戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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202話

「一部を除く関係者に特別警戒待機って」

 

「物は言いようって奴だ、とどのつまりは査察の邪魔をするなって事だろ」

 

「ますます持って気に入らない。それにしても湊があの男にレーヴァテインを向けた時は流石に冷や汗をかいたわ」

 

マリアはそう言って隣にいる俺を見る

 

「日本政府の代表だから本気で殺す訳じゃ無いけどな」

 

「その言い方だとそうじゃ無ければ殺してるって事だよね」

 

響は苦笑いをしてそう言う

 

「だがそれが正式な申し入れであるならば私達に拒否権がないのも文民統制の側策だ」

 

「休息を取るのは悪い事じゃないだろうけど」

 

「だからってはしゃぐ様なお気楽物は此処には誰一人居ないのデス」

 

ならお前が手に持ってる冬旅行の本は何なんだろうな

 

「それじゃあ切ちゃんその冬旅行の本は?」

 

調も同じ事を思ったのか切歌にそう聞く

 

「これはデスね…そう偶々そこにあったんデスよ。決して最近湊と出かけられたなくて調に隠れて湊と2人だけで出掛けようだなんて…」

 

切歌…必死に誤魔化そうとしてるつもりなんだろうが思ってる事だだ漏れだぞ

 

「切ちゃん…抜け駆け禁止」

 

「そう言うなら調だって!!この間私を置いて2人だけで出掛けてたじゃ無いデスか!」

 

「!?あれはただの買い物で他意は…」

 

ああ、この間切歌を置いて買い物に行った時の話か

 

「ほんとにただの買い物だぞ?帰りにゲーセンにちょっと寄っただけで」

 

「湊それ言っちゃ」

 

「ほら!調だけ湊とゲームセンターに行くなんてずるいデスよ!私には何も言わずに出掛けたデス!!」

 

そこから切歌と調が言い合いを始めた

 

「えっと…あ!エルフナインちゃんはお休みはいつも何してるの?」

 

「お休みの日は気晴らししてます。少し前までならダイレクトフィードバックシステムを応用して脳領域の思い出を記録された電気信号と見立てる事で「わあ!今は辞めて止めて辞めて止めて!それは気晴らしじゃなくて割としっかり目のお仕事だよ多分!あれ?でも少し前までならって」はい、最近は葉月さんとお買い物に行ったりお散歩をしたりしています」

 

前に休みの日に本部に来た時にエルフナインがかなりしっかり目の仕事をしてたから葉月と出掛ける事を勧めたんだがそれはまだ続いてるらしい

 

「それじゃあ明日も葉月ちゃんと?」

 

「いえ、葉月さんにはまだ連絡もしてませんし湊さんが以前おっしゃっていた一般人でも扱える対ノイズ用の武器の作成のお手伝いをしようと思って居るのですが大丈夫でしょうか?」

 

「エルフナイン、それも気晴らしとは少し違う気がするんだが…まあ俺も人の事は言えないがな。俺も同じ事考えてたし」

 

「待ちなさい湊、一般人でも扱える対ノイズ用の武器ってどう言う事?」

 

俺とエルフナインだけで話が進みそうだったのかマリアが説明を求める

 

「湊さんが4年前より開発に勤しんで居た位相差障壁をプログラムに寄って変換させた武器なのですが中々進んで居なかったそう何です。そこで僕は錬金術を組み込む事を提案したんです」

 

マリアとクリスは何とか理解出来たみたいだが切歌と調と響は理解が追いついていない

 

「今はエルフナインの提案のお陰である程度形になったって段階だな」

 

「僕はただ提案をしただけで何もお手伝いは出来なくて」

 

「これまで中々進まなかった物がある程度形になったんだ。協力してくれてるだけで充分だ」

 

「はい!それでレパートリーは?」

 

俺はデータをパソコンに送り表示する

 

「今の所は槍と剣、短剣の3つだ。拳銃ってのも考えたんだがそれだと弾丸に変わる何かが必要となる。そうなるとその分コストが高くなる」

 

「確かにそうですね…位相差障壁その物をぶつけると言う訳にはいかないんですか?」

 

「位相差障壁その物をぶつけるか…それは考えた事なかったな…少し試してみる価値はありそうだな…」

 

「あの…僕に出来る事があるならいつでも言って下さい。僕での良ければ力を貸します「あの〜お2人共」何ですか響さん?」

 

響が苦笑いをしながら俺とエルフナインを見る

 

「それも気晴らしとは少し違う気がするだけど…」

 

「そういや気晴らしの話だったな…この話はまた今度だな。彼奴らに聞かれるのも釈迦だ」

 

「そうね、そんな物の存在があんな奴らに知られれば何をして来るか分からないものね」

 

「だったら暇つぶしに打ってつけな奴にくっ付いて休日過ごしな」

 

クリスがそう言うと全員が響を見る

 

「ええ!?打ってつけって私!?」

 

「お前以上の適任者は居ないと思うぞ?」

 

「えへへ、そうかな…あれ?私今褒められたのかな?」

 

本当に響って馬鹿なんだな

 

「ああ褒めてるぞ響」

 

「良かった!」

 

本当に扱いやすい奴だな

 

「今日はこの辺りで解散にしましょう」

 

「そうだな」

 

暫く雑談をした後解散となり俺達はマンションに帰った




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