戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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167話

「湊早くしないと間に合わないデスよ?」

 

「ほら持ってけ」

 

そう言って俺は響の誕生日プレゼントを切歌に渡す。これから響の誕生日パーティーをするそうなのだが俺にだけ他にやる事が出来た為俺は行かない事にした。

 

「まさかあの神の力の結晶を解析なんて話が来るとは思わなかったものね。誕生日パーティーに参加する時間も惜しく感じるのもわからなくは無いけど」

 

そうこれは各国からの依頼でとても断れるものじゃない、しかも俺個人への依頼と言う事でS.O.N.G.への協力は難しくなった。しかも期限が1週間後それなのに誕生日パーティーになんて参加してられるか

 

「響さんもきっと待ってるだから少しでも行ってあげて」

 

「パパ…行かないの?じゃあ…葉月も行かない」

 

そう言って葉月も俺の隣に座る

 

「も〜!葉月ちゃんまで湊と一緒になっちゃったデスよ!」

 

「行くならお前らで行ってこい。俺は忙しい」

 

実際問題帰って来てからパソコンとずっと睨めっこ状態だからな

 

「それになんで湊個人への依頼なんデスか!それこそ司令達への依頼になる筈デス!」

 

「そう言えば切歌とそれから調も知らなかったわね…湊は米国では名の知れた学者なのよ。貴方と私と翼が使ってる小型通信機の設計とプログラム作成の両方に携わっているの。だから個人への依頼が来ても特別おかしな話ではないわ」

 

そういやマリアは知ってるんだったな

 

「そう言う訳だ、響には謝っておいてくれ…誰だこんな時に」

 

そう言って小型通信機のモニターを映し出す

 

『湊か?マリア達はまだ居るだろうか?』

 

切歌達が遅い事を心配した翼が通信を取ってきたらしい

 

「悪い翼、今から向かわせる」

 

『向かわせる?湊は来ないのか?』

 

「ああ、やる事があるからな」

 

『やる事か…少し聞かせてもらっても構わないだろうか?』

 

まあ話すくらいなら良いだろう

 

『成る程あの結晶の解析か、しかも1週間と言う期限つき』

 

「ああ、正直言って行っても良いって考えはあるんだがそれだとかなり棍を詰める必要が出て来る」

 

流石に寝る間を惜しんでやるのは辛過ぎるから避けたいてのが本音だ

 

『難しい話だな…しかしながら棍を詰め過ぎるのが良くないのもまた事実…』

 

翼は顎に手を当てて考える

 

『翼さん?誰と話してるんですか?あ!湊君!早くおいでよ!もう始めちゃうよ?』

 

そこに響が俺が来る事を前提で話を進める

 

「待て響!「わかったデス!湊は何が何でも私が連れて行くデス!」おい切歌!お前勝手な事『うん!待ってるね!』待て響!!」

 

俺の言葉を聞く前に切歌は通信を切った

 

「切歌お前…」

 

「さ!出発デス!」

 

「遅れるのは不味い」

 

「諦めなさい湊…車を出すわ」

 

俺は切歌と調に両腕を引っ張られ玄関に連れて行かれる

 

「はぁ…わかった行けば良いんだろ」

 

「最初から素直にそう言うデス」

 

お前が何が何でも連れて行くなんて言うから行く羽目になったんだろ

 

「たく…仕方ない明日から棍を詰めてやるか」

 

「ヘ?どうしてデスか?」

 

「切ちゃん聞いてなかったの?湊に依頼された結晶の解析1週間でしないとダメなんだよ?」

 

調の言葉を聞いた切歌の汗が止まらない

 

「あの…もしかして物凄く大変な事だったデスか?」

 

「ああ、かなり大変だろうな…何せまだ分かっていない部分が殆どだからな」

 

「ごめんなさいデス湊…そうとは知らずに私…」

 

切歌が申し訳なさそうにして謝る

 

「着く前にそう言われてもな…今度から人の話はちゃんと聞こうな?」

 

「はいデス」

 

まあ息抜きだと思って行くか




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