戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
小日向と俺が朝食を食べ終えてから調も切歌も起きてこないので先に小日向の適合を確認する事にしマムに許可を貰い神獣鏡のコアを預かる
「これが神獣鏡だ。どうかしたか小日向?」
小日向に神獣鏡のコアを渡すと小日向はジッと見つめる
「この感じ…うん、私多分使えると思う」
~Rei shen shou jing rei zizzl~
そう言って小日向が聖詠を唱えるとコアは多少反応する物の不発に終わる
「これって無理って事なのかな?」
「いや、多少反応はしたんだ少なからず可能性はある。それに昨日話しただろ適合したとしても一定の適合係数が必要になるって」
「そう言えばLiNKERって言うのがあるんだよね?それは使えないの?」
LiNKERか正直言ってオススメは出来ない
「確かにLiNKERを使えば適合係数は足りるかもしれない、だがお前は良いのか?今まで通りの暮らしに戻れないかも知れないぞ?」
装者になって仕舞えば今まで通りの生活に戻れない可能性も出て来る。そこに一般人を巻き込むのはやはり気が引けるのだ
「優しいんだね雪音君は、でも響が闘ってるのを見てるだけじゃ嫌なの、私だって闘いたい可能性があるならやれる事をしたい」
小日向は力強くそう言う
「わかった、少し待っててくれLiNKERを作ってる奴に聞いてくる」
そう言って俺はあの医者の居る部屋に向かう
「俺だ入るぞ」
「おや?湊さんどうかしましたか?」
部屋に入ると医者が俺の方を振り返りそう言う
「LiNKERを1つ頼めるか?神獣鏡が多少反応はしたんだがまだ少し適合係数が足りてないみたいでな、そいつの覚悟も聞いて来た」
「成る程、歌は胸に響いたのですね。少し時間がかかりますのでその方には待って貰って下さい」
医者がそう言って資材の調合を始めたのを確認して俺は部屋を出る
「起きたか切歌、調」
「おはよう切歌ちゃん、調ちゃん」
「「おはよう(デス)湊、小日向さん」」
小日向にLiNKERが出来るのに時間がかかる事を伝え切歌達が起きてるか確認しに戻る途中に切歌と調と会う
「お前ら今起きたのか?」
「えへへ、昨日は夜更かししすぎたかもデスね」
「湊部屋貸してくれてありがとう自分の部屋よりぐっすり寝れた」
そう言った調の顔にはもうくまは無くいつも通りの調に戻っていた
「そうデスか、小日向さんはLiNKERを使うんデスね」
「うん、私の大切な人をノイズとの闘いから遠ざけられるなら私は何でもするよ」
そこまで行くと小日向がどこまで出来るのか気になる所だな
「湊さんLiNKERが出来ましたよ」
「出来たか、マムとマリアも一緒なんだな」
「ええ、来なさい小日向未来」
「はい」
マリアに呼ばれた小日向は早足でマリアの所へ向かう
~Rei shen shou jing rei zizzl~
LiNKERを投与した後再び聖詠を行うと今度は成功し小日向は神獣鏡を身に纏う
「これで私も闘えるんだ!響の居る世界を守れるんだ!」
「素ぅ晴らしいですねぇ!ボクの作った『あなたの為のLiNKER』があるとはいえ、ここまで簡単に適合してしまうとは!これこそまさに愛!ですねぇ!」
「何故そこで愛!?」
医者に対しそうツッコミを入れるマムだが
「親友のいる世界を守りたい、そんな純粋な想いが聖遺物との適合を果たしたのです!涙ぐましいじゃないですか!これを愛と言わず何と言うのです!」
それを無視して尚も演説を続ける医者を見て思わずため息を吐く。と言うか既に全員が彼奴の話を半分しか聞いてない所を見ると全員此奴の扱い方がわかって来てる証拠だろうか?
「はぁ、小日向纏っちまった以上最初に言った通り最後まで協力して貰う、その際立花や二課の人と対立する可能性もあるその辺も含めて大丈夫そうか?」
「うん!」
俺がそう聞くと小日向は力強く頷くこの調子だったら大丈夫だろう
「ま、午後に少し動かして慣れとこうぜ。マリア朝食用意するから少し待ってて」
「わかったわ湊」
そう言う俺に対しマリアはそう返事をした
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