戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
〜切歌side〜
「むー」
下着売り場からゲーセンに移動してクレーンゲームをしている
「あ、中々取れないデス」
「切ちゃん結構使ってるのにね…それに比べて湊は凄いねどんどん荷物が増えていってる」
調がそう言うので湊の方を見るとかなりの数のお菓子とぬいぐるみが後ろの袋に入って居た
「凄いデスね湊」
「切ちゃん頼んでみたら?湊なら取ってくれると思うよ?」
それもそうデスね
「湊ちょっと良いデスか?」
「なんだ切歌?」
景品を取り出す湊に近づき声をかける
「実は…取って欲しいぬいぐるみがあって」
「別に良いぞ、どのぬいぐるみだ?」
調の言う通りデス
「調お前はしないのか?」
「クレーンゲームはちょっと苦手、湊お菓子貰って良い?」
「良いぞ、これなら直ぐに取れるな」
そう言って湊は100円玉を一枚入れる
「本当に凄いデス」
湊は100円で私がずっと取れなかったぬいぐるみを取った
「そうか?ほれ、目当てのぬいぐるみ」
「ありがとうです湊…あれ?調はどこ行ったデス?」
「ああ、調ならコインゲームのコーナーに行ってたぞ」
そう言えば調はコインゲームが得意だったデスね
「そうデス!湊とやって見たいゲームがあるデス!」
「俺とやって見たいゲーム?って事は1人じゃ出来ないのか?」
「そうデスね、1人でも出来ない事は無いデス、でも2人でやった方が楽しいゲームデスよ」
私がそう言うと湊は疑問を抱きながらも私に着いて来てくれた
「これデス!」
「何だこのゲーム?」
「湊知らないデスか?これはプリントシールを作れる機械です。一回調と2人で撮ったデス!」
前に調とゲーセンに来た時に2人で撮ってから次は湊と撮りたいってずっと思ってたデス!
「ふーん、じゃあさっさと終わらせて調呼んでから買い物行くぞ」
「了解デス!」
私と湊は機械の中に入ってお金を入れる
「俺は使い方分かんねーしお前に任せる」
「んー、そうデスね…カップルモード?これにするデス!」
「カップル?ちょ!切歌ストップ!」
「へ?」ポチッ
湊の方に振り向くのと同時にそのボタンを押すと湊はため息を吐いた
「湊!わっ私何かいけない事したデス!?」
「分かってなかったのか、多分だがカップルモードって言うのは恋人同士でやるモードだと思う」
(こっ恋人!?それって私と湊がデス!?)
そう知った途端に顔が赤くなる
「こっごめんデス湊!もっ戻るデス!」
私は必死に戻るボタンを探すけど何処にも見当たらない
「うう、ごめんデス湊」
「まあ知らなかったんだし仕方ねーよ」
そう言って湊は私の頭に手を置く
「何事も経験だと思ってやってみれば良いだろ」
「そうデスね…フレームは湊に任せるデス」
「了解」
そう言って湊はフレームを選ぶ
「湊出来れば変えて欲しいデス」
湊が選んだのは子猫と子犬が描かれているフレームだった
「俺は良いと思うんだけどな」
「湊って本当小動物好きデスね、まあ湊が良いなら良いデスけど」
『それでは彼氏さんは彼女さんを後ろから抱きしめて…』
「みっ湊これ本当にしなくちゃダメなんですか!?」
「落ち着け切歌、別にしなくて良いだろ普通に取れば良いんだ」
普通にデスか…
「湊1つだけやっても良いデスか?」
「ん?まあ1つだけなら良いが出来ればあまり恥ずかしいのは勘弁してくれ」
(わっ私の顔大丈夫デス!?可笑しな所ないデス!?)
湊が顔を赤くしてそう言うので私は必死になって鏡を見て髪を整える
「切歌もう撮るみたいだぞ?」
「待ってデス!湊もうこれで良いデス!」
「そうか…それじゃあ」
そう言って湊が私を後ろから抱きしめる
(うう、自分で言っといてこう言うのも可笑しいですけど…死ぬほど恥ずかしいデス!でも…)
私は上にある湊の顔に目線を向ける
(なんだか凄く安心するデス)
『3…2…1…』パシャッ
その後の内容はかなり恥ずかしい物が多かったから最初のにしてて良かったデス
「湊写真出来たみたいデス」
「へー結構上手く撮れてるんだなて言うか最初の以外本当きついのばっかだったな」
「そうデスね」
中でも最後の彼氏が彼女の頬にキスって聞いた時は本当に恥ずかしかったデス
「最後のお前耳まで赤いな」
「当たり前デス!きっキスなんて恥ずかし過ぎデス!」
「…夜忍び込む方がよっぽど恥ずかしいと思うんだが…」
湊が何を言ってるかは知らないデスけど、これは調に見られたら駄目デス見つからない様にしないと
「それじゃあ俺は調呼んで来るから待ってろ」
「わかったデス」
(恥ずかしかったデスでも…2人だけの思い出が出来て嬉しいデス)
そう思いながら私は再び写真を見つめた
〜切歌side out〜
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