戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「少し良いかしら?」
ショッピングモールから帰り夕食も食べ終えた後そんな声と共に俺の使ってる部屋がノックされた
「良いぞ」
俺がそう言うと俺の部屋をノックしたヴァネッサが入ってくる
「何の用だ?」
「エルザちゃんとミラアルクちゃんの事よ。ありがとう貴方のお陰で2人共は元の人間の姿に戻る事が出来つつあるわ」
「エルザの方はもう大丈夫だろ。後はミラアルクだな、明日には元の人間の姿に戻るだろう。つうかエルザの奴が早すぎんだよ、初っ端で人間の姿に戻る何て今までなかったからな」
まああそこまで小さい奴も初めてだったから恐らくは身長なんかも関わって来るんだろうな
「アランの件はどうなっているの?」
「今朝連絡を取った。俺を抜きに装者達と話し合うそうだ」
「そう、こう言うのもおかしな話だけど…私はもっと早く貴方や彼女達に出会いたかった。少なくともパヴァリア光明結社で怪物として扱われたあの時よりも真面な生き方を出来ただろうしアランも生物兵器をあんなに造らなくて済んだ」
ん?彼奴が生物兵器を造らずに済んだ?
「どう言う事だ?」
「アランは私達を元の人間の姿に戻す為に生物兵器を造っていたの、素直に謝れない彼の代わりに謝罪するわ。本当にごめんなさい」
ヴァネッサがそう言って頭を下げる
「頭を上げろヴァネッサ、こう言っちゃなんだが…俺もこの力にこれまで何度も助けて貰った。そのお陰で生物兵器だって事に悩んで苦しんでいる奴らを救えている。俺みたいな奴でも誰かの役に立てている」
そう言って俺はヴァネッサに通信機の写真を見せる
「これは…」
「今まで俺が助けた元生物兵器だった奴らだ。毎年こうやって1枚は写真が送られて来る」
「そう…見せて貰っても良いかしら?」
ヴァネッサの言葉に俺は頷き通信機の写真を部屋に一面に映し出す
「こんなにも…沢山…」
「ああ、これだけの人間が悩み苦しんでいたんだ」
「私達が馬鹿みたいね、神の力の還元で人の姿に戻ろうだなんて」
ヴァネッサはそう言って涙を流す
「そうでも無いだろ、お前達の考えは確かに良い物とは考え難いだがそれも1つの手段として間違っているとは一概には言えない」
「ありがとう、そう言って貰えるだけでも救われるわ」
ヴァネッサがそう言うと俺の部屋の扉が開かれる
「パパ!一緒に寝よ!」
「ご主人一緒に寝る」
そう言ってパジャマに着替えたルナと葉月が入って来た
「ああ、別に良いぞ断る理由も無いしな」
「それじゃあ私はエルザちゃん達の所に戻るわね」
ヴァネッサがそう言って立ち上がり部屋を出ようとすると葉月がそれを引き止める
「お姉ちゃんも一緒に」
「…仕方ないわね、貴方が寝るまでよ」
「うん!」
ヴァネッサがそう言うと葉月は嬉しそうに笑う
「やっと寝たわね」
「ああ、そうみたいだな」
葉月が布団に入って数分やっと葉月が寝てくれた所でヴァネッサはまた立ち上がる
「それじゃあ今度こそ私はエルザちゃん達の所に戻るわね」
「ああ、葉月が悪かったな」
「良いわよ、お姉ちゃんとして当然の事をしただけだもの」
ヴァネッサはそう言って笑い部屋を出て行った
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