戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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234話

〜響side〜

 

「響!!」

 

「未来!?どうして此処に」

 

私達がキャロルちゃんの居る場所に向かっていると未来が神獣鏡を纏って来る

 

「弦十郎さんから神獣鏡の使用の許可が降りたの、私も戦うよ響」

 

「うん、一緒に戦おう未来」

 

そう言って私達は再びキャロルちゃんの居る場所に走る

 

「キャロルちゃんとエルフナインちゃんなんだよね?」

 

「ああ、そこの奴の事も聞きたいが色々は後回しだ」

 

キャロルちゃんの目線の先にはカマエルのファウストローブを纏う湊君が居た

 

「湊君」

 

「呪われた力神殺し我の依代たる友の前に何とする」

 

「誰かを困らせる誰かが居るのなら私は止めるこの拳で!」

 

「俺達8人が揃った今なら神の力を覆せる、神獣鏡を纏う装者は後方にて隙を狙いカマエルのファウストローブを解け行くぞ!」

 

キャロルちゃんの言葉に頷き私達はシェムハに向かって行った

 

「アテネ様…貴方のお力お借りします。はあ!」

 

キャロルちゃんの錬金術がシェムハの障壁に防がれる中に湊君は武器を槍と盾に変え槍を投げる

 

「くっ!声を重ねて力をましたか…!」

 

障壁が破られキャロルちゃんの錬金術がシェムハに命中して直ぐに湊君の投げた槍がシェムハに向かって行くが槍はシェムハによって弾かれる

 

「アイギス」

 

「そう、あらゆる邪悪、災厄を払う魔除けの能力を持つアテネ様のアイギスであればあの人を傷つけずに助けられる!」

 

「だが!まさか…」

 

シェムハはダメージの無力化をしようとしたが失敗に終わる

 

「不条理の執行に無力化されない」

 

「これなら行ける!」

 

そう言ってマリアさんと切歌ちゃんと調ちゃんが同時に攻撃する

 

「はぁぁあ!」

 

「ふっ」

 

翼さんの攻撃をシェムハは光剣で受け止める

 

「一度離脱しろ!」

 

「ああ!」

 

翼さんがシェムハから離れるとキャロルちゃんは弦でシェムハを拘束する

 

「ふっ」

 

翼さんが斬りかかろうとするとシェムハは笑い光を放つ

 

「まさか神獣鏡の輝きを!」

 

「こっちが神殺しのであれば向こうはシンフォギア殺しなのデス」

 

「そんな話はどうでも良いので闘ってください」

 

神獣鏡の輝きに驚く切歌ちゃんと調ちゃんに対して湊君はそう言う

 

「「はぁぁあ!」」

 

マリアさんと湊君がシェムハに同時に攻撃するとシェムハの障壁は破れる

 

「本当に効いてやがるこれってエクスドライブの力なのか?」

 

「違うだけどまるで位相差障壁を突破するかのように」

 

すると赤い光が天に向かって伸びそこからシェムハが姿を現す

 

「湊を依代とするシェムハは」

 

「此処からが本気みたいデスよ」

 

「我が欲したのは権利や力などではない、その先にある未来だ!」

 

シェムハはそう言って無数の生き物を生み出す

 

「我らであっても独立した個を備える以上擦過して激突するそれでは完全なる存在とは言えぬ神とはちゃんちゃら、故に我はこの実験場にてこの統合を試み夢と見た」

 

「はあ!」

 

シェムハの撃った光線を湊君は盾を巨大化させて防ぐ

 

「皆!ぐあ!」

 

「誰もが痛みに傷つき、分かり合えぬ夜に涙しない未来の為に」

 

「湊君!!」

 

「もう遅いたった今この依代は我を受け入れた!」

 

「そんな!?「そんなのは嘘!!」え?」

 

そう言ったのは私への攻撃を打ち破った湊君だった

 

「あの人がシェムハ貴方を受け入れる事は絶対にない!心の牢獄に閉じ込め無理矢理体の自由を奪っている貴方を受け入れるなんて!」

 

そう言って湊君はシェムハに向かって行く

 

「彼奴が抑えてる今が好機だ!」

 

『オーバーブレイブ!!』

 

私達も7人の力を重ねてシェムハに向かって行く

 

「未来を!!「呪われた拳でお前は俺を殺すのか」は!」

 

一瞬湊君の姿になりそう言うシェムハの姿に一瞬力が緩むでも

 

「あの子はそんな事は言わない!!」

 

「そうデス!」

 

「湊ならこんな時はきっと」

 

「「「自分を殺してでも敵を撃て!!」」」

 

マリアさん達3人の言葉に後押しされ私はシェムハに向かって拳を撃ち込む

 

「ふっ」

 

攻撃が当たる直前にシェムハが笑うと私達の前に現れたのはユグドラシルだった

 

「ぐあ!」

 

シェムハは私達の後ろに回り込んで私達にカマエルの炎を放つ

 

「どうして…」

 

「此奴の力を借りたまでよ、便利よのう自由に姿を変えられると言うのは」

 

まさか湊君の力を使ってユグドラシルを自分に見えるように

 

「無粋に足掻く、だが責めて散り際は白銀に煌くが良い!」

 

「ふっ!」

 

シェムハの光線が当たる直前湊君が私達の前に出て盾を巨大化させる

 

「アイギスか、だが乱発叶わぬこの力にいつ迄耐えられるか」

 

「湊君…「僕はただアテネ様からの遺言を守っているだけです」遺言…」

 

「人は守る価値のある生き物だと、そして自分の命はとうに尽きるので僕に守って欲しいとそう仰いました!信じて下さいアイギスを!その思いがアイギスの力をより強くします!」

 

思いが強くする…

 

「皆!」

 

私が呼びかけると皆は頷く

 

「たく…しゃあねえな」

 

「ああ、だが立花らしい」

 

「ええ…本当に」

 

「そうデスよ」

 

「うん」

 

「全く、お前は」

 

皆はそう言って立ち上がる

 

「響」

 

「未来…うん」

 

私の隣に来た未来が私の手を繋ぐ

 

(もう直ぐ皆で助けに行く、だから待っててね湊君)

 

〜響side out〜




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