戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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160話

「もう大丈夫そうだ」

 

さっまで感覚の無かった右腕は回復し戦闘も可能となったのでサンジェルマン達の元に向かう

 

「待たせたサンジェルマン」

 

「ああ、雪音湊次の指示を頼む」

 

俺がサンジェルマン達の元に行くとサンジェルマンは俺にそう言う

 

「お前になら我々の全てを掛けても構わないと言うワケダ」

 

「あーしも同じよ」

 

「お前ら…カリオストロ、プレラーティ響の支援を頼む一瞬でも良いあのデカブツに隙を作れ。サンジェルマンお前は俺とルカとでアダムを足止めする。響お前はカリオストロとプレラーティの作った隙を見逃すな彼奴に重いのを打ち込め」

 

『了解』

 

そう言って響はデカブツに向かって行った

 

「やっと得心した。あの時無理筋な黄金錬成、あれはシンフォギアに向けた物では無く局長にとって不都合な真実を葬り去る為だったのね」

 

「言った筈なんだけどな探し過ぎると」

 

アダムはそう言って俺達に向かって来る

 

「やはりあの時の君を確実に仕留めるべきだった様だね、雪音湊…君は危険すぎる!」

 

「そいつは悪いな俺にはまだやり残した事が山の様にあったんでね!」

 

アダムが腕を抜き武器として扱う

 

「後退しろ雪音湊!」

 

「ああ」

 

後ろからのサンジェルマンの銃による攻撃をギリギリで交わしアダムに確実に命中させる

 

「今だ行け雪音湊!」

 

サンジェルマンの言葉を聞いて俺はアダムの上を取り怪物と化したティキに向かって行く

 

「乗り過ぎだ調子に「行かせないよ〜!」くっ!」

 

「やっちゃえ湊!」

 

俺はルカの声に応えるように翼を生やす

 

「捕まれ響」

 

「うん!」

 

響はそう言って俺の手を取る

 

「打ち込んで来い!」

 

俺はそう言って響をティキに向かって投げる

 

「うおお!」

 

「アダムを困らせるな!!」

 

そう言って響を握り潰そうと左腕を響に伸ばす

 

「させるかよ」

 

「あああ!」

 

俺が左手を斬り落とすのと同時に響が右腕を破壊する

 

「これでどうだ」

 

ティキは直ぐに両腕へのダメージを無かった事にしようとしたが無かった事にはならずその場で叫ぶ

 

「効いてる。これなら」

 

「ああ、行ける。しっかり捕まってろよ響」

 

「うん」

 

俺は響を背中に乗せてティキの攻撃を交わす

 

「響胸の水晶を狙え水晶の中のティキを破壊すればあの怪物も消える筈だ」

 

「わかった」

 

響はそう言って俺から飛び降り腕をドリルの様にして突っ込む

 

「ハグだよティキ、さあ飛び込んでおいで神の力を手放して!」

 

「アダム「相手が悪かったな」あああ!」

 

アダムはティキが破壊されるのを恐れ自分の元に向かわせるがその途中に俺がティキの入っていた水晶を破壊する

 

「ふ〜、何とかなったね」

 

「ああ」

 

俺は響の言葉に頷きティキが落ちて行った場所を見る

 

「新世界の雛形へと!!」

 

アダムがそう言うと小さな光の粒がアダムに向かって行くが

 

「どう言う事だ?」

 

何故かその光は俺と響の周りに集まって来て居た

 

「ねえ湊君…何これ?」

 

「わからないが…ぐっ!あああ!!」

 

突然胸に激しい痛みがこみ上げて来た

 

「どうしたの!?ねえ湊く…」

 

響が俺の名前を呼びかけるが俺の意識は段々遠のいていった

 

〜プレラーティside〜

 

「何が起こったワケダ」

 

私が目を覚ますとそこには2つの大きなさなぎの様な物があった

 

「宿せ無い筈…汚れなき魂でなければ神の力を」

 

「生まれながらに原罪を背負った人類に宿る事など「一概にそうとは言い切れ無いワケダ」プレラーティ目が覚めたの」

 

私はサンジェルマンの言葉に頷く

 

「それでどちらが彼奴…雪音湊なワケダ」

 

「プレラーティ貴方どうしてその事を」

 

「彼奴と行った遺跡の壁画にこう書かれてあったワケダ。神に与えられし力治癒の錬金術、その力を持つ者にも神は宿ると」

 

私はサンジェルマンに壁画に書かれてあった治癒の錬金術の内容を少し話す

 

「そんな事が…雪音湊は左、右が立花響」

 

「そうか…全く面倒なワケダ」

 

そう言って私は武器を手に取る

 

「もしもーし!あ!ステラちゃん!わかった!」

 

ルカはそう言うと走って私達の元に来る

 

「プレラーティ!あれを攻撃するのはちょっと待って、暫く様子を見る事になったから本部に来て欲しいって!」

 

本部にだと

 

「断る、此方にメリットが無いワケダ」

 

「え〜、良いじゃんプレラーティ!」

 

「プレラーティ向こうも恐らく同じだろう。今は情報の共有が必要だルカだったか?彼方が本当に害が無いか確認を取りたい。連絡を取ってくれ」

 

「わかった。えっと…これだったかな?」

 

ルカは腕の小型通信機を使い連絡を取る

 

「あ!ステラちゃん?私!それでね、サンジェルマンが本当に害が無いか確認したいんだって!うん!直ぐそこに居るよ!」

 

通信機器に映し出されて居たのは1人の女性だった

 

『貴方がサンジェルマンね、ステラ・リーシェンよ』

 

「ああ、私がサンジェルマンで合っている。さて、我々を受け入れる理由を聞かせて貰おうか」

 

『それについては俺から話そう』

 

先程とは打って変わり男性が映し出される

 

『俺はS.O.N.G.司令官風鳴弦十郎だ』

 

「何故我々を受け入れる」

 

『此方としても情報が余りにも少なすぎる。君達が知る神の力に関する情報、我々が知る神の力に関する情報を共有したい。勿論君達の誰1人にも危害は加え無いと約束しよう』

 

男の言葉を聞いてサンジェルマンは難しい顔で考える

 

「良いだろう、だが少しでも危害を加えた場合この話は無かった事にする。良いな?」

 

『ああ、元よりそのつもりだ』

 

男はそう言って通信を切る

 

「良かったのサンジェルマン、彼奴らの話を信じて」

 

「ああ、何方も情報が少ないのは同じだ。嘘をつく理由が無い。プレラーティは此処に残って何か変化があれば私に知らせてくれ」

 

私がサンジェルマンの言葉に頷くと2人はルカとS.O.N.G.の本部に向かって言った

 

〜プレラーティside out〜




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