戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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197話

「ただいま」

 

「パパお帰り!」

 

俺がルナにエルザを任せ一度マンションに戻ると葉月が走って来た

 

「お前だけか葉月?」

 

「うん、調お姉ちゃんも切歌お姉ちゃんもマリア叔母さんもまだ」

 

葉月は寂しそうな表情でそう言う

 

「そうか、なあ葉月今日は俺別の所に泊まるんだがお前も来るか?」

 

「行く!」

 

「なら着替え用意して来い」

 

俺がそう言うと葉月は着替えを取りに自分の部屋に向かって行った

 

「あれ?湊戻ってたデスか」

 

葉月を待って居ると切歌達が帰って来た

 

「いや、まだこれから行く場所がある「パパお着替え用意したよ!」なら行くか。ルナの奴も待ってるからな」

 

「湊もしかして何処かに泊まって来るの?」

 

「ああ、そのつもりだ」

 

「そう、葉月も連れて行くって事はあまり危なくは無いんだろうけど気をつけなさい」

 

「ああ、わかってる」

 

「いってきます!!」

 

俺と葉月は切歌達と別れルナの待つホテルの前に向かった

 

「パパルナお姉ちゃんってどんな人?」

 

「そうだな、優しい奴だぞ。獣人って言うあまり知られていない種族だがな。葉月あれがルナだ」

 

俺がそう言うと葉月はルナが気になるのかルナに向けて走って行った

 

「わたくしを拘束しないでありますか?」

 

俺達は4人で部屋を使う事にしたのだが拘束されない事に疑問を抱いたエルザが俺にそう聞く

 

「今の貴方くらいご主人なら物の数分で捕まえれる。監視は続けるから問題ない」

 

「そう言う事だ」

 

「パパ!お散歩したい!」

 

「ルナそいつの監視は暫く任せる」

 

「るる、任された」

 

俺はルナにそう言ってエルザの監視をルナに任せて葉月と散歩に出かけた

 

〜ルナside〜

 

「わからないであります…」

 

「何が?」

 

「敵であるわたくしを拘束もしないで放置する思考がであります」

 

エルザはそう言ってご主人の出て行った扉を不思議に見る

 

「ご主人は自由を奪われる事がどれだけ辛いか知ってるから拘束はしない。かつて自分がその辛さを経験してるから」

 

「自由を奪われる辛さでありますか?」

 

エルザの問いかけに私は頷く

 

「あれでもご主人は抑えてる。本当ならご主人はパヴァリアの残党だとしても憎い筈だから」

 

「わたくし達だけでなくパヴァリア光明結社その物が憎いと言う訳でありますか?」

 

「るる、私もご主人もパヴァリアの傘下が行ったシンフォギアの軍事兵器化実験の被害者」

 

私がそう言うとエルザはその実験内容を知っているからかは知らないけど表情は優れてない

 

「英国で行われたあの酷い実験でありますか」

 

「るる、私は5歳の時親にその実験のモルモットとして売買された。そこでご主人と初めて会った。ご主人は私にまた誰かを信じる気持ちを思い出させてくれた。人の温もりを教えてくれた。私を見捨てないと約束してくれた。だから私はご主人の為に戦うし、ご主人を傷付けるなら例え同族である貴方でも許すつもりはない」

 

「貴方にとっての彼奴はわたくしにとってのミラアルクやヴァネッサの様な物でありますね」

 

エルザはそう言って優しい表情を浮かべる

 

「るる」

 

「わたくしはもう眠りに着くであります」

 

エルザはそう言ってベットの中に潜り眠りに着いた

 

〜ルナside out〜




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