戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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205話

「湊安全な場所に避難するのは良いけど何処に」

 

「俺に考えがある。人目に着きやすい場所では出来ない事だ。この辺りで良いか…」

 

俺は未来とエルフナインと葉月の3人を連れて路地裏に入り廃ビルの中に入る

 

「葉月少しだけで良い目を瞑ってろ」

 

「うん…」

 

俺がそう言うと葉月は目を瞑りそのタイミングで俺は未来に向き直る

 

「未来何でも良い目を閉じて小さな動物を思い浮かべろ。それが終わったら直ぐに鞄に隠れろ」

 

「何をするつもり?」

 

「一先ずは俺の指示に従ってくれ、俺の予想が正しければこれは誘導で狙われてるのはお前とエルフナインだ」

 

恐らく彼奴らの狙いはS.O.N.G.の錬金術によるバックアップスタッフであるエルフナインか神の力の依代と仮説されて居る未来のどちらか或いは両方だ

 

「わかった、湊を信じる」

 

「ありがとな未来」

 

俺が礼を言うと未来は目を瞑り俺は未来の手を握る

 

「湊さん一体何を「訳は後で話す。だから今は話しかけないでくれ」はい…」

 

俺がそう言うとエルフナインは何も話さなくなった

 

(未来が思い描いて居るのは猫か…)

 

俺は未来の手を握りながらそんな事を考える

 

「もう目を開けて大丈夫だぞ葉月」

 

「うん…猫さんだ!」

 

葉月はそう言って俺の目の前に居た猫を抱きしめる

 

「葉月、此処からなら家も近いお前は先に家に帰ってろ。俺も直ぐに帰る」

 

「うん…パパ猫さん連れて帰っても良い?」

 

「ああ、それと葉月未来の奴鞄忘れて帰っちまったみたいなんだ。だから俺より先に未来に会ったら渡しといてくれ」

 

「わかった」

 

俺がそう言うと葉月は未来の鞄を手に待ち猫を抱えてマンションに走って行った

 

「湊さん先程のは一体…」

 

「少し待ってくれエルフナイン」

 

俺はそう言って自分の見た目をある人物に変える

 

「これは…」

 

「どうだエルフナインどっからどう見ても未来だろ」

 

「はい…ですが…」

 

「わかってる、どうしてこんな事が出来るのかだろ?これは切歌達にも言ってないんだ。あまり他言無用で頼むぞ」

 

俺がそう言うとエルフナインは頷く

 

「シンフォギア の軍事兵器化実験の事は前に話したよな?」

 

「はい、英国で行われた実験でしたよね?」

 

「当時そこでは同時進行で生物兵器を生み出そうとしてたんだ」

 

俺の言葉にエルフナインは驚く

 

「そんな…生物兵器だなんて…」

 

「その生物兵器の実験体となったのが俺だ。当時はあくまで生物兵器を生み出すのが目的だったからこんな形で現れるなんて思っても見なかっただろうな。その実験で俺が手にしたのは自分及び自分の親しい人の姿を自由に変えられるって言う微妙な物だったんだがな。だがそいつらはそれだけじゃ飽き足らず2度目の実験を行ったその結果。本当の生物兵器が出来ちまったんだよ」

 

「と言いますと?」

 

「全ての聖遺物に適合しその力を自在に操れる人間だ」

 

俺の言葉にエルフナインは先程よりも驚いた顔をする

 

「そんな…全ての聖遺物に適合してその力を自在に操るなんて…」

 

「信じ難い話だろうが事実だ。お前は不思議に思わなかったのか?いくらキャロルが男でも使えるようにしたとは言えどうしてあんなにもすんなり適合して纏えたのか?」

 

「それじゃあカマエルのイグナイトモジュールの負担が少ないのも!」

 

「ああ、俺がダインスレイヴに干渉してその力を抑えて居たんだ」

 

俺がそう言うとエルフナインは納得した顔をする

 

「分かりました。それより未来さんはいつ元に戻るんですか?」

 

「誰かがあれを未来だと気づき始めたら元の姿に戻る」

 

「そうですか…「見つけたぜ!」逃げましょうみな…未来さん!」

 

「お…うん、エルフナインちゃん」

 

俺は一瞬いつもの様に変えそうとしたが見た目が未来なのを思い出してそう言い直してエルフナインとミラアルクから逃げる

 

「それ」

 

「ちっ!煙幕弾か面倒だぜ」

 

俺は逃げてる途中で煙幕弾を使ってミラアルクの視界を塞ぎより遠くに逃げる

 

「わあ!」

 

「エルフナインちゃん大丈夫?「エルフナインってのはそっちの鈍臭い奴だろ?それでもちょこまかと逃げ回ってくれたもんだぜ」友達には手を出させない」

 

逃げてる途中にエルフナインが転んでしまいそれに気を取られて居るうちに追い付かれた

 

「ダメです「クフフ、こうも簡単にお前を本部の外に連れ出せるとはな」何で貴方が…」

 

ミラアルクの来た後ろの物陰から出て来たのは昨日の日本政府代理で本部に来た奴だった

 

「確保を命じられたのはエルフナインただ1人…さてあんたの扱いをうち1人じゃ決めあぐねるぜ…ヴァネッサ?」

 

ミラアルクはそう言って此処に居ないヴァネッサと話し始める。さて未来ならこう言う時は

 

「逃げてエルフナインちゃん」

 

「未来さんいけません」

 

「ああ…了解したぜ、悪く思わないで欲しいぜ」

 

ミラアルクはそう言って爪を伸ばす

 

「未来さん逃げて下さい!!」

 

エルフナインがそう言った途端にミラアルクは隣に居た男の首の動脈を切って辺り一帯に血が舞う。

 

(さて…俺は血は見慣れてるが一般人である未来は一体どんな反応を見せるんだ?取り敢えず気絶したフリでもしてりゃ良いのか?俺が初めて血を見た時は確か…ああ…気絶したフリしてれば良いのか)

 

色々考えた結果その考えに至った俺は地面に倒れ気絶したフリを暫くして居ると誰かに持ち上げられる感覚があったのでそのまま気絶したフリを続けた




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