戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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162話

〜マリアside〜

 

「大丈夫デスかマリア」

 

「ええ、平気よ切歌でも一体どうして」

 

立花響の攻撃が私に向かっている事に気付いた時には直撃してもおかしくない距離だった。だがそれは湊によって防がれ彼女は湊が相手をしている。だが立花響同様に今の湊も自我は失っている筈なのにどうして…それに

 

『何かあったのかマリア?』

 

あの時、直接脳内に聞こえたあの声は確実に湊だった。

 

「何かあったのかマリア?」

 

「少し気になる事があって…プレラーティ今の湊は立花響同様に自我を失っているのよね?」

 

「本来ならばその筈なワケダ、だが彼奴の行動を見て一概にそうも言い切れなくなった。可能性は2つ、1つは単なる偶然で守るように見えただけ。もう1つは何らかの影響によって自我が保たれ意図的に助けたの2択なワケダ」

 

私と湊との距離はあったにも関わらず偶然で片付けるにはタイミングが良すぎる。それにもう1つあの時聞こえた湊の声、意図的に助けたのであればあの時だけ聞こえるのはおかしい

 

「試すだけの価値はある。翼私を湊の所まで連れて行って」

 

「何を考えているマリア」

 

「そうデスよ!今の湊は響さんと同じなんデスよ!?」

 

「そうね、でもあの声が湊だったとしたら試す価値はある」

 

「声?私達には何も聞こえなかったけど?」

 

調の言葉に切歌も頷くあの声は私にしか聞こえていないのはわかっていた。だからこそ私しか湊の自我が保たれている事の証明ができない

 

「お願い翼」

 

「マリア…わかった、だが危険だと見なしたら即座に対処を行うこれが条件だ」

 

「ありがとう翼」

 

私は翼に礼を言って走る私の考えが間違っていなければ湊は自我を保っている

 

〜マリアside out〜

 

『グガアア!!』

 

「ちっ!大人しくしやがれ!」

 

そう言って俺は化け物を縛り付ける

 

「にしても尻尾まであるとは本気でどうなったんだろうな俺の体?」

 

それとは裏腹に尻尾は更に化け物を縛り付ける力を強くする

 

『湊!!』

 

聞き覚えのある声が聞こえたので俺は化け物を投げ飛ばし声のした方を向く

 

「マリア」

 

『湊!私の声が聞こえる?聞こえたなら尻尾を地面に1回打ち付けて』

 

俺はマリアに言われた通り地面に尻尾を地面に1回打ち付ける

 

『聞こえてるのね?よく聞きなさい。貴方が戦っているのは立花響彼女よ』

 

あの化け物が響…通りで響が見当たらない訳だ

 

『やっぱり声は聞こえないのね…』

 

声…あの時のマリアは俺の声が聞こえて驚いてたのか

 

『湊よく聞きなさい、立花響の動きを封じて私達じゃ力の差があり過ぎて長く持たないの。でも貴方なら…いえ、貴方にしか出来ないの。お願い私達に力を貸して』

 

(力を貸してか、そんなの答えは決まってる)

 

俺はそれに答えるかのようにマリアを掴み響が放つ光線を避け切歌達の元に送る

 

『ありがとう湊』

 

俺はマリアの言葉に頷き響の動きを封じに行く




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