戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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230話

〜キャロルside〜

 

「ふっ!」

 

「はあ!」

 

俺に向かって振るった光剣をルシフェルは剣で受け止める

 

「この感覚まるで5000年前に戻った様よな」

 

「ああ、全くその通りだな!「離脱しろ!」ふっ!」

 

俺はルシフェルが離脱すると弦を球体状にして飛ばす

 

「ばら撒けば交わせぬとでも踏んだかなれど人の技では打ち落とせぬ!!」

 

そう言ってシェムハはダメージを無力化し光の球体を飛ばす

 

「ぐは!」

 

障壁を張るも攻撃を防ぎ切れず地面に落とされる

 

「無意味だ。だがそれ以上に…目障りだ!!」

 

「ふっ!やれキャロル」

 

「ああ、そうさせて貰う!!」

 

俺はばら撒いた弦を使いシェムハを拘束する

 

「動けぬ、鉄砲に緊縛するか」

 

「恐るべきは埒外の物理法則によるダメージの無効化、だが拘束に対してはどうだ!アルカヘスタ!!」

 

俺がそう言うと拘束されたシェムハの周りに錬金術の術式が展開される

 

「人の概念などとうに解析済み。ならばそれ以外の不純物を神と定めて分解まで、俺の錬金術を舐めてくれるな!」

 

「だが言うほどに簡単を為すには膨大なエネルギーが必要な筈一体何処から」

 

「ああ、だろうなだが本命はこれじゃ無い「アルスマグナ」始まったか」

 

俺はアルスマグナを唱えた人物に目をやる

 

「成る程、アルスマグナは貴様の得意な錬金術であったな…だが!」

 

次の瞬間に辺り一帯を強い衝撃波が襲い俺も巻き込まれた

 

「一体何が…は!」

 

そこにはカマエルを纏うシェムハの姿があった

 

「これが何か貴様なら分かるであろう」

 

「それは…幻獣鏡の破片…まさか幻獣鏡の魔が払いで俺の錬金術を!」

 

「ああ、この男は面白い力を持っておってな。全ての聖遺物に適合するらしい。その力を使って幻獣鏡の破片を取り込み一時的にその力を使役したまでよ」

 

想定外の彼奴の力に俺は言葉を失った

 

「止めは刺さずに捨て置いてやろう。神に肉薄した褒美だ。星の命が改造される様を特等の席にてごろうじろ。さて、今一度始めようかルシフェルよ。5000年前の神々の闘いの続きを!」

 

「受けて立とう」

 

シェムハはそう言ってルシフェルの元に向かって行く

 

「くっ!さっさと帰ってきやがれシンフォギア!!」

 

俺はシェムハとルシフェルが戦う中そう叫んだ

 

〜キャロルside out〜

 

〜ルシフェルside〜

 

「ふっ!」

 

「はあ!」

 

俺はシェムハの光剣を剣で受け流す

 

「ああ、この高ぶり以前貴様はこう言ったな我と戦う事が楽しいと」

 

「そんな事も言ったかもな!」

 

確かに俺は5000年前シェムハにそう言った

 

「貴様のその気持ち今の我であれば少しは理解出来るぞ、好敵手がここまで良い物だとはな。だがしかしユグドラシルはもう抑えられまい」

 

「どう言う意味だ…何だ!!」

 

俺がユグドラシルを見るとユグドラシルは天に向かって突き進んでいた

 

「何をした!」

 

「知れた事よ、ユグドラシルをオートモードに移行しただけの事、これで我は何も気にする事無く貴様との戦いを楽しめると言う訳だ!!」

 

そう言ってシェムハは俺に向かって来る

 

「ユグドラシルのオートモードなど5000年前には持ち合わせていなかった筈だ!」

 

「そうさな、だが人と同じで我も進化は続けていると言う事だ」

 

(こうなるとこの星がユグドラシルに包まれるのも時間の問題だ。何としてでもそれは阻止する)

 

そう考えながら俺はシェムハとの戦いを続けた

 

〜ルシフェルside out〜




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