戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「それで俺達のクラス文化祭の出し物なんだが…全部却下!」
『えー!?』
葉月と遊園地に行ってから数日が経ち文化祭の出し物を決めているんだがその案が最悪だった
《雪音湊の執事喫茶》
《雪音湊と王様ゲーム》
《雪音湊とお化け屋敷》
「お前らは揃いも揃ってアホなのか!大体こんな事して誰が喜ぶんだよ!」
「切歌ちゃんと調ちゃんなら喜ぶと思うよ湊」
俺の言葉に未来がそう返す。確かにあの2人なら喜ぶかも知れないが
「彼奴ら2人だけが喜んでもダメだろ」
「私も雪音君に執事姿で接客してくれたら嬉しいかな、それによく一緒に居る立花さん達は兎も角さ雪音君とあまり関わりのない女子は結構喰いつくって断言出来るよ」
そりゃ喰いつくかも知れないが
「大体執事喫茶が何で俺限定なんだ!女子が男装でもすりゃ済む話だろ!しかも今出てる案全部俺限定ってお前ら全員ふざけてんのか!」
「まあまあ、湊君少し落ち着い「お前は黙ってろこのバカ!」たはは、こりゃ想像以上にご立腹だよ。どうする未来?」
「う〜ん…切歌ちゃんと調ちゃんには最初のお客さんって事で許可は貰ってるけど本人の意思を無視してする訳にもいかないしなぁ」
未来が何かを呟きながら考え込むそれ以前に
「何で誰1人として止めない!特にステラとアリアお前らが居てどうしてこうなる!」
「だから言ったじゃないアリア、後々になって矛先が向いたらどうするのって」
「えっと…皆さんがとても必死に考えていたのでダメだとは言えず…すみません湊様」
必死に考えてこれか…此奴らの頭の中どうなってんだよ
「小倉先生ダメだよなこんな変な企画」
「え?えっと…ごめんなさい!雪音君の執事喫茶を提案したの私なの!」
小倉先生がそう言って謝罪する。何やってんだよこの先生
「はあ、仕方ない」
「じゃあ!「俺文化祭当日は休むから別のにしてくれ」えー!?文化祭来ないの!?」
「当たり前だ「でも雪音君の出席日数的に考えてこれ以上休むのはちょっと…」そうだった、どうするか…あ」
どうするか考えていると今朝の掲示板に貼られている紙の事を思い出した
「小倉先生、クラスじゃなくて人数を集めて出し物をするのも可って掲示板にはあったけどまだ大丈夫だったよな?」
「まだ大丈夫だった筈よ?確か締め切りは明後日だった筈だから」
よし、後は人数だけだ
「その人数って?」
「えっと…確か5人だったかしら?」
「5人か…よし、お前ら採決を取るがその前に、俺は文化祭当日にクラスとは別で出し物をしようと考えている。そこでだ明後日の締め切りまでに5人数が集まらなければお前らの案を受け入れよう」
俺がそう言うとクラスが騒がしくなる
「話は最後まで聞け、ただし人数が集まった場合俺はクラスの出し物じゃなくそっちに参加する」
「つまり5人集まったら雪音君は私達のクラスの出し物には参加しないって事?」
「ああ、幸い他クラス他学年から集めてはいけないなんて事は無かった筈だからな。だからお前らももしもの時を想定して真面めな案を出しといた方が良いと思う。んじゃ採決を取るから全員机に顔を伏せろ」
俺がそう言うとクラス全員が机に顔を伏せる
「それじゃあ俺達のクラスは《雪音湊の執事喫茶》で決まりだがあくまでこれは仮だ。明後日までに人数が集まった場合はお前らで考えてくれ」
それがそう言うとの同時に授業終了のチャイムが鳴りホームルームが始まった
「それで当てはあるのかしら?」
ホームルームも終わり放課後早速切歌と調に話に行こうとするとステラに止められる
「ああ、切歌と調を誘う。お前らはどうする」
「私は参加するわ、元はと言えば私が止めなかった事にも責任がある訳だし」
「それならわたくしも参加します。湊様と何かするのはClover'sの頃以来ですし」
「これで3人後は切歌と調だな「いや、4人だぜリーダー」ナインかどうした?」
突然そう言われて振り返るとそこにはナインが居た
「ステラとアリアがやるんだ当然あたしもやるぜリーダー」
「ありがとなナイン。これで後は切歌と調どちらかが参加してくれればいけるな」
「彼女達が貴方の誘いを断るとは思えないわね。何か見返りは要求されるでしょうけど」
「かもな、取り敢えず切歌と調の所に行ってくる」
俺はステラ達にそう言って切歌と調の教室に向かって話すと2人共難なく了承してくれた上に鳩木と神無月も参加してくれるらしくその日の内に申請用紙を提出して俺は執事喫茶をしなくて済んだ
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