戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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150話

「これはオリオン座?」

 

「正しくは此処調神社を含む周辺7つの氷川神社により描かれた鏡写しのオリオン座とでも言いましょうか。受け継がれる伝承において鼓星の神門、この門より神の力がいずるとされています」

 

宮司は此処に受け継がれる伝承の話を聞かせてくれた

 

「憶測と推論に過ぎないか、それでもパヴァリア光明結社の狙いと合致する部分は多く無視はできない」

 

「そうかもな」

 

「神いずる門」ぐ〜

 

真剣な空気の中に不適切な音が鳴る

 

「響お前」

 

「けたたましいのデス」

 

「私は至って真面目なのですが私の中に獣が居ましてですね」

 

「では晩ご飯の支度をしましょうか。私の焼いたキッシュは絶品ですぞ「待ってくれ」どうかなさいましたか?」

 

晩ご飯の支度をしようと立ち上がる宮司を引き止める

 

「世話になるだけじゃ悪いからな晩飯は俺が作る。勝手だがある程度資料は見させてもらったからな」

 

「そうですか、それではお願いしましょうか。此処にある古文書、全て目を通すにはお腹いっぱいにして元気でいないといけませんからね。台所に案内しましょう」

 

「ああ、頼む葉月邪魔しちゃ悪いからお前も来い」

 

俺がそう言うと隅の方でぬいぐるみで遊んでいた葉月はそのぬいぐるみを置いて俺と宮寺の後を付いて来る

 

「その子を見ていると孫を思い出しますよ」

 

「孫をか?」

 

「ええ、本当にそっくりですよ。その子とは違って髪は茶色でしたが、丁度貴方の1つ下ですよ」

 

俺の1つ下で茶髪かなんか鳩木に似てるけどまさかな

 

「昔は娘がよく連れて遊びに来てくれていたんですけどね。それはもう目に入れても痛く無い程で」

 

宮司は懐かしむ顔でその孫の事を話す

 

「此処が台所です。すみませんね、孫の話を聞いて頂いてしまって」

 

「いや、なぁその孫の名前って鳩木佳奈子って名前か」

 

宮司が時々孫の名前だろうか佳奈子って呼んでたのが気になってそう聞いてみる

 

「ええ、そうですが…もしや佳奈子のご友人ですか?」

 

「ああ、鳩木は俺の学校の後輩だ」

 

「そうでしたか、いやはや佳奈子のご友人が訪ねて来て下さるとは。今後とも孫の事をよろしくお願いします」

 

宮司はそう言って頭を下げる

 

「鳩木なら俺の右隣に座ってた切歌とその隣に座ってた調の2人の方が詳しいぞなんせ同じクラスだからな」

 

「そうですか、では晩ご飯の時にでも最近の孫の事を聞かせて頂います。私は2つ隣の部屋に居ますのでそれでは」

 

そう言って宮司は歩いて行った

 

「さて始めるか」

 

「葉月も頑張る!」

 

葉月はそう言って冷蔵庫の中身を確認する

 

「玉ねぎ、人参、ミンチ…これだけあればハンバーグが作れるな」

 

「ハンバーグ!パパ葉月ハンバーグが食べたい!!」

 

「ならハンバーグにするか、葉月玉ねぎの皮剥いてくれ」

 

「うん!」

 

葉月は頷いて玉ねぎの皮を剥き始めた

 

「出来たし切歌でも呼ぶか」

 

『何デスか湊?』

 

「切歌晩飯出来たから運ぶの手伝え」

 

『了解デス!響さんと一緒に向かうデス!』

 

切歌はそう言って電話を切った

 

「葉月お前は宮司を呼んで来い」

 

「わかった!」

 

俺がそう言うと葉月は宮司の居る2つ隣の部屋に向かって行った




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