでいた人は全員」

 

「魔剣によって所有者が狂わされた為に起きた事件そう言う事ね?」

 

マリアの言葉に俺は頷く

 

「そんな危険な物やっぱり持ってない方が良い」

 

「そうデスよ!」

 

「大丈夫だ、逆にそれに耐え切ればレーヴァテインはその後自由に使える様になる。俺は既にそれに耐え切っている。だから心配しなくても大丈夫だ。そうでもなきゃお前らが居るのにそんな危険物持って来させねぇよ」

 

俺はそう言って切歌と調を落ち着かせる

 

「つまりレーヴァテインは貴方を所有者として認めているそう言う事ね?」

 

「ああ、その解釈で合ってる」

 

「わかったわ、もう遅いわね帰るわよ切歌、調」

 

「「おやすみ(デス)湊」」

 

「おやすみ切歌、調、マリア」

 

俺は自分の部屋に帰る3人にそう言ってから再び眠りに着いた




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