戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「ん?通信?」
遺跡を出た俺達はミミを本部に残してオーグさんの用意した専用のシャトルで日本に向かっていると通信機に通信が入った。チャンネルは切歌に渡した物だった
「どうした切歌?『湊君!良かった出てくれて!』響?なんでお前がそれを」
持っているんだと言おうとすると響によって理解させられる
『それが…切歌ちゃんが…私を守る為に絶唱を…』
響の話では神の力を宿したティキの一撃を切歌が絶唱を使って受け止めたらしい
「あのバカ…わかった直ぐに向かう」
俺はそう言って席を立つ
「ルカ」
「はーい!気をつけてね湊」
ルカはそう言って結晶を地面に落とす
「ああ、わかってる」
「あーしらはどうすれば良いのかしら?」
「お前達は当初の予定通りで行け俺は先に行く」
俺がカリオストロ達にそう言ったのと同時に俺は転移させられた
「湊君…」
「やっと出て来たか雪音湊」
上空でそう言って俺を見下ろすアダムを無視して俺は倒れている切歌に近づく
「たく、無茶しやがって」
「たはは…返す言葉もねぇデスよ」
俺は掠れたそう言う切歌の傷を治す
「これで一安心だな…さて随分とやってくれたみたいだな」
「手を出すな雪音湊、彼奴は私が「どけサンジェルマン」雪音湊…貴様は一体」
俺から出ている尋常じゃない殺気に当てられサンジェルマンが声を震わせるが今はどうでも良い
「覚悟は出来たんだろうな」
「なんの覚悟だい?」
「勿論…死ぬ覚悟だよ!!」
俺は背中に翼を生やしアダムに突っ込んで行く
「やれやれ、無駄だと言うのに」
アダムがそう言うとティキがアダムの前に出て光線を放つ
「なあアダム、神殺しって知ってるか?」
「何!?」
無傷な上に簡単に神の力を切り裂いた俺を見てアダムは驚きの声を上げる
「神殺しの力…ばかな!保管させている施設は全て破壊した筈だ!」
「残念だが全部は破壊されてないんだよな!」
アダムに対してそう言って俺は再びアダムにレーヴァテインを向けた
〜響side〜
「凄い…切歌ちゃんが絶唱まで使って受け止めた攻撃をあんな簡単に」
「あれが神殺し…神をも砕く力…何だ!」
サンジェルマンさんが空を見上げたので私も空を見上げると2つの人影が空から降って来ていた
「もう始めちゃってるのね」
「気が早いワケダ」
「カリオストロ…プレラーティ…」
そこにはクリスちゃんとマリアさんが倒した筈のカリオストロさん、あの時湊君が見逃したプレラーティさんが居た
「何故お前達が此処に…お前達は死んだと…」
「そうね…正直言ってあの子が居なかったらあーしは死んでたかもしれないわね」
「私も彼奴が居なければ今此処に立っていないワケダ」
そう言って2人はアダムと戦う湊君を見上げる
「彼が…雪音湊がお前達を助けたのか」
「ええ、それにしても彼奴に勝ち目は無いでしょうね、人の中で唯一触れてはいけない物に触れたんだもの」
「ああ、勝負の結果は目に見えているワケダ」
「人の中で唯一触れてはいけない物?」
私はそれが何かわからずそう呟く
「知らないなら教えてあげるわ。人の中で唯一触れてはいけない物それは」
「大切な物を傷つけられ怒りが頂点に至った時の感情、あの男は触れてしまったワケダ彼奴の逆鱗に」
私の呟きに答えるかのようにカリオストロさんとプレラーティさんはそう言った
『響君!事態は急を要するかもしれない。一度切歌君を連れて本部に戻れ!』
「分かりました師匠」
私はアダムと戦う湊君を見た後切歌ちゃんを連れて本部に向かった
〜響side out〜
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