戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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221話

〜エルザside〜

 

「エルザ一先ずチフォージュ・シャトーに避難するぜ」

 

「了解であります。誰でありますか!」

 

わたくしがミラアルクとチフォージュ・シャトーに向かって居ると近くの茂みが揺れる

 

「その声…エルザの嬢ちゃんか…」

 

「アラン!どうしたでありますか!」

 

そこにはボロボロになったアランが居た

 

「何があったんだぜ!」

 

「悪いな…キャロルの野郎と一戦交えたんだが…この有り様でな」

 

「喋るんじゃねえぜ」

 

ミラアルクはそう言ってアランを担ぐ

 

「ヴァネッサはどうした…」

 

わたくし達はそう聞かれて立ち止まる

 

「ヴァネッサは…「エルザちゃん、ミラアルクちゃん」ヴァネッサ!どうして此処に」

 

「私だけじゃないわ」

 

「マスターもミラアルク様も無事で良かったです」

 

「湊…無事だったでありますね。ですがその姿は「勿論、我の力である」シェムハ…」

 

そこに現れたのはシェムハだった

 

「心配をかけてごめんねエルザちゃんミラアルクちゃん、でもお姉ちゃんは大丈夫よ」

 

「此方も異常はありません。強いて言えば人形の頃よりも動き易いと言うくらいでしょうか」

 

人形の頃よりも?

 

「どう言う事でありますか?」

 

「そうねその事を話さないとね」

 

そう言ってヴァネッサはあった事を全て話してくれたであります

 

「ヴァネッサは完全に怪物になってしまったそれって…」

 

「まさかヴァネッサはもう人間には戻れないって事なのか」

 

「愚問である。完成させるとはそう言う事だ」

 

そんな…

 

「ヴァネッサはそれで良いのでありますか?」

 

「そうね…人に戻れないのは残念だけどエルザちゃんとミラアルクちゃんが無事ならお姉ちゃんはそれで満足です」

 

「んでもって、お前はオートスコアラーを完全つまり人になったって解釈で良いのか?」

 

「はい」

 

アランの言葉に湊は笑ってそう答える

 

「後悔は無いでありますか?」

 

「後悔ですか…人形はいつか壊れてしまいマスターを守れなくなってしまいます。ですが人になれれば今まで以上にマスターを守れます。なので後悔はありません」

 

湊はわたくしの目を見てそう言う

 

「マスターは僕が人になるのは嫌でしたか?」

 

「…その質問は卑怯であります」

 

「どうかしましたかマスター?」

 

湊はそう言ってわたくしの顔を覗く

 

「何でもないであります」

 

「我はこれから向かう場所がある。貴様らにはその間にある物を持って来て貰う」

 

シェムハは湊とヴァネッサ以外のわたくし達を見てそう言う

 

「ミラアルクちゃん達だけじゃ不安だわ、お姉ちゃんも行きます」

 

「構わん、だがしかし貴様は1番重要な存在だ。我と来て貰う」

 

シェムハがそう言うと湊はわたくしを見る

 

「ヴァネッサが居るのでわたくしは大丈夫であります。湊はシェムハの指示に従って欲しいであります」

 

「分かりましたマスター」

 

「何をしている行くぞ」

 

そう言われると湊はシェムハと共に何処かに向かいわたくし達はシェムハに指示された物を取りに向かった

 

〜エルザside out〜




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