戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「新たな敵パヴァリア光明結社の残党ノーブルレットか、その狙いは一体」
翌日俺達は本部で作戦会議を行なっていた
「彼奴らが持ってるRHソイル式の全血清剤は俺が全て回収したが渡してる張本人を何とかしない限りRHソイル式の全血清剤は彼奴らの手に渡るだろうな」
「ちょっと待ってくれ、彼女達のRHソイル式の全血清剤は君が回収したのか?」
「ああ、話して無かったな」
俺は一昨日エルザを拐い返す条件として所持するRHソイル式の全血清剤を全て渡す様に指示した事をおっさん達に話した
「えっと…それじゃあ昨日のあれは…」
「ただエルザと引き換えにミラアルクの奴にRHソイル式の全血清剤を渡して貰ってた所にお前達が乱入、無駄な戦闘を行ったってだけだな」
俺がそう言うと切歌と調は罰の悪い顔をする
「確かに湊君の言った通りだ。君が向かったアジトの方はどうなっていた?」
「俺にバレた後移動したんだろうな、今朝ルナに行って貰ったら誰も居なかったらしい」
まあ発信器は付いたままだから何処に居るかは見当が付いてるが
「しっかし残党相手にこうも苦戦を強いられるとは思っても見なかったな」
確かにサンジェルマン達の方が確実に強かったが切歌達はそれでも苦戦を強いられている
「確かに、幹部級3人の方がよっぽど強かったなのに何故」
「なりふり構わないやり方に惑わされただけデスとも」
「だよね、サンジェルマンさん達の思いが宿ったこのギアで負けるなんてあり得ない「だと良いがな」え?」
「響…力を過信し過ぎるのはよせ、例えサンジェルマン達の思いが宿って居たとしても、それを使うお前が弱ければ宝の持ち腐れだ」
そう言って俺が歩き出すと翼も歩き出した
「ちょっと2人共何処に行くの」
「鍛錬場だ。相手がてれんてくだを用いるのならそれを突き崩すだけの技を磨けば良いだけの事」
「帰るんだ。此処に居ても何の意味がないからな」
そう言って翼は訓練場に俺はマンションに戻った
「ただいま」
「ご主人遅かった」
「パパお帰り!!」
俺が帰るとぐったりして居るルナと引き換えに元気な葉月が居た
「悪いなルナ、葉月の世話任せて」
「るる、ご主人に膝枕して貰った上に撫でて貰ってるから問題ない。それに私も動くのは好きだから」
午前授業になった葉月が学校から帰って来るのは昼過ぎそれからずっと葉月の相手をしてくれて居た
「ルナお姉ちゃん遊ぼう!」
「るる♪」
葉月がそう言うとルナは立ち上がる
「ルナ晩ご飯何が良い?」
「ハンバーグ、ご主人のハンバーグは絶品「ルナお姉ちゃん早く!」今行く」
ルナはそう言って葉月の部屋に向かって行った
「そうだすっかり忘れてた」
俺は昨日連絡しようと思って忘れてたユノアに通信を繋ぐ
『やあ、珍しいね湊君から通信を繋ぐなんてどうかしたのかい?』
「RHソイル式の全血清剤が手に入ったからそっちに送ろうと思って居るんだがまだ必要か?」
『ああ、しかし君には本当に頭が上がらないね。確かにRHソイル式は人間では稀血だが獣人では特別そうでは無いからね』
そうRHソイル式は人間では確かに稀血ではあるが獣人の中では特別稀血と言う訳では無い、その為治療や点滴を行う為にもRHソイル式がどうしても必要になる。俺がミラアルクにRHソイル式を条件にエルザを返すと言ったのもそこが大きい
『早速輸送便を君のマンションの屋上に飛ばそう。他に何か僕に出来ることはないかな?』
出来る事か…だったら
「なら、もしもの時俺達S.O.N.Gの後ろ盾になってくれ」
『わかった。君達に何かあった場合は僕達フランスがS.O.N.Gの後ろ盾になろう。これで良いかな?』
ユノアはそう言って俺に1枚の用紙を見せる
「ああ、ありがとなユノア」
『何これくらい構わないさ、それじゃあ明日の朝ルナちゃんに手渡そう』
「わかった、ルナにもその事を伝えておく」
俺はそう言ってユノアとの通信を切った
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