戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
〜ルナside〜
「本当に良かったよ未来!!」
「もう響ってばさっきも電話で話したでしょ」
無事を喜び抱きしめる響さんに未来さんがそう言う
「それで話したい事って?」
「ご主人の事…貴方達はシンフォギアの軍事兵器化実験についてどこまで知ってる?」
私は此処に居る人達全員にそう聞く
「7年前に湊君を苦しめた実験だって事は知ってるがそれ以上の事はな」
「そう…同時進行で行われた生物兵器を生み出す実験については聞いてる?」
私がそう聞くと全員が首を左右に振る
「ご主人は話してないんだ…なら先にこれだけは言っておく。生物兵器を生み出す実験を受けたのはご主人」
「生物兵器と言ったな、メディカルチェックでは彼の体は至って正常だったが」
「普通の方法じゃわからない」
「ならどうすればわかるんだよ!」
私の言葉にクリスさんはそう聞いて来る
「ご主人が生物兵器として身につけたのは2つ、1つは自分及び自分の親しい人の姿を自由に変えられる。これに関しては未来さんも体感した筈」
「うん、私も湊に猫に変えられちゃったしね」
私がそう聞くと未来さんは頷いてそう言う
「でもそれなら生物兵器としては何の役にも立たない筈。どうして隠す必要があるの?」
「もう一つに問題があるって事か?」
「るる、もう一つは本当に兵器になってもおかしくない。全ての聖遺物に適合、その力を自由に操る事が出来る」
私がそう言うと全員が驚く
「全ての聖遺物に適合…でもそんな事が可能なんですか師匠?」
「理論上は不可能に近い、だがマリア君の様なダブルコントラクトも実在する。確実に不可能と言う訳ではないだろう」
響さんの質問に風鳴司令はそう答える
「少し良いか?ならば湊は何故我々にその事を話さない?反応を見るからに暁や月読、マリアも知らなかったのだろう?」
「ええ…」
「簡単な話、怪物…化物…貴方達にそう言われるのが怖かった。そう思われないか心配だった」
私がそう言うと切歌は私に詰め寄って来た
「そんな事言う訳無いデスし思う訳ないデス!」
「今のは冗談…本当は心配させなく無かったんだと思う。ご主人は優しい。だから自分のせいで貴方達のうちの誰かに責任を感じさせたく無かった。ただそれだけ」
「それじゃあ…私に責任を感じさせない為に…湊は…」
調はそう言って震える
「調…」
「それじゃあダメデスよ調。湊は調に責任を感じて欲しく無いから黙ってたのに調がそんな顔してちゃダメじゃないデスか」
「切ちゃん…うん、そうだね」
「デス」
切歌がそう言って手を握ると調はそう言って笑った
〜ルナside out〜
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