戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「それじゃあ頼んだぞ」
「るる、ご主人も気をつけて」
俺はルナにそう言ってエルザを連れてミラアルクとの待ち合わせ場所に向かう。そして約束の時刻を5分過ぎた頃
「待たせたぜ、約束だエルザを返して貰うぜ」
「待て、その前にRHソイル式を渡して貰おうか話はそれからだ」
俺がそう言うとミラアルクはアタッシュケースから輸血パックを取り出す
「此奴が今うちらが持ってるRHソイル式の全部だぜ」
「確かに受け取った」
俺はそう言ってエルザをミラアルクの元に向かわせる
「すまないでありますミラアルク」
「良いって事だぜエルザ、そんじゃうちらはこの辺りで「デス!!」チッ!テメエ最初からうちらを仕留めるって魂胆だったのかよ!」
「切歌!?調!?」
そこに到着した切歌と調の攻撃をミラアルクは交わしてアルカノイズを出現させる
「湊ギアも完全聖遺物を使わないで敵と居るなんて湊らしくない」
「…元々戦う気はなかったからな…仕方ないか。ルナ戦闘を始める合流しろ」
『るる』
〜Hellfire chamael tron〜
俺はルナに俺達と合流する様に指示を出してから俺はカマエルを纏う
「私達はアルカノイズを湊は錬金術師を」
「ガツンとどでかいのを決めてやるデス!」
「わかった!「ご主人」来たか行くぞルナ」
俺はアルカノイズを切歌と調に任せてミラアルクとエルザを追いかける
〜エルザside〜
「やられたぜ。こっちを油断させて2人まとめて仕留めようって魂胆だったのか」
「それは違うでありますミラアルク、あの2人が来た時に彼奴の表情を確認したでありますが少し困惑していたであります」
わたくしを抱えながらビルを転々とするミラアルクにわたくしはそう言う
「それにそうであればわたくしにHRソイル式の輸血パックは渡さないであります」
「エルザ…向こうはそうでもないみたいだぜ」
ミラアルクの視線の先にはわたくし達を追いかけて来る彼奴らの姿があった
「そうでありますね、あれは…」
獣人の手に握られていたのはわたくしのアタッシュケースだった
「…やっぱりわからないであります」
捕らえた敵であるわたくしを拘束もしないその上今度は一度奪ったわたくしのアタッシュケースを持って来ている。本当に彼奴の思考がわからないであります
「はぁはぁ、そろそろ逃げるのもキツくなって来たぜ」
「ミラアルク…隙を見てわたくしもアタッシュケースを取り返して加勢するであります」
「ああ、頼りにしてるぜエルザ」
「ガンス」
わたくしはミラアルクにそう言って次のビルで足を止めて貰った
〜エルザside out〜
「たく、ちょこまか逃げ回りやがって」
俺はそう言ってミラアルク達が足を止めたビルに降りる
「うちらにはうちらのやり方があるんだぜ」
ミラアルクはそう言って腕を巨大化させて突進して来る
「学習しない奴だな…何だ?」
突如辺りの電気が消えた
「ご主人何か来る」
「わかってる!」
俺とルナは向かって来るワイヤーの付いた腕を交わす
「付近一帯のシステムをダウンさせました。早くしないと病院には命に関わる人も少なくないでしょうね」
そう言いながら1人の女性がビルの上に降りて来る
「来てくれたのかヴァネッサ!3人が揃った今最大実力で…」
そう言い切ろうとした所でミラアルクが膝をつく
「それはまた次の機会に、消耗の激しいミラアルクちゃんとエルザちゃんに無理はさせられません。ねえ坊や達、私と取引をしない?そのアタッシュケースそれとRHソイル式をエルザちゃん達に渡すなら今回は引いてあげても良いわよ?」
「別に引いて来れなくても良いぞ?俺としてもお前達に聞きたい事が山程あるからな、と言いたい所だが今回はこっちの奴がしゃしゃり出たせいで戦闘になったんだ。アタッシュケースは返してやる」
俺はそう言ってルナからアタッシュケースを受け取りエルザに渡すとエルザは即座に中身を確認する
「確かに受け取ったであります。中にも不審な物は入っていないであります」
「出来ればRHソイル式も返して欲しい所ではあるけどそれは高望みね。私達はノーブルレットきっとまたお目に掛かりましょう」
ヴァネッサはそう言って見慣れた結晶を地面に落として姿を消した
「切歌、調悪い逃げられた」
『湊丁度良かったです!こっちを手伝って欲しいデスよ!』
「わかった直ぐ今戻る」
俺はそう言って切歌達と別れた病院に向かった
感想や評価お願いします
誤字や脱字の報告もあると幸いです