戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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144話

〜ステラside〜

 

「風鳴司令ステラ・リーシェン、ナイン・フォレスティア、アリア・ツーヴェルクただいま戻りました」

 

アメリカからS.O.N.G.本部に帰還した私達は風鳴司令の前に並びアリアがそう言う

 

「戻ったか3人共、体の容体は大丈夫か?」

 

「大丈夫よ。それで湊は何処に居るの?」

 

ミミから預かった完全聖遺物を湊に渡す為に湊の居場所を聞く

 

「湊君ならエルフナイン君のラボに用事があると言っていたから恐らくはそこに居るだろう」

 

「そう、行くわよナイン、アリア」

 

「「はい(おう)」」

 

私達は司令室を出て湊の居るエルフナインのラボに向かう

 

「皆さん戻られていたんですね」

 

「丁度良かったわエルフナイン今から湊に渡す物があるから貴方のラボに向かおうと思っていたの」

 

「そうでしたか、ステラさんも僕のラボに行くのは初めてでしたね。案内します」

 

「助かるわ」

 

エルフナインの行為に甘えラボまで案内してもらう事にした

 

「へぇ、此処が貴方のラボなのね」

 

「はい、湊さんステラさん達がお渡ししたい物があるそうです」

 

『わかった』

 

湊の声が聞こえた数秒後扉は開かれ中から湊が出て来た

 

〜ステラside out〜

 

「悪いなわざわざ持って来てもらって」

 

「別に構わないわ、それで中身は何なの?私もナインもそれにアリアもその中の聖遺物が何かミミから聞いてないのよ」

 

「彼奴言ってないのかよ、まあお前らなら良いだろ」

 

俺はそう言って布に包まれたレーヴァテインを取り出す

 

「それは?」

 

「完全聖遺物、魔剣レーヴァテインだカマエルが使えなくなったからミミに頼んだんだ。まさか中が何か説明もしないとは思わなかったがな」

 

彼奴とことん信用してない奴の前じゃ無口だな

 

「魔剣レーヴァテイン…聞いた事があります。所有者を吸血鬼にしてしまう完全聖遺物ですよね?」

 

「ああ、用はそれだけか?なら俺はまだやる事がある」

 

「湊さん、僕に何か出来る事はありますか?」

 

「手伝ってくれるのかエルフナイン?」

 

俺の質問にエルフナインは頷く

 

「ありがとな、ならパーツの組み合わせを頼む俺はプログラムの方で手に一杯なりそうだ」

 

「分かりました」

 

エルフナインはそう言ってパーツの組み合わせを始める

 

「私達に出来ることはなさそうね」

 

「悪いな、お前達の手が必要になった時は頼む」

 

「ええ、行くわよ2人共これ以上邪魔をするのは悪いわ」

 

「はい、失礼します湊様」

 

「じゃあなリーダー」

 

ステラ達はそう言ってラボを出て行く

 

「湊さんこれは何を作っているんですか?」

 

「ん?前に米国で作った小型ホログラム通信機だ。マリアに3つ作ってくれないかって頼まれてな」

 

「そうでしたか。あの…このパーツは」

 

「この紙にパーツの組み合わせ方が書いてるからそれを参考に組み合わせてくれ」

 

俺はエルフナインにパーツの組み合わせ方を書いた紙を渡す

 

「ありがとうございます。えっと…これがこうで…此処がこうなって」

 

「大丈夫そうか?」

 

「はい、とても分かりやすいです」

 

「なら良かった」

 

エルフナインにそう言った俺は再びパソコンに向き直る

 

「湊!お昼にするデス!」

 

「引っ張るな切歌、それにまだ半分しか終わってない。動作のテストなんかもあるからプログラムは今日中に仕上げたいんだ」

 

「息抜きも大丈夫だよ湊君!お仕事は一旦中断してお昼食べよう。調ちゃんがお弁当作って来てくれてるよ!」

 

「後から行くから先に行っててくれ」

 

「何でも良いから一旦辞めるデス!」

 

そう言って切歌がパソコンの電源を切る

 

「切歌お前!?」

 

「わっ私何かいけない事しちゃったデスか!?」

 

「データは…良かった保存されてた」

 

今までのが全部消えてたら打ち直す時間も必要になってたな

 

「あのね切歌ちゃん、パソコンって急に電源切っちゃうと最悪壊れたりする事もあるらしいよ?」

 

「そうだったデスか!?みっ湊パソコンは無事デスか!?」

 

「ああ、何とかな…仕方ない残りは午後からにして昼にするか」

 

「それが良いデスよ!調やマリア達をあんまり待たせても悪いデスし早速食堂に出発デース!」

 

(全く調子の良い奴だ)

 

俺はそう思いながら切歌の後を着いて行った




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