戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「くっ!」
あの青白い光に包まれてから何故か力が湧いて来る
「何をしようと」
「抜剣!ラストイグニッション」
響達の黒い姿に亀裂が入る
「程がある悪足掻きに、受け入れよ完全を!!」
そう言って巨大な火の玉を俺達に向けて落とす
「補って来た錬金術でいつか完全に届く為に超えるために!」
「だとしても!」
響の声と共にミサイルがアダムに向けて飛んで行く
「生意気に人類如きが!!」
迫って来るアダムの腕を翼とマリアが切り裂く
「ギアが軋む、悲鳴を上げている」
「このノリ筋は長くは持たない」
「引き上げたのか出力を」
腕を修復したアダムを調が拘束する
「詰まる所…」
「一気に決めれば問題無いのデス!」
「エクスドライブじゃ無くても!」
調と切歌がアダムの動きを封じてクリスの巨大なミサイルをアダムに命中させる
「片付けるぞ響」
「了解!」
響は俺から飛び降り片腕をドリル状にして上空からアダムに向かって突進して行くが
「ぐあ!」
突然威力を失いそのまま落下する
「動けないようだな神殺し…終わりだ!」
俺は響の前に降りアダムの攻撃を止める
「何?」
「ふぅ〜、そう簡単に切り札はやらせないぜ」
「忌々しい、何度僕の邪魔をすれば気が済むんだ!!」
攻撃を止めた俺にアダムが向かって来る
「前にも言っただろ何度だって耐えてやるって、それと同じだ!お前が俺の大事な物を奪おうとするなら何度だって立ち上がってやる!何度だって戦ってやる!もう誰にも俺の大事な物を壊させない!」
「良いってもんじゃ無いぞ!破茶滅茶するも!」
「だったら!」
響は足からブーメランを飛ばす
「響お前」
「話は後、やるよ湊君!」
「わかってる!」
響はもう一度俺に乗りアダムとの距離を一気に詰める
「否定させないこの僕を誰にも!」
そう言うとアダムの切り裂かれた腕が形を変える
「皆のアームドギアを!」
今度は調の禁月輪全員の技を使えるのか。だがそれも繋ぐ力なのかもな
「してる場合じゃ無いんだこんなのをこんな所で」
「やらせるか!」
俺はブレスで響に伸びるアダムの腕を破壊して押さえつける
「やれ響!!」
「うん!」
響はガングニールが解除された状態で走って来る
「Balwisyall nescell gungnir tron!!」
聖詠を行いガングニールを纏う響だがガングニールのカラーはオレンジから金色に変わっていた
「黄金錬成だと!錬金術でも無い者が!」
「湊君避けて!」
「ああ!だが俺もでかいのお見舞いしてやらねぇとな!」
俺は最大威力のブレスを使ってアダムを宙に浮かせるのと同時に竜の姿から元の姿に戻される
「大丈夫か湊!」
「ああ、何とかな」
響がアダムを遥か上空に突き上げ撃破したのを確認してから翼が俺の元に来る
「無茶が過ぎるデスよ!」
「同意、でも無事で良かった」
「お前らもな…ん?これは…」
俺の手にはまたあの金色の結晶が握られていた
「湊それは…」
「恐らく神の力を結晶化させた物ださっきもこれのおかげで竜の姿になれたわけだからな」
「て事はそれを使えばまたあの姿になれるって事だよな?」
「俺の予想が当たってればな…なあ今更なんだが…あの高さから落ちたら流石にヤバイんじゃ無いか?」
そこで全員がようやく響が力を使い果たし自然落下している事に気づく
「おいあのバカ気絶してんじゃ無いだろうな!?」
「あの高さからじゃ流石の響さんでも助からないデスよ!」
「だが我々ではどうする事も」
(仕方ないまだ身体中が痛いが)
〜Hellfire chamael tron〜
俺はカマエルを纏い落下する響をアームドギアから出る炎を縄の様にして巻き付け引き寄せた
「これで一安心だな」
「ああ、本部に戻るぞ」
翼の言葉に全員頷き俺が響を背負う形で本部に向かった
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