戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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212話

〜エルフナインside〜

 

僕が本部への専用回線にアクセスして数分後モニターに映像が映し出された

 

『わはぁ!!』

 

モニター越しに藤尭さんの驚いた声が聞こえる

 

「すみません僕です」

 

僕はモニターを凝視するガリィとレイアを両手で退けてモニターに顔を映す

 

『エルフナイン君!』

 

「通信を行った以上捕捉される恐れがある為要点だけ手短に、現在地はチフォージュ・シャトー内部僕と湊さんは此処に居ます」

 

僕がそう言うと本部に居る皆さんから安堵の声が聞こえる

 

「これからオートスコアラー達そしてある方の助けを借りて湊さんの救出に向かいます」

 

『ある方?他に誰か居るのか?』

 

「はい、信じ難い事に湊さんに宿る神が人の姿と化して実体化しています」

 

そう言うと弦十郎さんは難しい顔をする

 

『エルフナイン君、その人物はそこに居るのか?』

 

「はい、ミカ琥珀さんと見張りを交代で行って来て下さい」

 

「わかったんだぞ!」

 

そう言ってミカは琥珀さんと見張りを交代しに向かった

 

「何用じゃエルフナインよ?」

 

「貴方は湊さんに宿る神その事に間違いはありませんか?」

 

僕は琥珀さんにそう聞く

 

「成る程のう、向こうが信じてないとそう言う訳じゃな」

 

「はい、琥珀さんにも立ち会って貰いたいんです」

 

「仕方ないのう、じゃが早々に信じる事の出来ない話である事もまた事実じゃ童も立ち会おう」

 

そう言って琥珀さんも立ち会いに応じてくれた

 

〜エルフナインside out〜

 

〜マリアside〜

 

暫くするとエルフナインが1人の女性を連れて来た

 

『この方が湊さんに宿る神白竜の琥珀さんです』

 

『してお主らは童が主人の中に眠る神だと信じられんとそう言いたいのか?』

 

「そうね、何の信憑性もなく信じられる程私達はお人好しじゃないわ」

 

私がそう言うと琥珀と呼ばれた女性はモニターを凝視する

 

『成る程のう、道理で信じられん訳じゃ。いやはや主人と関わりの深いお主らが相手だったとは』

 

その女性はそう言って笑みを零す。彼女が言っているのは私と切歌と調の事だろうが私達は彼女と初対面の筈

 

『何じゃ?童は主人の中に居たんじゃぞ?お主らの事を知って居ても何の不思議もないと思うがのう』

 

「なら幾つか質問に答えて貰うわ。貴方はずっと湊の中に居たのよね?それなら湊がクリスに拒絶されたのはいつか答えなさい」

 

その日付は私とセレナとマム以外知らない、だがずっと湊の中に居たのなら知っている筈

 

『何じゃそんな事か?主人の誕生日の丁度1週間前じゃ。なんならお主らの知らない事…まあそちは知っておるじゃろう、のうルナよ?主人が英国で受けたシンフォギア軍事兵器化の立案者、主人を生物兵器にした張本人の名も全てのう』

 

そう言われたルナは警戒を解いて話す

 

「警戒する必要は無い…私はあの人に名前を言って居ないなのにあの人は私の名前を当てて見せたこれ以上ない証拠」

 

「そうね…でもどうして湊の中にいる貴方が…」

 

『うむ、神は1人につき一体しかその身に宿せん。元々主人の中に居た童なのじゃが面目ない事にシェムハに主人の体から追い出されてしまってのう』

 

彼女は申し訳なさそうにそう言う

 

「…わかった、貴方を信じるわ」

 

『そうか、して他の者達はどうするつもりじゃ?』

 

そう言って切歌達も考える

 

『そうか、信じてくれるんじゃな。ではエルフナインよ童は見張りに戻る故に失礼するぞ』

 

彼女はそう言ってモニターから姿を消した

 

〜マリアside out〜

 

〜エルフナインside〜

 

「皆さんが納得してくれた所で続きを話します。神そのものへと完成して居ない今ならまだ間に合います」

 

『君が!?無茶だ「そう無茶です!!」ん!?』

 

僕が強い口調でそう言うと弦十郎さんは驚いた顔をする

 

「だから!応援をお願いします!!此処は敵の只中ですどうしたって危険が伴います『此方も先程の戦闘で湊君の攻撃を受けて響君が負傷している』そんな…この局面で響さんを、湊さんは現在アステカの杖で操られて居ます。「マスター」応援が来るまで何とか持ち堪えます!」

 

僕はそう言って通信を切る

 

「地味に窮地…今度は先程の様に不意はつけないかと…」

 

「此処は私とレイアに、ガリィはマスターのエスコートをお願いするわ」

 

2人はそう言って錬金術の攻撃を受け止める

 

「任せて、目的地までの道は此処に叩き込んでるから」

 

「ミカとそこの貴方も一緒に」

 

「そこの奴は兎も角お前が付いていれば私もファラも憂いは無い」

 

「元気印の役割は心得てるぞ!」

 

「マスター!」

 

ガリィはそう言って僕の手を掴み次の目的地に向かう

 

「貴方も」

 

「わかっておる、この道は塞ぐそちらも童やエルフナインとの合流は難しくなろうがそれでも構わんのじゃな?」

 

「「ええ(ああ)」」

 

「そうか、お主らの健闘を祈る」

 

ファラとレイアのその言葉を聞いて琥珀さんも僕達の元に向かって来た

 

〜エルフナインside out〜




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