戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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222話

〜マリアside〜

 

「あれは…」

 

天に登る赤い光と共に巨大な何かが私達の前に現れその上にはシェムハと1人の少年が居た

 

「不敬で有る。道具風情が我を使役しようとは」

 

「道具?僕たちの事を」

 

「焦ったい。道具の用いる不完全な言語では全てを伝えるのもままならない」

 

「仕方ないですよ。それがバラルの呪詛なんですから」

 

「ああ、そうであったな」

 

そう言うとシェムハは光の球体を飛ばす

 

〜Seilien coffin airget-lamh tron〜

 

「此処は私に任せて司令達は容疑者とパパさんを」

 

私はアガートラームを纏いバリアを張り攻撃を防ぎそう言ってシェムハの元に向かう

 

「申し付けた通りに行動する様に」

 

「わかってますシェムハ様」

 

少年はそう言って翼達を追いかけようとする

 

「行かせない!!」

 

「すみません、行かせてもらいます」

 

私は短剣を伸ばして止めようとするがその少年はいとも簡単に交わして翼達を追いかける

 

「消失なり、我を相手に気を取られるとは」

 

「くっ!」

 

私は短剣でシェムハの攻撃を防ぎ反撃する

 

「消失なり、この身を傷付けまいとは矛盾思考に刃が鈍っておるぞ」

 

(今はシェムハが使っているとは言えあれは湊の体そう易々と傷付けられない)

 

「図るにあたわず全力で来い」

 

そう言って幾何学的な模様を浮かべた後そこから放つ光線を避けると地面が銀色に変わった

 

(無事で居なさいよ翼)

 

私はその思いを頭の片隅に浮かべてシェムハとの戦闘を続けた

 

〜マリアside out〜

 

〜翼side〜

 

「それで逃げてるつもりですか?」

 

「緒川さんお父様を頼みます!」

 

〜Imyuteus amenohabakiri tron〜

 

私は緒川さんにお父様を預けて聖詠を行い天羽々斬を纏う

 

「翼!」

 

「私は大丈夫です!伯父様はお爺様を!」

 

私がそう言うと伯父様はお爺様を連れて行く

 

「貴様は一体何者だ!」

 

その少年は私の言葉を無視して亜空間から見覚えのあるファウストローブを取り出す

 

「それは!湊のエクリプス!」

 

「そうですね、確かにこれはもう1人の僕の物ですね」

 

もう1人の僕?

 

「どう言う事だ!」

 

そう聞くが少年は無言でエクリプスを纏う

 

「仕方ない、話はベットで聞かせて貰おう!」

 

《千ノ落涙》

 

私の攻撃を障壁を張り防ぎ錬金術で炎と風を錬成する

 

「ふっ!はあ!」キンッ

 

「終わりですか?」

 

「何!?ぐあ!」

 

錬金術による攻撃を交わし剣で突きを入れるがそれを見透かして居たかの様に弦で防ぎ私の足に巻き付け投げ飛ばし樹木にぶつける

 

「湊撤退でありますよ」

 

「分かりましたマスター」

 

私に次の攻撃をしようとして居た時、ノーブルレッドの錬金術師が到着しそう言う

 

「待て…」

 

そこで私の意識は途絶えた

 

「つば…翼!!」

 

「マリア…」

 

「何があったの?」

 

次に私が目を覚ますとそこにはマリアが居た

 

「マリア…敵に湊が居た」

 

「!?どう言う事かしら?」

 

「ノーブルレッドの錬金術師があの少年の事を湊と呼んでいたんだ」

 

「そう…一先ず本部に戻りましょう話は後よ。立てるかしら?」

 

「ああ」

 

そう言ったマリアの手を掴み立ち上がり本部に向かった

 

〜翼side out〜




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