戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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243話

「来たかお前ら」

 

「ええ、早速だけど入れて貰うわよ」

 

「ああ、もう一度釘刺しとくが攻撃するなよ切歌」

 

「しないデスよ!湊の家に入らないなんて絶対に嫌デス!」

 

俺があらかじめもう一度釘を刺すと切歌はそう言う

 

「ん…ん!!」

 

「ミラアルクお前…」

 

俺がマリア達を連れて中に入ると机の上に置いてあったおにぎりがいくつか減っていた

 

「うっうちは食べてないぜ…」

 

嘘つくならもう少し分かり難い嘘をつけ何より

 

「そんな事言ってお前口元に米粒ついてんぞ」

 

「うっ…」

 

俺がそう言うとミラアルクは罰が悪そうな顔をする

 

「てかそいつら何しに来たんだぜ?」

 

「話を誤魔化そうとしてんのがバレバレだがまあ良い、アランの奴の事だ」

 

「そうか、アランなら下に居るぜ」

 

「わかった、それと食べんのは良いがエルザ達の分も残しとけよ」

 

「了解だぜ…」

 

俺はそう言って下に降りて行く

 

「おい居るかアラン」

 

『おお、居るぞ』

 

中からアランの声が聞こえて来たので俺は部屋に入る

 

「んで… S.O.N.G.の連中が俺に何の様だ?」

 

「正直に答えなさい。貴方は何のつもりなの」

 

「そうデス!湊を苦しめた人なんて信じられなくて押しかけたデス!」

 

やっぱ此奴らはルナや琥珀の奴から聞いてるか

 

「それに関しちゃヴァネッサから昨日聞いたお前らも知らない理由がある」

 

「ヴァネッサから…ておいお前まさか!!」

 

アランは俺が何を話そうか理解して俺を止めようとする

 

「て訳だ」

 

「くそったれが…」

 

俺を止めようとするアランの攻撃を尽く交わしマリア達に真実を伝える

 

「そう….ノーブルレッド彼女達を怪物から元の人間に戻す手段を探す為に貴方は」

 

「似てるデスよ」

 

「うん、フロンティア事変の時の私達に似てる」

 

そうあの時の此奴は似ていたんだ武装組織フィーネとして世界を救おうとしていて間違った道を進んだ俺達に

 

「アラン・リヴィアス彼女達は元に戻るの?」

 

「俺に聞くな、それは嬢ちゃん達を元の人の姿に戻した此奴に聞け」

 

アランはそう言って俺を指す

 

「元に戻したの?」

 

「ああ…俺の目的は完全に完成した怪物を元に戻す事だ。そうすれば俺も元の人の姿に戻れるかも知れないからな」

 

「けっ、んな事言ってよ」

 

「何の事だ?」

 

「此奴が俺達の事を引き受けた本当の理由ってのがよ」

 

アランは俺がヴァネッサ達の事を引き受けた理由をマリア達に話した

 

「そう…そんなに大勢の子供達が完全と怪物に完成させられているのね」

 

「ああ…俺が言うのも何だが生物兵器の開発は他国でも数多く行われている。今こうしているうちにもその数は増えてるかもな」

 

アランの発言は正直言って正しい、今も何処かで生物兵器が生まれているかも知れない。それは本拠地を潰さない限り幾らでも増え続ける

 

「少なくとも此奴には嬢ちゃん達を元の人の姿に戻して貰ったんだ。それ相応の事はするつもりだ。勿論気に喰わなければ俺を受け入れる必要はねぇ、そん時は俺は香港に帰るだけだ」

 

アランはマリア達の心の内を探る様にそう言う

 

「わかったわ、この件は明日また司令達と話し合うつもりなのその時に貴方がどうなるのか決まるわ」

 

「そうかよ」

 

アランは興味も無さそうにそう言って機械に向き直る

 

「お前昼も食わないでするつもりか?流石に死ぬぞ」

 

「冗談じゃねえぜ」

 

アランはそう言って部屋を出て行く

 

「俺達も行くぞ」

 

「「「ええ(うん)(デス)」」」

 

アランが部屋を出た後俺達もアランに続いて部屋を出た




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