戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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170話

「ん…此処って…俺の部屋か?「起きたんだ湊」調?何があったんだ?」

 

確か俺は解析も転送も終わって机で寝て…どうやってベッドに行ったんだ?その辺りを覚えていない

 

「今朝葉月ちゃんから部屋で湊が倒れてるって切ちゃんに電話があったから来てみたら湊風邪で倒れちゃってたんだよ?」

 

「風邪か…流石に根を詰め過ぎたのかもな」

 

響の誕生日の次の日から食事の時以外不眠不休でパソコンと睨めっこしてたからな

 

「湊頑張るのは良いけど程々にね?葉月ちゃんすごく心配してたから。お粥作ったけど食べれそう?」

 

「ああ」

 

「それじゃあ温めて持って来るね」

 

調はそう言って部屋を出て行った

 

「うわぁ、服が寝汗でびしょ濡れだ。気持ち悪いし着替えるか」

 

「お待たせ、どうしたの湊?」

 

シャツを脱いだ所で調が帰って来た

 

「いや、服が寝汗でびしょ濡れになってて気持ち悪いから着替えようかと思ってな」

 

「そう…そのまま着替えてもまた直ぐびしょ濡れになるからタオル持って来るね」

 

「ああ、ありがとうな調」

 

俺は同じ服を着て調が持って来たお粥を食べ始めた

 

「湊痛かったら言ってね」

 

「ああ、悪いな調」

 

タオルを持って来てくれた調はそのついでに背中を拭いてくれるらしいのだが暫くしても一向にタオルの感覚が来ない

 

「おい調?」

 

「あ、ごめんそれじゃあ始めるね」

 

調がそう言うとようやくタオルの感覚が背中に来た

 

「どう?痛くない?」

 

「別に痛くはないな」

 

「良かった…前もするね」

 

調は何を考えたか知らないが後ろから抱きつく様にして俺の体を拭き始めた

 

「調流石に自分でやれるから離れてくれないか?」

 

「ダメ湊は大人しくしてる」

 

「はぁ、切歌に見られても知らないぞ?」

 

「ばれなきゃ平気」

 

調はそう言うがさっき切歌の話をしたのがいけなかったのか

 

「ただいまデ〜ス!って何やってるデスか調!!」

 

切歌が葉月を連れて買い物から戻って来た

 

「何って湊の体の汗を拭いてるだけだよ」

 

「そうじゃないデス!湊も湊ので何で調を止めないデス!」

 

「俺は離れろって言ったんだが調が離れないんだ」

 

事実俺は離れるように言ったが離れないのは調だ

 

「むう〜、後は私がやるデス!調だけ何てズルいデス!」

 

「ダメ、私がやる」

 

「お前ら…どうでも良いからとっとと出てけ!」

 

俺が大声でそう言うと切歌と調は大急ぎで部屋を出て行った

 

「パパ…」

 

「悪い葉月ダンスから服出してくれないか?」

 

「うん!わかった!」

 

俺がそう言うと葉月は俺のタンスから服を出して来てくれた

 

〜調side〜

 

「ちょっとやり過ぎたかも」

 

「そうデスね、最近は結晶の解析なんかで湊と話す時間もあまり無かったので焦っちゃったのかもしれないデスね」

 

湊が頑張ってるのは見てれば分かるんだけど私達との時間が減りつつあるのは流石に

 

「もしかしてこれが倦怠期って言うのかな?」

 

「倦怠期デス?」

 

「うん、相手の事を飽きや慣れから、嫌に感じてしまう状態の事だって」

 

「そっそんな!?わっ私達には飽きたって事デスか!?」

 

私の言葉に切ちゃんは驚いた声を上げる

 

「どっどうするデス調!?」

 

「大丈夫私に良い案がある。今日はマリアも帰って来ないし丁度良い」

 

「何デスと!?調私にも教えて欲しいデス!」

 

「うん、良いよ切ちゃん」

 

私は切ちゃんに私達の考えた案を話す

 

「お〜!流石調デス!早速準備に取り掛かるデス!」

 

「うん、切ちゃん」

 

私と切ちゃんは私の考えた案の実行に必要な物を手分けして集め始めた

 

〜調side out〜

 




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