戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

182 / 258
176話

「それじゃあ行って来るデス!」

 

「行って来るね湊」

 

「おう、気を付けてな」

 

数日後切歌と調は予定通り鳩木達と遊びに行った。急遽泊まりがけで遊びに行く事になったらしく今日は帰って来ないらしい

 

「そんじゃ俺らも行くか葉月」

 

「うん!遊園地楽しみ!」

 

切歌達が出かけて暫くして俺達も葉月の要望で行く事にした遊園地に向かう

 

「パパ!早く!!」

 

「わかってる、ほら走ると人にぶつかるし迷子になるぞ」

 

そう言って走り出そうとする葉月の手を取る

 

「ごめんなさい」

 

「そんなしょげんな、んで何か乗りたいのあったのか?」

 

「うん!パパ葉月あれ乗りたい!」

 

葉月の目線の先にはコーヒーカップがあった

 

「コーヒーカップか良いぞ、外で待っててやるから行ってこいよ」

 

「パパも一緒に乗ろ」

 

別にコーヒーカップが嫌って訳じゃ無いが昔切歌に死ぬ程回されてそれが結構トラウマになってるから正直言ってあまり乗りたく無い

 

「わかった、ほら乗るんだろ?」

 

「うん!」

 

俺と葉月はコーヒーカップに乗り込み少しすると回転し始めた

 

「動いた!」

 

「そうだな、そんでもって此処を回すと」

 

「わあ!早い!パパ葉月も!葉月もやる!」

 

「良いが、あんまり回し過ぎると気分が悪くなるから回し過ぎるなよ?」

 

「うん!それ!」

 

葉月は頷いた後コーヒーカップの回転速度を上げ始めた

 

「う…まだクラクラする」

 

「パパ大丈夫?」

 

あの後葉月がコーヒーカップを思いっきり回し出し俺はベンチでダウンしている

 

「ああ、何とかな次何処行きたい?」

 

「えっと…葉月次はあれが良い!」

 

次に俺と葉月が向かったのはお化け屋敷

 

「パパ…此処真っ暗…」

 

「それがお化け屋敷の醍醐味だからな」

 

お化け屋敷に入ってから葉月がぴったり引っ付いて離れない

 

「葉月歩きにくいんだが」

 

「!!」フルフルッ

 

俺が手を離せと言うのがわかっていたのか葉月は首を左右に振って嫌がる

 

「お前も地獄につれてってやろうか〜!」

 

「!!」

 

お化けが出て来た途端に葉月は目を瞑り力一杯俺の腕に抱き付く

 

「葉月痛いんだが…」

 

葉月は元はネフィリムだ。ネフィリムに力一杯抱き付かれているのだから痛くない訳がないしかし

 

「パパ…パパ…」

 

葉月は怖さのあまり力加減が出来なくなってしまっている

 

(このままじゃ俺の腕が持たない仕方ない辞退しよう)

 

「葉月お化け屋敷は辞めて別のに行こうぜな?」

 

「うん…」

 

これ以上は俺の腕が持たないと確信し俺と葉月はお化け屋敷を辞退して別のに向かう

 

「わあ!綺麗!!」

 

「あんま暴れんな葉月」

 

あれからジェットコースターにメリーゴーランド色々と乗り尽くし最後に観覧車に乗っている

 

「悪いな葉月あまりこういう時間作ってやれなくて」

 

「ううん、すっごく楽しかったよ!ありがとうパパ!」

 

葉月はそう言って俺に飛びつく

 

「パパまた一緒に来ようね?」

 

「ああ、今度は切歌と調も一緒にな」

 

「うん!」

 

そう言った葉月の顔は俺が今まで観て来た中で1番の笑顔だった




感想や評価お願いします
誤字や脱字の報告もあると幸いです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。