戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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172話

〜切歌side〜

 

「ねえ切ちゃん」

 

「何デスか調?」

 

湊の風邪が治った次の日今度は私達が湊の風邪を貰って湊のベッドで寝ていると調が話しかけて来た

 

「良かったね湊が私達の事嫌になった訳じゃ無くて」

 

「そうデスね、昨日も風邪を引いてるのに私達の我がままにも付き合ってくれたデスしね」

 

昨日は途中から調も私も調子に乗りすぎてそのまま一緒に寝たのが不味かったデスね。でも湊の気持ちがちゃんと知れて嬉しかったデス

 

「それだけじゃ無い。湊私の分の通信機も作ってくれてた」

 

「いつ知ったデスか?」

 

「昨日切ちゃんと葉月ちゃんが薬を買いに行ってる時湊の机の上の隅の方に置いてあったのを偶然見つけた」

 

そう言って調は私と色違いのピンク色の通信機を取り出す

 

「何時もそう、湊は私達の事を心配してくれて、大切に思ってくれて、助けてくれてる」

 

「そうデスね、そうじゃ無ければ小型のホログラム通信機なんて渡さないデス。こんな身近に湊が私達の事を大切に思ってるってヒントがあったデスね」

 

今思えばあの時も湊は身を挺して私達を守ってくれたデス。それに一緒に居られる時間は確かに減ったデスけど湊の気持ちは変わってなかったデスね

 

「お前らお粥持って来たぞ食えそうか?」

 

「起き上がるのも一苦労、と言う事で湊食べさせて」

 

「まあ別に良いが、ほら」

 

湊はそう言って調にお粥を食べさせる

 

「ん…美味しい」

 

「そうか「湊…そのデスね」何だ切歌お前もか?」

 

湊の言葉に私は頷く

 

「なら調の次だな「湊…」わかってる次行くぞ」

 

「うん…」

 

そう言って湊は調の分が無くなるまで調に食べさせ続けた

 

「次は切歌だな」

 

「あ〜ん…ん〜美味しいデス、こんな美味しいお粥を食べれるなら風邪をひくのも良いかも知れないデスね」

 

「馬鹿な事言ってないでさっさと治せ。そういや調お前俺の机の上に置いてた通信機取ったか?」

 

私にお粥を食べさせながら湊は調にさっきの通信機の事を聞く

 

「うん、もしかしてダメだった?」

 

「嫌別に良いぞ。丁度良い風邪が治ったらテストをするから協力してくれ」

 

「うん、貸し1つね」

 

調は頷いてからそう言う

 

「ああ、わかった。俺にできる範囲でなら何でもしてやる」

 

「むっ、そう言われると考えさせられる」

 

「湊手が止まってるデスよ」

 

「ああ、悪いな切歌」

 

調と話して私にお粥を食べさせる手が止まる湊にそう言うと湊は一言謝ってまた私にお粥を食べさせた

 

〜切歌side out〜

 

「それじゃあ俺はリビングに居るから何かあったら呼んでくれ」

 

「「うん(はいデス)」」

 

俺がそう言うと切歌と調は目を瞑り眠り始めた

 

「パパ…おはよう」

 

「起きたか葉月今朝ご飯準備するからな。後切歌と調が風邪で寝てるから静かにな?」

 

「うん…葉月ね卵とベーコンが良い」

 

「卵とベーコンなちょっと待ってろ」

 

俺は葉月にそう言って卵とベーコンを焼き始めた




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