戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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159話

「錬金術師を統べるパヴァリア光明結社の局長が…人形だと」

 

「人形だと!!」

 

アダムがそう言うとティキの光が強くなっていく

 

「光が…生まれる!」

 

「何が生まれるって言うんだ」

 

光は次第に治まっていきさっきまでティキがいた場所には怪物が居た

 

「何があったんだサンジェルマン」

 

「完成してしまったんだ神の力が…」

 

「こうなるとあーしやプレラーティでも難しいわね」

 

「鍵を握るのはお前と仲間の錬金術師が使う剣2つだけだ」

 

こうなるとルカにも早く来て貰わないとな

 

「とーりゃー!!」

 

遠くからそんな叫び声と共に1人の少女が大剣を怪物に振るった

 

「はぁ、全く彼奴は」

 

俺はアダムに攻撃を防がれ落下して行くルカを受け止めに行く

 

「大丈夫かルカ?」

 

「うん!大丈夫だよ湊!」

 

ルカはそう言ってスルトの剣をアダムに構える

 

「見せしめようか、完成した神の力…ディバインウェポンの恐怖を!」

 

アダムがそう言うと怪物は肩から光線を飛ばして辺りを焼き払う

 

「人でなしサンジェルマンはそう呼び続けていたね。何度も僕を…そうとも人でなしさ僕は何しろ人ですらないのだから」

 

「アダム・ヴァイスハウプト貴様は一体」

 

サンジェルマンがそう問いかけるとアダムは地面に降りて来た

 

「僕は作られた彼らの代行者として」

 

「作られただと…」

 

「ああ、だけど廃棄されたのさ試作体のまま完璧過ぎると言う理不尽極まる理由をつけられて」

 

確かに理不尽極まり無い理由だだが

 

「有り得ない、完全が不完全に劣るなど「ふざけた事言ってんじゃねえぞ」何処がふざけていると言うんだい?ふざけているのは完全過ぎると言う理不尽極まり無い理由を付けて廃棄した彼らじゃないか」

 

「確かにあんたが廃棄された理由には同情するよ…でもな、それでも誰かの命を奪って良い事にはならねぇだろうが!」

 

「僕は歪みを正すだけだよ。完全が不完全を滑る事でね!!」

 

「させるか!「何をするつもりだ雪音湊!!」あれを止める!またあんなの撃たれてみろそれこそこの辺り一帯が焼き払われる!そんな事になれば俺もお前達も終わりだ!倒せる見込みのある俺が行くのが妥当だろ!」

 

俺はサンジェルマンにそう言って怪物に向かって行く

 

「やらせないよ!「とりゃー!」くっ!」

 

「貴方の相手は私だよ?やっちゃえ湊!!」

 

「ああ!」

 

俺はアダムを足止めするルカにそう言う

 

「はあ!」

 

倒すまではいかなかったが今の攻撃で完全に軌道が変わったが

 

「あぁああ!!」

 

怪物の振り下ろす腕が直撃し吹き飛ばされた先にあったビルの鉄骨に右腕が刺さった

 

「雪音湊!!」

 

「どって…事…ねぇよ…このくらい…」

 

俺は出血する右腕を治癒の錬金術で治してそう答える

 

「難儀だな…血液まではまだ少し時間がかかりそうだ」

 

「湊君!」

 

「響…お前どうして」

 

俺がサンジェルマンにそう言うと響が走って来た

 

「ガングニールにも神殺しの力があるってわかった。だから私も戦いに来た!」

 

ガングニールにも神殺しの力が…

 

「お前ら10分…いや5分もあればいけるだから頼む少しだけ時間を稼いでくれ」

 

俺は右腕を治しながら響達に頭を下げてそう言う

 

「うん、任せて湊君」

 

「我々も時間を稼ごう。お前は完全に腕を治せ」

 

「そう言う事」

 

「だが遅ければ私達が彼奴を倒してしまうワケダ」

 

「ああ、お前達が彼奴を倒す前に行ってやるよ」

 

俺がそう言うと響達はアダムと怪物に向かって行った




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