戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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156話

「此処がその遺跡だ」

 

「入口が塞がれてるけどどうやって中に入るの?」

 

そうその遺跡の入り口は無数の水晶が邪魔をしてとても人が通れる道ではない

 

「ミミ、ルカ」

 

ミミとルカは頷き水晶に手をかざすと水晶で塞がっていた道が開き中に入るスペースが出来た

 

「何やってる入るぞ」

 

俺は未だに中に入ろうとしないカリオストロとプレラーティにそう言う

 

「あれはどう言うワケダ」

 

「あの水晶か?あれはミミとルカの2人が作った水晶だ昨日も言ったが中にはアルカノイズが居る。無駄な犠牲者を出さない為だ」

 

「意外と他人の事を考えてるのね」

 

カリオストロが意外そうな顔をしてそう言う

 

「何かあれば俺に責任が向くからな、ならあらかじめ誰も入れないようにすれば良いだけの話だ」

 

「成る程ね、この分かれ道を右に行くのね」

 

「ああ、この先にはアルカノイズが居る全員ファウストローブを纏え」

 

俺がそう言うとミミ達はファウストローブを纏い俺もレーヴァテインを取り出す

 

「へぇ、便利そうな機械ね」

 

カリオストロは小型のホログラム通信機を見てそう言う

 

「確かに便利と言えば便利だな、話すのはこのくらいにしてさっさと行くぞ」

 

「この先に神殺しに関する何かがあるワケダ」

 

「ああ」

 

俺はプレラーティの言葉に頷きミミとルカと俺の3人を先頭に奥に進んで行く

 

「おっと早速お出ましだ」

 

歩いてほんの数分でアルカノイズが出現した

 

〜プレラーティside〜

 

「彼奴の言ってる事どう思う」

 

「7割が事実なワケダ。確かに神殺しに纏わる壁画が多く描かれている」

 

確かに此処になら神殺しに関する何かがあってもおかしくないワケダ

 

「それにしてもあの子達も凄いわねアルカノイズをバンバン倒して行くわ。あーしのフォローもあまり必要ないしね」

 

「そう言う訳でもないワケダ」

 

「それもそうね!」

 

カリオストロが私達の後ろに現れたアルカノイズを倒す

 

「これだけ厳重に守ってるのに何もありませんでしたじゃ割りに合わないわね」

 

「プレラーティ此処だ」

 

彼奴はそう言って文字を指差す

 

「確かに古いものなワケダ」

 

「いけそうか?」

 

「この程度時間を稼いでくれれば楽勝なワケダ」

 

「そうか」

 

そう言ってアルカノイズと向き合う

 

(全く掴めないワケダ。此奴の意図が、何故此奴は少し前まで敵だった私やカリオストロを信用出来るワケダ。何が此奴を信じさせるワケダ)

 

考えても考えても此奴の意図が掴めない…

 

「どうかしたプレラーティ?」

 

「どうもしないワケダ…成る程そう言う事なワケダ」

 

その壁画の文字の解読に成功した私はそう言って笑みを浮かべる

 

「何かわかったのか?」

 

「此処にあった聖遺物と完全聖遺物を此処にかざすと開く仕組みになって居るワケダ」

 

「成る程な、ミミ!ルカ!こっちに来い!」

 

彼奴がそう言うと2人はアルカノイズとの戦闘を中断し彼奴の後ろに行く

 

《炎帝》

 

彼奴は炎を壁を作り出しアルカノイズが此方に近づけないようにする

 

「ミミは槍をルカは大剣を此処にかざせ」

 

そう言うと2人は言われるがままにファウストローブの武器である槍と大剣をかざしその上に彼奴もレーヴァテインをかざす

 

「開いたかそろそろあの壁も無くなる飛び込むぞ!」

 

私とカリオストロは彼奴に言われるがままに開いた扉の中に飛び込んだ

 

〜プレラーティside out〜

 

開いた扉の中に入ると別の道とは比べものにならない程の部屋だった

 

「此処に神殺しに関する何かがあるのか…一先ず手分けして探すぞ」

 

「「うん(はーい!)」」

 

俺がそう言うとミミとルカは2人で部屋の探索を始めた

 

「これは…」

 

「何かわかったのかプレラーティ」

 

それまで壁画の文字の解読をしていたプレラーティが何かを発見して声を上げた

 

「今から約2000年前にも1度神の力がこの世に君臨しているワケダ。この遺跡の最奥に奉納されている聖遺物そして完全聖遺物は全て神殺しの力を宿しているワケダ」

 

「ねえプレラーティ!これってそうじゃない?」

 

カリオストロも何かを発見したらしくプレラーティを呼ぶ

 

「間違いないワケダ、これが此処に奉納されている完全聖遺物スルトの剣」

 

「でもこれ全然抜けないのよね」

 

カリオストロは地面に突き刺さるスルトの剣を何度か抜こうとしたのかそう言う

 

「それに関する事も壁画にあったワケダ。スルトの剣は純粋な心の持ち主のみが使う事を許され欲がある者には使えなく例え抜く事が出来たとしてもスルトの剣の狂気に取り込まれ死ぬまでその剣を振るわされるワケダ」

 

純粋な心の持ち主か…

 

「ミミ!ルカ!お前らも来い!」

 

俺がそう言うとミミとルカは探索を中断して俺の元に来る

 

「どうしたの湊?」

 

「それが神殺しの大剣?」

 

ミミの質問に俺は頷く

 

「スルトの剣…その名前は聞いた事がある」

 

「だよね!小さい頃パパから聞いたよね!神を両断する大剣だって!」

 

「神を両断するか…プレラーティ他の情報はあったか?」

 

「ああ、お前の治癒の錬金術に関する記述もあったワケダ。治癒の錬金術それは神を宿す者に与えられた力、その力は正しく使えば多くの者を癒し、誤って使えば世界を破滅に導く事の出来る物だと記されていたワケダ」

 

神を宿す者に与えられた力か…

 

「ん〜!抜けない…」

 

「あ!次私!私!」

 

向こうではスルトの剣を抜こうとカリオストロに続きミミが挑戦したが抜けなかった為ルカが挑戦するらしい

 

「やった!抜けた!抜けたよ湊!」

 

「抜けたか…は?抜いたのかお前?」

 

「うん!何かこう手に馴染む感じがある!」

 

(此奴が純粋な心の持ち主ね…)

 

プレラーティの話では欲がある者はその狂気に取り込まれるらしいのだがルカからはそう言った物が一切感じられないいつも通りのルカだ。つまり此奴は純粋な心の持ち主と言う事になる

 

「剣も抜けたし地上に出るぞ」

 

「でも扉の向こうにはアルカノイズが居るのよ?あーし達が入った時間からして対処出来る数を超えてると思うけど?」

 

「それに関しては問題ないワケダ。あれは扉の持ち手の蛇の認識で現れると言う記述もあったワケダ」

 

なら外に出たらまたアルカノイズが出て来るって事だよな?

 

「ならこれで本部まで移動すれば良い」

 

「だよね!湊!」

 

ルカは俺に飛びつきキャロル達が使っていた結晶を地面に落とす

 

「あーし達も連れてって貰うわね」

 

「うん…貴方も」

 

「わかっているワケダ」

 

カリオストロとプレラーティはミミと転移するらしい

 

「わかったからちょっと離れろ」

 

「えー!良いじゃん!」

 

ルカは俺から離れるつもりは無くそのまま転移した




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