戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
〜弦十郎side〜
「司令!此方に向かって来る飛行物体を確認しました!」
「モニター出ます」
そこには此方に向かってくる一機のシャトルが映し出された
「あれは…確かお父様のシャトルだった気がするのですが」
「そうよね?あれを操縦出来るの湊くらいの筈なんだけど…風鳴司令少し失礼するわね」
「ん?構わないが一体何をするつもりだ?」
ステラ君はそう言ってそのシャトルに無線による通信を行った
『はいはーい!此方ルカちゃんでーす!司令?それともミミちゃん?』
通信に応じたのはルカと名乗る女性だった
「ルカ?貴方どうしてそこに居るの?」
『あ!その声ステラちゃん!?久しぶり!!元気だった!?』
「元気よ、一先ず不時着しなさい話はそれからよ」
『はーい!』
その通信が切れるとそのシャトルは降下を始め潜水艦の隣で止まった
「ステラちゃーん!!」スリスリ
「離れてルカ、暑苦しいわ」
「もう照れちゃって可愛いなぁ」
「照れてないから、辞めなさい」
シャトルから出て来た少女はステラ君を見つけると途端にステラ君に飛び付いた
「もー!せっかく神殺しの情報を湊から預かって来たのに!」
「そんな大事な事は早く言いなさい!!」
そう言って怒鳴るステラ君を見てその少女はその場に座り込む
「まあまあ、ルカの奴も悪気があったわけじゃ無いんだからよ」
「そうですステラさん、ですので少し落ち着いて下さい」
「わかってるわよ、全くそれで神殺しの情報を持って来たのよね?早く見せなさい」
少しキツイ物言いにも関わらずその少女は神殺しの情報について話し始めた
「これが湊と行った遺跡の全てだよ!」
「そう、貴方はスルトの剣を持って湊に加勢しに行きなさい。私達も行きたい所だけど私達じゃどうにもならなさそうなの」
「はーい!行って来まーす!」
その少女はそう言って本部を出て行った
「大丈夫なのかよ彼奴…」
「あれがあの子の素よ、それにあれでもいざって時にはかなり頼りになる子よ」
クリス君の心配する物言いに対してステラ君はそう返した
「師匠ただいま戻りました」
「ご苦労だった響君、切歌君の容体は?」
「湊君の治癒の錬金術で何とか傷は治ったみたいです」
またしても彼に錬金術を使わせてしまったか
「ん…湊…そうデス!あ痛ぁ」
切歌君が目を覚まし少し慌てた口調でそう言うと頭を抑える
「無理しちゃダメだよ切ちゃん、今は少しでも休んで」
「ありがとうデス調、それであれからどうなったデス?」
「切ちゃんモニターを見て」
「モニターデスか?凄いデス」
モニターにはあのアダムを圧倒している湊君の姿が映し出されている
「流石神殺しって言うだけはあるな」
「ああ、ん?彼女は先程の…」
そこにはステラ君に言われ湊君の加勢しに行ったルカ君の姿があった
〜弦十郎side out〜
「くっ!」
「はあ!」
「避けろ雪音湊!」
サンジェルマンの声が聞こえると後ろから銃弾が飛んで来る
「あっぶねぇ」
「彼奴はお前1人では倒せない相手なワケダ」
「そうそう、あーし達とも協力しなきゃ」
「我々と共にアダムを撃ってくれ雪音湊」
サンジェルマンがそう言って手を差し出して来る
「足手まといになるようなら切り捨てるからな」
「ああ、それで良い」
サンジェルマンはそう言ってファウストローブの武器の銃で空中に足場を作りティキの元に向かう為の足場を作った
「行け!」
「あーし達が彼奴を食い止めるわ」
「お前は構わずティキを倒す事に集中すれば良いワケダ」
カリオストロとプレラーティが2人がかりでアダムに攻撃を仕掛ける
「なら使わせて貰うぜ!」
俺はサンジェルマンの作った足場を利用し空中に居るティキに向かって行く
「させはしない好きに!僕だけなんだよ触れて良いのはティキのあちこちに」
「きめえんだよクソ野郎が!」
アダムがティキを守る様に俺に錬金術で攻撃をするが俺はその攻撃を防ぎ地面に着地する
「ですが局長、ご自慢の黄金錬成はいかが致しましたか?」
「あーし達に手心を加える必要もないのにどうしてあの馬鹿みたいな火力をかいちょうしないのかしら?」
「大方天からの霊ラインチャージはお前からしても予定外だった。その為門の開放に消耗し黄金錬成させるだけの力が無いのが丸わかりなワケダ」
いつまで経ってもあの高火力の火の玉が来ないと思ってたがそう言う事か
「はあ!」
サンジェルマンが発射した銃からは青い竜の様な物が現れた
「ふっ」
アダムはそれを帽子を飛ばして防ぐ
「まだまだー!」
そこにカリオストロが打撃を叩き込もうとするがそれは受け止められる
「どうしたもう終わりか?」
「んな訳ないだろが!」
俺はカリオストロの攻撃を防いでいる手を切る
「今だ雪音湊!ティキが完全に神の力に至る前に!」
「わかって…」
俺はティキの元に向かおうとした所で可笑しな点に気がつく
「お前その腕…」
アダムの腕からはまるで機械の様に電気が散って居た
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