戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「おーい!葉月!」
「パパ!!」
放課後、俺は葉月を華の家に迎えに行くと既に外に出ていた葉月が俺目掛けて走って来た
「遅くなって悪いな、どうもありがとうございます。華だけでも大変でしたでしょうに葉月までお世話になってしまって」
「聞いてよお兄さん!お婆ちゃんずっと葉月ちゃんと遊んでばかりで華と遊んでくれないの!!」
俺が華のお婆さんにお礼を言うと華は大声で俺にそう言った
「あら?お父さんにしては随分と若いわね?その制服もリディアン学院の制服にそっくりだわ」
そりゃリディアン学院の男子用の制服だから似てて当たり前だ
「葉月ちゃんとお礼言え」
「うん!華ちゃんのお婆ちゃんありがとう」
「また遊びにおいでね」
「バイバイ葉月ちゃん!」
「バイバイ華ちゃん!」
公園から出ても暫くの間葉月は華と婆さんに向けて手を振っていた
「それでねお婆ちゃんと華ちゃんとでお買い物に行ってね!それでね!」
「そうか、良かったな葉月」
「うん!すっごく楽しかった!後ね犬さんや猫さんも一杯居てね!」
俺は帰りながら葉月の今日会った話を聞いている。相当楽しかったのか満面の笑みを浮かべる
「パパ葉月のお話つまらない?」
「ん?別にそんな事ないけどどうした急に?」
「さっきから葉月ばっかりでパパ全然お話してくれないから」
成る程な
「悪いな葉月、それで可愛い犬か猫は居たか?」
「うん…パパおんぶ」
葉月は目を擦りながら何とか寝ないように歩いていたがそろそろ限界か
「葉月眠いなら無理しなくて良いぞ?ほら」
俺がそう言ってしゃがみ葉月を背負う
「す〜、す〜」
「本当に楽しかったんだな葉月」
俺は葉月を背負いながらそう呟く。そう言えば最後に葉月と出掛けたのって夏休みの夏祭り以来何処にも出掛けてないな…2人で出かけた事もあまり無いし。そう思うと葉月との時間って本当に少ないんだと実感する
「今度の休みは葉月と2人で出かけるか切歌と調は鳩木達と出かけるみたいだし」
今日切歌から聞いた話だが今度の休み切歌と調は鳩木と神無月の4人で出かけるらしいし俺も葉月を連れて何処かに行くか。何処が良いんだ?遊園地…身長的に乗りたいのに乗れなかった時のショックもでかいしかと言ってこの近くじゃな…明日葉月と2人で考えてみるか
「葉月そろそろ着くから一旦起きろ」
「ん…パパ…」
俺はそう言って葉月を起こそうとするが全く起きる気配がない
「ほら葉月」
「パパ…大好き」
此奴夢の中まで俺と一緒にいるのかよ。いや夢に見る程俺との時間が少なかったのかもな
「全く、仕方ない奴だな」
そう言って愚痴を溢すが周りから見ると優しい表情そのものだったらしい