戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

2 / 258
あけましておめでとうございます。
今年も頑張って投稿していくのでよろしくお願いします


正月特別編

「いやー、今年もあと少しだね」

 

「そうデスね」

 

今年も残り数時間、俺の部屋にはクリスマスと同じメンバーに加えClover'sが集まっていた

 

「皆さん、年越し蕎麦が出来ました」

 

「エルフナインも未来も悪いな、手伝わせちまって」

 

「ううん、部屋にお邪魔させて貰って居るんだもん。このくらいわね」

 

これを少しはあの2人に見習ってもらいたいな

 

「はぁ、こたつ出したの失敗だったな」

 

「まあまあ」

 

俺は昨日の夜こたつを出したのだが切歌と調がこたつから出るのを極端に嫌がり挙げ句の果てに昨日はこたつで寝ていた(ついでに言うとマリアもこたつで寝てしまっていた)

 

「お前ら、良い加減にしないとこたつ仕舞うぞ?」

 

俺は未だにこたつに篭り蕎麦を食べる切歌と調にそう言う

 

「えー!こたつ仕舞っちゃうデスか!」

 

「それは困る」

 

「わかるよ、こたつって1度入ったら出るの辛いよね」

 

切歌と調同様にこたつに入る響が2人に同意する

 

「全く、ナインと言いあの子達と言いだらしないわね」

 

「あれって本当に人をダメにするのな」

 

ステラ達の部屋でもこたつを出したのだがその日ナインが1日中こたつから出なかったのに痺れを切らしたステラが1日で仕舞ったそうだ

 

「あの、初詣何ですが皆さん是非良かったこれを」

 

アリアがそう言うとレイネさんが晴れ着を持って来た

 

「凄い量だな、いつ準備したんだ?」

 

「今朝取り寄せました」

 

「取り寄せたのか?」

 

あまりの出来事にクリスがアリアにそう聞き返す

 

「はい」

 

「これを全部か?」

 

「勿論です」

 

改めてアリアがお嬢様だと実感させられる

 

「金持ちの金銭感覚ってわかんねえな」

 

「私もアリアとは長い付き合いしてるけど未だにわからないわ」

 

アリアと小学校の時からの付き合いがあるステラがわからないんだ俺らに分かるはずがないか

 

「それじゃあ出発!!」

 

除夜の鐘がなって数分後、全員が晴れ着を選び終え初詣に出かける

 

「うわぁ、まだ人で一杯だね」

 

「そりゃそうだ、まだ年明けて間もないんだぞ?」

 

神社に着くと分かってはいたが人の多さが尋常じゃなかった

 

「響逸れない様に手繋ごっか」

 

「うん!」

 

響と未来が手を繋いで居るのを見て切歌と調がこっちに来る

 

「葉月逸れる前に手を繋ぐわよ」

 

「うん!」

 

俺が葉月と手を繋ごうとして居るとマリアが葉月と手を繋ぐ

 

「湊はあの子達と繋いであげなさい」

 

「「湊!」」

 

俺が何かを言う前に切歌と調が俺の腕に飛び付く

 

「お前らな」

 

「えへへ、あくまで逸れない様に手を繋ぐだけデスよ」

 

「うん、他意はない」

 

俺も他意があるとは思ってないがな

 

「はぁ、わかったよ」

 

「「宜しい(デス)」」

 

まっ、偶には良いかとそう思いながら俺は切歌と調の2人と手を繋ぎながらお参りをした




感想や評価お願いします
誤字や脱字の報告もあると幸いです

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。