戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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211話

〜エルフナインside〜

 

「おいお主いつまでそうしておるつもりじゃ」

 

意識が途切れて暫くすると何処からか僕を呼ぶ声が聞こえた

 

「ようやく気が付きおったか」

 

そこには初めて見る女性の姿があった

 

「貴方は…それに此処は…」

 

「うむ、此処はお主の心の中じゃ訳あって童はお主の意識とパスを通じて話をしておる」

 

その女性は僕の顔を真っ直ぐ見てそう言う

 

「貴方は一体…」

 

「何時期向こうで会える童は白竜、名は琥珀じゃでわの」

 

「待って下さい!!」

 

その言葉を無視して僕の意識は浮上して行った

 

「くっ!」

 

意識を取り戻した僕は急いで攻撃を交わす

 

「此奴!!」

 

「気付いて居たでありますか!!」

 

「はぁはぁ…」

 

「あら?自分が原因で世界にあだなしてしまった以上生きて居るのが辛く無いかしら?」

 

そう言われて僕は立ち上がる

 

「確かに昔の僕ならば世界を守る為に消えて良いとすら思って居ました…だけどこの体は大切な人からの預かり物です。今は此処から消えたくありません!!」

 

「そう…だけどそれは聞けない相談だわ」

 

そう言って錬金術師は僕に迫って来る

 

(どうすれば…だけど僕では…)

 

「次は外さないわ」

 

「誰か!!」

 

僕がそう叫んだ後、何かがぶつかり合う鈍い音が聞こえたので恐る恐る目を開ける

 

「ソードブレイカーその一振りを貴方が剣と思うなら」

 

「ファラ…」

 

そこには僕を守るファラの姿があった

 

「しっかりするであります「先手必勝派手に行く」くっ!!」

 

「あはは!ちゃぶ台をひっくり返すのはいつだって最強の私なんだぞ!!」

 

「マスター今のうちに」

 

装置からミカ、ガリィ、レイアの3人も出て来て僕はガリィに抱えられて居る

 

「貴方は炉心に連結されて居た廃棄個体の…」

 

「スクラップにスペアボディ?呼び方は色々あるけれど再起動してくれたからにはやれるだけの事はやりますわよ」

 

「マスターの様でマスターでない、少しマスターぽい誰かだけど、マスターのために働くのが私達の使命なんだぞ!」

 

「その身に蓄えられた残存メモリーをエネルギーに利用しようと目論んだ様でしょうがそうは参りません」

 

「さてマスター今後の指示を頼むこのまま地味に脱出するも良し、無論派手に逆襲するのもマスターの自由です」

 

1番確実なのが弦十郎さんや皆さんと合流する事でも

 

「だったらやりたい事があります!!『お主こっちじゃ』この声は…2つ先の扉の部屋に入って下さい!」

 

僕は直接脳内に語りかけて来る何かに導かれる様にそう言ってその部屋に入ると僕の心の中で会った人物が居た

 

「ようやく来よったかエルフナインよ」

 

「どうして僕の名前を貴方は一体…」

 

「気になるのも無理はなかろう。童は主人、お主らに分かる様に説明するならば雪音湊に宿る神と言った方が分かりやすかろう」

 

その人は何食わぬ顔でそう言う

 

「湊さんに宿る神…どうしてそんな方が此処に…」

 

「訳は後で話す故、今はお主の仲間と連絡を取るのを先決にするのじゃ」

 

「分かりました」

 

そう言って僕はその部屋に合った通信機を使って弦十郎さん達への通信を始めた

 

〜エルフナインside out〜




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